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「ベネズエラのフルトヴェングラー」エドゥアルド・チバスによるブルックナー後期三大交響曲集(3枚組)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2019年02月08日 18:00

チバスのブルックナー

ベネズエラのフルトヴェングラーが降臨!HOLA BRUCKNER!
エドゥアルド・チバス指揮ベネズエラ交響楽団
ブルックナー:交響曲第7番、第8番、第9番!

ベートーヴェン全集が絶賛発売中の「ベネズエラのフルトヴェングラー」ことエドウアルド・チバスのブルックナーが登場!第7番は、ベネズエラ交響楽団にとっての初演。繊細なストーリー展開が意外ながら、谷間に咲く白百合のような美しい佇まい。弦楽器のささやきはいじらしいまでの異色の名演。第8番もベネズエラ初演という歴史的な演奏会の記録です。高揚を隠そうともしない展開。それでいて第3楽章の目一杯遅いテンポでしみじみした味わいを出すなど、極めて人間臭い土の香りのするブルックナーと申せましょう。第9番は、チバスのブルックナー愛、音楽愛の吐露とでも言うべき私小説的演奏。テンポは中庸より早めであり、シューリヒトを思わせる軽快な疾走すらも感じ取れます。
いずれの演奏も臨場感あふれるライヴ。ヴァイオリンを両翼に配置した古典配置で対位法を強調したもの。ベネズエラ交響楽団は創立70周年を超えた名門でフルトヴェングラーも客演したことで知られます。今年はさらにブラームス、シューベルト、ワーグナーが予定されております。
(東武ランドシステム)

エドゥアルド・チバス

エドゥアルド・チバス
 エドゥアルド・チバスは、1992年にベネズエラ交響楽団でワーグナー「マイスタージンガー」を指揮して以降、国際的なオーケストラ指揮者としての道を着実に歩んでいる。

 その好個の例は、ベネズエラで制作されたベートーヴェンの交響曲全集の最初のCDセットであり、全てカラボボ【ベネズエラ中心部の州】交響楽団を指揮してライヴ録音されたものだ。カメラータ・ザルツブルクの音楽監督で、カラカスを2度訪れたシャーンドル・ヴェーグは、彼を次のように評している。「エドゥアルド・チバスは、ベートーヴェンに対する強い親和性と、彼独自のメッセージ性をそなえている」

 後に、カメラータ・ザルツブルクに客演指揮者として招かれ、1999年、ポルトガル北部のオーケストラにも招かれた。2005年、ベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲を、ブラジルのピアニスト、ルイツ・デ・ムーラ・カストロとベネズエラ交響楽団との共演でライヴ録音した。

 2007年11月、ドイツに招かれ、バイエルン州、レーゲンスブルクでベートーヴェンの第4、第7交響曲を指揮し、地元紙で絶賛された。《ドナウポスト》紙は、「エドゥアルドは、オーケストラから強烈なエネルギーを発散させた」と書いた。

 エドゥアルド・チバスは自身が指揮したベートーヴェンの交響曲集、およびピアノ協奏曲集で知られている一方、もうひとりの偉大な交響曲作曲家――アントン・ブルックナー――とも結び付けられている。2004年5月、エドゥアルド・チバスはベネズエラ交響楽団で、同団では初演となるブルックナーの第7交響曲を指揮した。2005年、第8交響曲を同団で指揮し、ベネズエラでこの大作の初演として話題を呼んだ。2007年、ブルックナーの第9番が、これもベネズエラでの初演として取り上げられた。

 第7、第8番のライヴ録音は、《ファンファーレ・マガジン》のような国際音楽情報誌で称えられた。同誌の2007年1/2月号で、次のように書かれた。「エドゥアルド・チバスはアントン・ブルックナー作品の極めて好意的で強力な解釈者であることを証明している。彼のビジョンは明らかに彼独自のものだ、しかしそのビジョンは、ブルックナーの偉大な解釈者としてよく知られる巨匠たち・・・フルトヴェングラー、ヨッフム、カラヤン、クレンペラー、クナッパーツブッシュ、ヴァントらと本質的に引けをとらないものだ」

エドゥアルド・チバスは1948年11月27日キューバのハバナで生まれた。幼い内に家族と共にアメリカに亡命しアメリカ国籍を得る。ニューヨーク、コロンビア大学の応用数学科とオペレーションズ・リサーチ科で理学士、理学修士の学位を得た。1971年以降ベネズエラに在住。実業家としても高名であり、1976年には、広告代理店、AWナスカ・サーチアンドサーチを設立し、代表を務めている。ベネズエラのワーグナー協会の会長でもある。
(東武ランドシステム)

「ブルックナー後期三大交響曲集」

【曲目/録音】
交響曲第7番(録音:2004年5月27日)
交響曲第8番(録音:2005年11月10日)
交響曲第9番(録音:2007年6月7日)

エドゥアルド・チバス(指揮)
ベネズエラ交響楽団

録音:2004~2007年ホセ・フェニックス・リバス ホールにおけるデジタル・ライヴ録音