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〈Freedom Records〉originalデザイン紙ジャケット復刻

60年代から70年代にかけ、沈滞したジャズ・シーンに新たなる生命を吹き込んだインディペンデント・レーベル、Freedom衝撃の復刻!

仕様:originalデザイン紙ジャケット
本体価格:¥2,300(税抜)

【Freedom Records】
多くの問題作を提供してきた英国人プロデューサー、アラン・ベイツによってBlack Lion傘下で設立されたアヴァンギャルド系ジャズを主としたレーベル。60年代後半から70年代にかけてのもっとも充実した音楽表現として、低迷と沈滞に陥りがちだった当時の状況を見事に打破して、ジャズ・ミュージックの気息と律動と生命力を十分に発揚させ、その後のブラック・ミュージックやロフト・ジャズへの影響、そして現ジャズ・シーンへと繋がる功績は大きい。50タイトルほどのカタログを有し、その中にはレーベル設立以前にアラン・ベイツがPolydor、Debut、Fontanaなどで関わったアルバムの権利を後に買い取ったものも含まれる。

「フリージャズの爽快感を知らずにジャズを聴き続けるのは楽しみを半減、いや、四分の一に減らす。もったいないことだ。ぜひこの作品を聴いた方は、平原のように広がっているFreedomの自由な園へ足を踏みこんで欲しい」・・・・瀧口譲二(ライナーより)


2019年12月11日発売3タイトル

ドゴンA.D. / ジュリアス・ヘンフィル

BAGの主要メンバーであり、デヴィッド・サンボーンやティム・バーンの師匠としても知られるサックス奏者、ジュリアス・ヘンフィルの代表作が初期オリジナル・デザイン紙ジャケットで復刻!

「録音から半世紀近く経った今、このアルバムはフリージャズのクラシック、いわゆる名盤の一枚になっているにもかかわらずアナログ盤は高騰し、2011年にアメリカから限定発売されたCDも入手が難しく、聴きたくてもなかなか聴けない状態でした。そんな中での今回の再発、私のあまり当てにならない記憶によるとアナログ時代を含めて日本初リリース。さらにArista盤では変更されたジャケットをオリジナルのMbari盤に戻しての再発は世界初*4といううれしいおまけ付き。この再発で『Dogon A.D.』を1人でも多くの人に聴いていただき、さらなる再評価につながることを期待します。」・・・・片岡文明(ライナーより)


【収録曲】
1. ドゴンA.D.
2. ライツ
3. ザ・ペインター

 

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アンダー・ザ・サン / ヒューマン・アーツ・オブ・アンサンブル

BAGを代表するユニット、ヒューマン・アーツ・アンサンブルがAACMとの交流から生まれた重要作。アフガニスタンの民謡をベースにしたプリミティヴなリズムとグルーヴィーな演奏は21世紀の耳にも新鮮に響く。500枚限定の初回自主制作盤デザインでの世界初リリース!

「本作からは当時のアフリカ系アメリカ人が演奏するフリージャズ に付きまとう政治的な臭いがあまり感じられません。たまたま聴いたアフガニスタンやペルシャの旋律を単純に気に入ってみんなで演奏してみました、というような音楽が本来持っている楽しさ面白さにあふれています。あまり堅苦しくなく、やや緩いノリの良さが今の時代に合っているのでしょうか、BAGが再評価されていると聞きます。そんな時期に久しぶりの、それもオリジナルジャケットに戻しての再発はタイムリーで意義のある復刻です。」・・・・片岡文明(ライナーより)


【収録曲】
1, ラヴァーズ・デザイアー
2. ハズラット、ザ・スフィ

 

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NTU:創造の起点 / オリヴァー・レイク

BAGの設立者であり、後にニューヨークのロフト・シーンを牽引したオリヴァー・レイクがピアニストのジョン・ヒックスのプロデュースによりセントルイスに残した初リーダー作。 ジャイル・ピーターソン監修コンピにも収録されていた土着系アフロ・スピリチュアル楽曲”Africa”はじめ今こそ聴きたいスピリチュアル・ジャズの名盤。

