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ル・ポエム・アルモニークの新録音!アッレーグリの“ミゼレーレ”を含むイタリアのバロック声楽作品集


[Alpha Classics 公式チャンネルより]

同時代作品とともに解き明かす、バロック本来の「ミゼレーレ」

Alphaレーベルを創設期から盛り上げてきたフランス随一の古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク待望の新譜……久々の本格的なイタリア・バロック新録音です。

中心をなす演目は、アッレーグリの『ミゼレーレ』――モーツァルトが暗記して記譜するまで楽譜が門外不出だったことで知られるこの作品に、可能なかぎり17世紀に書かれた当初の響きで迫ろうとするうち、プログラムはいつしかイタリア初期バロック最大の音楽拠点でもあったローマの作曲家たちの世界へ。微妙な半音階や暗喩的な音使いが驚くほど官能的な、なまめかしい音で信仰心をかきたてる初期バロック特有の音世界がいかに魅力的か、肌感覚で伝わる至芸を存分に味わえます。

録音デビュー当初から重点的にイタリア初期バロックの知られざる音世界を探り、2003年の『ノヴァ・メタモルフォージ』で17世紀ミラノの独特なア・カペラ教会音楽世界に迫ってみせたル・ポエム・アルモニーク、今回のメンバーには初期からの腕利き器楽陣に加え、声楽パートは長年の演奏仲間であるブノワ・アルヌーやヤン・ファン・エルサッケルらだけでなく、近年ますます躍進めざましいエヴァ・ザイシクのようなソリストも!
アッレーグリがいかに同時代人モンテヴェルディのバロックな音世界の近くにいたか、当時の宗教的替歌なども織り込みながら聴かせる注目のプログラムです。
(ナクソス・ジャパン)

『ANAMORFOSI~ローマと北イタリアのバロック声楽芸術』~アッレーグリ:ミゼレーレ、モンテヴェルディ、他
【曲目】
1-5) ミゼレーレ(神よ、わたしを憐れんでください) アッレーグリ
6) 翼のある伝令が ロッシ
7) これほどまでに甘美な苦しみ モンテヴェルディ
8-10) 主よ、どうかあなたの激しい怒りを 作者不詳
11) わたしたちの命は短い マッツォッキ
12) シンフォニア~『天国の劇』より アッバティーニ
13-14) 誰が無垢なる日々を取り戻し得ようか マラッツォーリ
15) アリエッタ「ああ、かくも強く眠りが」 マラッツォーリ
16) マリア、なぜ泣いているのですか モンテヴェルディ&コッピーニ
17) 過越の祝いに モンテヴェルディ&プローフェ

クラウディオ・モンテヴェルディ(1567~1643)
アクィリーノ・コッピーニ(生年不詳~1629)
グレゴリオ・アッレーグリ(1582~1652)
アンブロージオ・プローフェ(1589~1661)
ドメーニコ・マッツォッキ(1592~1665)
アントニオ・マリア・アッバティーニ(1595~1679)
ルイージ・ロッシ(1597~1653)
マルコ・マラッツォーリ(1619~1662)

【演奏】
デボラ・カシェ(ソプラノ)
マルト・ダヴォ(ソプラノ)
エヴァ・ザイシク(メゾソプラノ)
アナイス・ベルトラン(アルト)
ニコラス・スコット(テノール)
ヤン・ファン・エルサッケル(テノール)
マルク・モイヨン(バリトン)
ブノワ・アルヌー(バリトン)
ヴィルジル・アンスリ(バス)

ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
[メンバー]
ミラ・グロデアヌ(ヴァイオリン)
フィオーナ=エミリー・プパール(ヴァイオリン)
アドリアン・マビール(木管コルネット)
ルカス・ペレス(リローネ)
フランソワーズ・エノク(ヴィオローネ)
サラ・アゲダ(バロックハープ)
マルアン・マンカル(オルガン)
ヴァンサン・デュメストル(テオルボ&総指揮)

【録音】
2018年6月、ボーム=レ=メシュー大修道院跡

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説付き]
解説・歌詞日本語訳:白沢達生

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年08月09日 00:00