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ウィーン・フィル首席シュッツと名手たちによる武満徹、福島和夫、マデルナ、ベリオ、メシアン

シュッツの20世紀作品集

ウィーン・フィル首席シュッツと名手たちによる武満徹、福島和夫、マデルナ、ベリオ、メシアン

「シュッツは、どの作品でも彼の持つ暖かい音色を失うことなく、雄弁に聴かせてくれる。彼の手によって、難解と思われていた現代音楽が、愛すべきクラシック音楽のレパートリーになったと言っても過言ではないだろう」佐伯茂樹(CDブックレットより)

ウィーン・フィル首席奏者でソリストとしても活躍するシュッツが、20世紀のフルート名作を収録。実演では現代曲も積極的に採り上げ各方面で高く評価されている彼が、カニーノ、高橋アキなど共演者にも名手たちを得て、現代の銘品を鮮やかに描き出します。
(カメラータ・トウキョウ)

マデルナ:甘い夢~20世紀のフルート音楽/カール=ハインツ・シュッツ

(1)B.マデルナ:甘い夢(1961)
(2)L.ベリオ:セクエンツァ Ⅰ(1958)
(3)福島和夫:伽陀迦盧那(1959/1961)
(4)福島和夫:冥(1961)
(5)O.メシアン:黒つぐみ(1951)
(6)武満徹:声(ヴォイス)(1971)
(7)武満徹:雨の呪文~フルート、クラリネット、ハープ、ピアノ、ヴァイブラフォンのための(1982)

【演奏】
カール=ハインツ・シュッツ(フルート)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)(1)(3)
高橋アキ(ピアノ)(5)(7)
四戸世紀(クラリネット)(7)
篠﨑史子(ハープ)(7)
山口恭範(ヴァイブラフォン)(7)
録音:2017年5月/イタリアほか

カール=ハインツ・シュッツ(フルート)
インスブルックに生まれ、フォアアールベルク州立音楽院でエヴァ・アムスラーに、リヨン国立高等音楽院でフィリップ・ベルノルドに、スイスでオーレル・ニコレに師事。カール・ニールセン国際フルート・コンクール(1998年)およびクラクフ国際フルート・コンクール(1999年)で優勝。ウィーン国立歌劇場ならびにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者を2011年より務めている。また、2000年から2004年までシュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団で、2005年から 2011年までウィーン交響楽団で首席フルート奏者を務めた。 ヨーロッパ各地や日本でソリストとして、ウィーン・フィル、ウィーン響、NHK交響楽団、東京交響楽団、札幌交響楽団等と協演。またダニエル・バレンボイム、ファビオ・ルイジ、ヤコフ・クライツベルク、ディミトリー・キタエンコ、ベルトラン・ド・ビリーなどの指揮者に、彼らの演奏会のソリストとして招待されている。
室内楽にも熱心に取り組んでおり、バロックから現代に至る様々なアンサンブルのメンバーとして活躍。2013年よりヴォルフガング・シュルツの後を継ぎ、アンサンブル・ウィーン=ベルリンとウィーン・リング・アンサンブルに加入。
ウィーン・コンセルヴァトリウム私立音楽大学のフルート科教授、さらにいくつかの学校の客員教授として教鞭をとっている。ヨーロッパ各地や日本(草津アカデミー)でマスタークラスを行うほか、レコーディング・アーティストとして、とりわけカメラータ・トウキョウで活動しており、モーツァルト、バッハ、シューベルト、プロコフィエフ、ブ
ラームス等のCDをリリースしている。サー・ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの CD「20世紀のコンチェルト・グロッソ」をシャンドスからリリースしている。ランデックの「ホリゾンテ」で芸術監督を務めている。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年08月08日 12:00