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Waxahatchee(ワクサハッチー)| 新世代の女性SSWが描くモダンなアメリカーナ・サウンド

Waxahatchee(ワクサハッチー)

ケイティ・クラッチフィールドのプロジェクト、Waxahatchee(ワクサハッチー)が前作『Out In The Storm』から2年半振りとなるニュー・アルバム『Saint Cloud』を3月27日にMerge Recordsからリリースする。

Merge契約後、最初のアルバム『Ivy Tripp』(2015)、そしてSonic YouthやDinosour.Jrなどを手掛けてきたJohn Agnelloをプロデューサーに迎えた『Out In The Storm』(2017)での90年代のオルタナティヴ・ロックの質感をもった激しいギター、洗練されたノイズ、パンチのあるサウンドは現在彼女が拠点とするフィラデルフィアのシーンを特徴付け、急成長する新しい世代のシンガー・ソングライターに大きな影響を与えた。しかし最新作となる本作『Saint Cloud』で彼女は近作で試みていたサウンドのレイヤーを取り除き、自身の歌声と歌詞の為の空間を意識。その試みは現代の代表的なストーリーテラーの一人として登場した彼女に相応しい、モダンなタッチを兼ね備えたクラシックなアメリカーナ・サウンドを生み出した。

レコーディングは2019年の夏にテキサス州トルニーロのSonic Ranchとニューヨーク州スタイベサントのLong Pondで、Brad Cook (Bon Iver, Big Red Machine)をプロデューサーに迎え行われた。またそのアルバムのビジョンを確固たるものにするためにケイティはデトロイトを拠点とするバンド、Bonny DoomのBobby ColomboとBill Lennox、Hiss Golden MessengerやBonny Light Horsemanで活動するJosh Kaufman、そしてKevin Morbyのバンドでプレイするドラマー、Nick Kinseyをゲスト・ミュージシャンとして起用し、これまでのどのアルバムよりも幅広いサウンドパレットを作り上げた。

本作『Saint Cloud』はケイティ・クラッチフィールドの新たな旅の始まりを告げる1枚であり、2020年インディー界を代表するような傑作となっている。

 

タグ : UK/US INDIE SSW シンガーソングライター

掲載: 2020年03月02日 11:45