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バロック・チェロの巨匠ビルスマ唯一のライヴ録音「アンナー・ビルスマ in 東京」

アンナー・ビルスマ in 東京

アンナー・ビルスマ in 東京
アンナー・ビルスマ(チェロ)
渡邊順生(フォルテピアノ)

バロック・チェロの巨匠アンナー・ビルスマ唯一のライヴ録音。1999年10月15日、前年の冬に59歳の若さで逝去された音楽評論家・佐々木節夫氏を偲ぶために、ビルスマが発案し、東京・新大久保の日本福音ルーテル東京教会で開催された「佐々木節夫メモリアル・コンサート」における曲目全曲を収録。共演は、ビルスマと深い親交があった渡邊順生。
(コジマ録音)

※ 当CDは、アルテスパブリッシングから2016年に刊行された「バッハ・古楽・チェロ アンナー・ビルスマは語る」(現在品切れ)の付属CDと同一内容と思われます。CD流通では初出となります。
(タワーレコード)

【曲目】
ボッケリーニ: チェロと通奏低音のためのソナタ イ長調 G.4
メンデルスゾーン: 協奏的変奏曲 ニ長調 作品17
ベートーヴェン: チェロとピアノのためのソナタ 第4番 ハ長調 作品102-1
ベートーヴェン: チェロとピアノのためのソナタ 第3番 イ長調 作品69
メンデルスゾーン: チェロとピアノのための無言歌 ニ長調 作品109
【演奏】
アンナー・ビルスマ(チェロ)渡邊順生(フォルテピアノ)
【録音】
1999年10月5日・日本福音ルーテル東京教会〈佐々木節夫メモリアル・コンサート〉ライヴ

アンナー・ビルスマ Anner Bylsma
1934年、ハーグに生まれる。ハーグ王立音楽院卒。アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団首席チェロ奏者、ハーグ王立音楽院およびアムステルダム音楽院教授を歴任。ハーヴァード大学から博士号を授与される。グスタフ・レオンハルト、フランス・ブリュッヘンらとともに、古楽器演奏の先駆者として、数多くの歴史的名盤を世に送りだす。バロック・チェロ、モダン・チェロによるレパートリーは幅広く、バロック初期から現代音楽にまで及んでおリ、世界中の音楽家・音楽ファンから高い評価と尊敬を集めている。
著書に、『バッハ~ (Bach, The FenCIng Master)』( 1998) 、『バッハのセンツァ・バッソ(BACH senza BASSO) 』( 2012) 、『バッハと特権的少数派(Bach and the Happy Few) 』( 2014) 、『落しものバッハの《無伴奏チェロ組曲》の最初
の3曲のためのノート(Dropping -An Exercise Book for the First Three Cello Suites of Johann Sebastian Bach) 』(2015) 等がある。2019年7月25日に死去。享年85歳。

渡邊順生 Yoshio Watanabe
チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ奏者、指揮者として活躍。論文執筆や楽譜校訂も手がける。2010年度サントリー音楽賞受賞。1950年鎌倉の生まれ。一橋大学社会学部卒業。アムステルダム音楽院にてソリスト・ディプロマ及びプリ・デクセランスを取得。小林道夫、グスタフ・レオンハルトらにチェンバロを師事。フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、ジョン・エルウィス、マックス・ファン・エグモント等、欧米の名手・名歌手たちと多数共演。ソニー、創美企画、コジマ録音、セシル・レコードより多数のCDをリリース。「モーツァルト:フォルテピアノ・デュオ」[共演:崎川晶子](コジマ録音、2006)及び「フレスコバルディ/フローベルガー:チェンバロ作品集」(コジマ録音、2016)でレコード・アカデミー賞受賞。著書『チェンバロ・フォルテピアノ』(東京書籍、第3刷2009)は初期鍵盤楽器に関する包括的な解説書・研究書として、各方面で大きな反響を呼んだ。また2016年秋に上梓した『バッハ・古楽・チェロ~アンナー・ビルスマは語る~』(アルテス・パブリッシング、2016)もまた新聞・雑誌等で絶賛されている。校訂楽譜としては、全音楽譜から、《幻想曲とソナタK.475+457 》(1995)及び《トルコ行進曲付きソナタ》(2016)[共にモーツァルトの自筆譜に基づく]を出版している。フェリス女子学院短期大学、国立音楽大学講師を経て、現在、上野学園大学客員教授、東京音楽大学、桐朋学園大学講師。日本チェンバロ協会会員。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020

掲載: 2020年01月30日 12:00