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リヒテルのレア音源!ブーレーズとのストラヴィンスキー、バレンボイムとのドビュッシー

リヒテル・ディスカヴァリーズ︕ Vol.2

リヒテルの珍しい音源を復刻しているパルナサス・レーベルより、またまた注目盤がリリースされます。何れも海外の私家版CDRでしか出ていなかったもので、1983年にバレンボイム指揮パリ管と共演したドビュッシーの“幻想曲”、ブーレーズ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランと共演したストラヴィンスキーの“ムーヴメンツ”と“カプリッチョ”を中心としたプログラムで、“幻想曲”と“カプリッチョ”はリヒテルの唯一の演奏機会となったものです。“ムーヴメンツ”も他に1種の録音が確認されるだけの珍しいもの。カップリングの小品2曲も他に正式リリースの無い作品です。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

リヒテル・ディスカヴァリーズ! Vol.2
 ドビュッシー(1862-1918):ピアノと管弦楽のための幻想曲(*)
 ストラヴィンスキー(1882-1971):
  ピアノと管弦楽のためのムーヴメンツ(+)
  ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ(#)
 ラフマニノフ(1873-1943):
  ピアノのためのサロン小品集 Op.10 から 舟歌 ト短調(No.3)(**)
 スクリャービン(1872-1915):
  ピアノのための4つの小品 Op.56 から 皮肉(++)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
パリ管弦楽団(*)
ダニエル・バレンボイム(指揮(*))
アンサンブル・アンテルコンタンポラン(+/#)
ピエール・ブーレーズ(指揮(+/#))
録音:1983年6月18日(**)、同25日(*)、1985年6月29日(+/#)、トゥール(Tours)、フランス(*/+/#/**)
    1993年6月8日、ローマ、イタリア(++)

※ Parnassus レーベルによれば、(*)(#)はリヒテルが一度しか演奏したことのない作品で初出録音、(**)(++)はリヒテルの演奏として初出の録音、(+)はリヒテルの演奏として発売される2つめの録音とのことです。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年07月17日 12:00