その後ジュリアス・ヘンフィル、デヴィッド・マレイらとワールド・サキソフォン・カルテットの結成やビョークのアルバムに参加など幅広いジャンルで活躍し、また教育者としてもジョン・ゾーンはじめ多くのミュージシャンを世に送り出している。


【収録曲】
1. アフリカ
2. セ・レーン
3. エレクトリック・フリーダム・カラーズ
4. エリイ
5. ジップ


2019年11月22日発売3タイトル

ポルト・ノーヴォ / マリオン・ブラウン

“ジャズ10月革命”の中心メンバー、マリオン・ブラウンのリリシズム溢れるスピリチュアル・ジャズ。初回オリジナル・デザインでのCD化は世界初!

「ジャケットは憂いを秘めたマリオン・ブラウンがこちらをじっと見つめています…。当時ダホメー共和国の首都名でもあったアルバム名『ポルト・ノヴォ』は、<新たな出発港>とも読み取れるのです。本作のオリジナルLPは僅かの枚数しか入荷がなく、とりわけ高価だった欧州盤を購入出来た時の喜びは…昨日のことのように覚えています。Wジャケットを見開いてもミュージシャン表記はなく(小さな印字のライナーノーツ内でようやく判明)、恐るおそる針を降ろすと、あの激しくも艶やかなアルトサックスの音色に、後ろで強打している個性的なドラムス、これはもうハン・ベニンクではないですかぁ!」・・・・泉秀樹(ライナーより)


【収録曲】
1.シミラー・リミッツ
2.サウンド・ストラクチャー 
3.インプロヴィゼーション
4.QBIC
5.ポルト・ノーヴォ

 

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ハンバ・カール! / ガト・バルビエリ&ダラー・ブランド

アルゼンチン出身のガトー・バルビエリと南アフリカ出身のダラー・ブランド。二人のコラボレーションから生まれた心に沁みる魂の対話。以前「Confluence」としてCD化されたアルバムが美しいモデルを起用した初回レア・カヴァーでの世界初CD化!

「ある意味で牧歌的と言っていいような優雅な空間も創り出しながらも、ガトーの絞り出すテナーがこの時代へ引き戻してくれる。ポスト・コルトレーンの時代の混迷が静かに伝わってくる。フリージャズの次に来るのは何になるのか、不安ながらもミュージシャンたちは自らの心の混迷を素直に表出していた。ガトーのフリージャズ時代三部作、いずれも捨てがたい魅力的な作品だ。“哀愁のヨーロッパ”でソフトメロウなジャズの人気を呼んだガトー、こんなハイテンションな時代もあったのだ。今回は内容に相応しいオリジナルジャケットでの登場だ!」・・・・瀧口譲二(ライナーより)


【収録曲】
1. アロエと野薔薇
2. ハムバ・カール
3. エレサに
4. 81丁目

 

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イン・ハーレム / ポール・ブレイ

オランダのHaarlemで収録された60年代のポール・ブレイを象徴する作品。彼が残したトリオ作品の中でもあのマーク・レヴィンソンの知的で力強いベースが堪能出来る貴重なアルバム。名曲「ミスター・ジョイ」を収録。

「あばたもえくぼ、とは言うが本作はとにかくブレイの演奏の中でも表現者の内面と表現方法が一致していて好ましい。ピアノとドラムスが対峙してハイテンションの山を形作り、そこへベースが絡んでいく。ピアノが創り出すテンションの上下が、ドラミングの色合いさえ変えていく。やがて三者三様の時間から一気に凝縮され一致された“カオス”のゴールへと突き進み、走り抜けていく。爽快なフリージャズの典型的な演奏だ。フリージャズの爽快感を知らずにジャズを聴き続けるのは楽しみを半減、いや、四分の一に減らす。もったいないことだ。ぜひこの作品を聴いた方は、平原のように広がっているFreedomの自由な園へ足を踏みこんで欲しい」・・・・瀧口譲二(ライナーより)


【収録曲】
1. ブラッド
2. ミスター・ジョイ

タグ : ジャズ復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2019年12月18日 15:02