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サカリ・オラモ&オストロボスニア室内管が振るロシアの弦楽オーケストラ作品集!(SACDハイブリッド)

オラモ

つややかで美しい響き、ロシアの弦楽オーケストラ作品集

ロイヤル・ストックホルム・フィルの首席指揮者を務めるサカリ・オラモが故国フィンランドのオストロボスニア室内管を振ってのロシアの弦楽オーケストラ作品集。
内容の大半は編曲で、バルシャイが編曲したプロコフィエフの「束の間の幻影」と、現代フィンランドの作曲家ヨウニ・カイパイネンによるスクリャービンの前奏曲集がメインとなっています。どちらもオリジナルはピアノ曲で、両者の初期作品。
プロコフィエフは全20曲のうち15曲、スクリャービンは全24曲中13曲が選ばれ編曲され、曲順も変えられています。

スクリャービンの前奏曲集Op.11 は、まだ神秘主義語法を確立する前のもので、ショパン風な繊細さと初期スクリャービンならではの透明な叙情が美しい作品。
オラモの歌い回しとつややかな弦楽オーケストラの響きで新たな魅力が発見できます。

スクリャービンの師だったアレンスキーの「チャイコフスキーの主題による変奏曲」は、もともと弦楽四重奏曲第2番の第2楽章として作ったものをアレンスキー自身が弦楽合奏用に編曲しました。チャイコフスキーの歌曲「伝説」Op.54の5を主題に、ロシア的な情感豊かな変奏が繰り広げられます。

最後に収められたチャイコフスキーの「エレジー」はオリジナルの弦楽オーケストラ曲。歌劇「エフゲニー・オネーギン」初演の演出を務めたイワン・サマーリンのお祝いに書きながら出版を許可せず、サマーリン逝去の際に「サマーリンの思い出のエレジー」として世に出ました。
(キングインターナショナル)

『ロシアの仮面舞踏会』
【曲目】
1.プロコフィエフ(バルシャイ編):束の間の幻影(全15曲)
2.スクリャービン(ヨウニ・カイパイネン編):前奏曲 Op.11より(全13曲)
3.アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲 Op.35a
4.チャイコフスキー:エレジー

【演奏】
サカリ・オラモ(指揮)
オストロボスニア室内管弦楽団
【録音】
2017年12月、スネルマン・ホール(フィンランド)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2019年04月12日 00:00