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ワルター全ステレオ録音SA-CDハイブリッド・エディション第3弾~ブルックナー:交響曲集&ワーグナー:管弦楽曲集

ワルターのブルックナー&ワーグナーSACD

全音楽ファン待望!
20世紀の巨匠指揮者ブルーノ・ワルター。
聴く者に限りない音楽の愛の力を与えてくれた、
滋味深い最晩年のステレオ録音の全貌。
最新リマスタリング+SA-CDハイブリッド。

ブルーノ・ワルター(1876-1961)がその晩年である1957年~61年にかけて残したステレオ録音は、この20世紀最大の巨匠指揮者による膨大なディスコグラフィの中でも最重要の演奏であり、その長い音楽活動のさまざまな経験と深い洞察とが結実した、文字通り録音の「世界遺産」ともいうべき名盤ぞろいです。

ワルターの全ステレオ録音を作曲家別に体系的にリイッシューする当シリーズは、オリジナル・アナログ・3トラック・マスターから1998年以来21年ぶりに新規リミックス&リマスターを行ない、21世紀となった現在に、オリジナル・マスターのサウンドを蘇らせます。第3弾は、ワルター最晩年の至宝であるブルックナーの交響曲3曲(第4・7・9番)と、ドイツ・ロマン派の神髄ともいうべきワーグナーのオーケストラ作品を収録。DISC5には、「ジークフリート牧歌」のリハーサル風景と1966年のプロモーション用レコードの音源を収めています。リハーサルでは、ワルターが愛奏し、生涯で6回ものセッション録音を残している曲だけに、あらゆる音符に血の通った表現を浸透させていく神業ともいうべき手腕を目の当たりにすることができます。

ステレオ録音のリマスター
今回のリマスターに当たっては、ペンシルヴァニア州の山中にある広大なテープ・アーカイヴで厳重な温度・湿度管理のもと保管されているオリジナル・アナログ・3トラック・マスターの現物をすべてニューヨークの私のスタジオに取り寄せ、極めてデリケートなアナログ・テープを丁寧に修復した上で、最適の条件で慎重にプレイバックして音採りし、ステレオへのリミックスを新たに行いました。CD最初期のジョン・マックルーアが携わった伝説的なリマスターCD以来、CD時代には少なくとも2回は新たなリマスターが行われてきましたが、初出LPも含め、高域やセンターチャンネル(主に木管パートを収録)を強調したリミックスがされており、低域の薄い明るいサウンドはワルター=コロンビア響の特徴として認識されることになりました。しかし実際にマスターに収録されているのは、重心の低い落ち着いたサウンドで、ワルターが志向したヨーロッパ的な重厚な響きといってもよいものです。今回のリマスターに当たってはこうした過去のLPマスターやCDを聴き比べた上で、このオリジナル・マスターに記録されていたサウンドを損なうことなく再現することに力を注ぎました。インターナショナル企画では通常CDとして、日本ではハイブリッドディスクとしてリリースされることになっています。
――アンドレアス・K・マイヤー(マイヤー・メディアLLC)
(ソニーミュージック)

[収録曲,曲順未定]
[ ]内は録音年月日
DISC 1 (ハイブリッドディスク)
ブルックナー
1-4交響曲 第4番 変ホ長調 WAB104 「ロマンティック」[1878,80年第2稿、ハース版] [録音:1960年2月13日、15日、17日&25日]

DISC2 (ハイブリッドディスク)
ブルックナー
1-4交響曲 第7番 ホ長調 WAB107[原典版] [録音:1961年3月11日、13日、19日、22日&27日]

DISC3 (ハイブリッドディスク)
ブルックナー
1-3交響曲 第9番 ニ短調 WAB109[原典版]  [録音:1959年11月16日(第1楽章)&18日(第2・3楽章)]
ワーグナー
4ジークフリート牧歌 [録音:1959年2月27日]

DISC4 (ハイブリッドディスク)
ワーグナー
1楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 第1幕への前奏曲 [録音:1959年12月4日]
2歌劇「さまよえるオランダ人」 序曲 [録音:1959年2月20日]
3舞台神聖祭典劇「パルジファル」 第1幕への前奏曲と聖金曜日の奇跡 [録音:1959年2月25日]
4歌劇「タンホイザー」 序曲とヴェーヌスベルクの音楽 [録音:1961年3月24日&27日]
5歌劇「ローエングリン」 第1幕への前奏曲 [録音:1959年2月27日]

DISC5(通常CD)
1ワルター・イン・リハーサル~ワーグナー:ジークフリート牧歌 [録音:1959年2月27日]

「ブルーノ・ワルターの名盤へのお誘い」
(米コロンビアのプロモーション用レコード SDG3、1966年秋) ナレーション部分:日
本初発売音源
2ナレーション「ブルーノ・ワルターのレコードのコレクターには嬉しいお知らせです」
3ワーグナー:ジークフリート牧歌(リハーサル風景)[抜粋][録音:1959年2月27日]
4ワルターの語り「マーラーとブルックナーなしの人生はあり得ませんでした」[録音:1956年2月23日]
5ナレーション「レコーディング・プロデューサーのジョン・マックルーアが」
6ベートーヴェン:交響曲第9番~第2楽章[抜粋][録音:1959年1月26日&29
日]
7ナレーション「ブルックナーの交響曲第4番『ロマンティック』のスケルツォは」
8ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」~第3楽章[抜粋][録音:1960年2月13日、15日、17日&25日]
9ワルターの語り「私にはブラームスを理解するためのたくさんの道がありました」[録音:1956年2月23日]
10ナレーション「次の作品はブラームスです」
11ブラームス:大学祝典序曲[抜粋][録音:1960年1月16日]
12ナレーション「モーツァルトの交響曲第40番をお聴きしましょう」
13モーツァルト:交響曲第40番~第4楽章[抜粋][録音:1959年1月13日&16日]

[DISC4]
4.オクシデンタル・カレッジ・コンサート合唱団
[合唱指揮:ハワード・スワン]

コロンビア交響楽団
指揮:ブルーノ・ワルター

DISC 1~4 ステレオ,SA-CDハイブリッド(SA-CD層は2ch)
DISC 5 モノラル,通常CD

[録音場所]ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール(在郷軍人会ホール)
[オリジナル・レコーディング・プロデューサー]ジョン・マックルーア、トーマス・フロスト
[オリジナル・アナログ・マスターのトランスファー、リミックス、リマスター]アンドレアス・K・マイヤー(マイヤーメディアLLC)