Tangerine Dream（タンジェリン・ドリーム）、SHM-CD紙ジャケット再発シリーズ

タンジェリン・ドリームが1974年から1979年の間にヴァージン・レコードで発表した音源の中から『フェードラ』『ルビコン』『リコシェ』『ストラトスフィア』に、それぞれ未発表のデモ、ライヴ音源をボーナス・ディスクとして追加したエクスパンデッド・エディションとして発売。オリジナル・アルバム4枚は、ファースト・ジェネレーションのマスターテープから新しくリマスターされた音源で、それぞれボーナス・トラックを収録。

仕様：
未発表音源収録のボーナス・ディスク付／英国初回盤LPをミニチュア再現した紙ジャケット仕様／日本初回盤LP帯をミニチュア再現した巻き帯付／2019年最新リマスター／解説付／完全生産限定盤

1974年発表。彼らの“ヴァージン・イヤーズ”の幕開けを飾る作品にして通算5作目が3枚組エクスパンデッド・エディションとして登場。ギリシャ神話におけるミノス王の娘の名を冠した本作は全英チャート5位にまで上り詰め、その名を世界中に轟かせることになった。ディスク1には本編とスティーヴン・ウィルソンによる2曲のリミックスを収録。ディスク2、3には1973年11月に録音されていた8曲の未発表アウトテイクが収められている。    

1975年発表。シーザー戦記で知られるルビコン川をテーマにシンセサイザーやシーケンサーを駆使してつくりあげた大作が、鬼才スティーヴン・ウィルソンの新ミックスを採用した2枚組エクスパンデッド・エディションとして登場。ディスク1には本編と「ルビコン」（エクステンデッド・イントロダクション）を収め、ディスク2には1974年7月に制作されながらも未発表だったサウンドトラック『オディプス王（Oedipus Tyrannus）』の6曲を収録。

1975年発表。1975年8月～10月にかけて行なわれたヨーロッパ・ツアーからイギリスとフランスでの音源を纏めた圧巻のライヴ・アルバムが2枚組エクスパンデッド・エディションとして登場。ディスク1には本編とスティーヴン・ウィルソンによる2018年ステレオ・リミックスを収録。ディスク2にはこれまで未発表だった1974年6月16日にロンドンのヴィクトリア・パレス・シアターで開催されたコンサートのパート1が収められている。

1976 年発表。エレクトロニック・ロック・バンドのスタイルで発表された通算6作目の2枚組エクスパンデッド・エディション。ディスク1には75年にBBC2で放送されたもののサウンドトラックの発売が見送られた『コベントリー大聖堂 （Coventry Cathedral）』の全編およびそこからカットされる予定だった2曲のシングル・エディットを収録。ディスク2には1974年10月27日、ロンドンのレインボー公演での未発表ライヴ音源が収められている。

タンジェリン・ドリーム、73年～79年のキャリアを総括したウルトラ・デラックス・ボックスセット＞＞＞