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Naxos~2020年4月第2回発売新譜情報(11タイトル)


[Naxos Music 公式チャンネルより]

今回は、2020年ベートーヴェン・イヤーを記念して、ベートーヴェンの秘曲を集めた『ベートーヴェン: 室内楽作品集』に、20世紀後半のロシアの重要な作曲家の一人ヴァレリー・ガヴリーリンの“ロシアのノート”&バレエ音楽“アニュータ”、スペインの現代音楽作曲家レオナルド・バラダの“カプリチョス第6番&第7番”、モーツァルトと同時代を生きたミヒルの世界初録音となる“ファゴットと弦楽のための四重奏曲”、アメリカの現代音楽作曲家トム・チプロのオペラ“告別”(世界初録音)、藤田真央のショパン:スケルツォ&即興曲集(国内盤既発)などがリリースされます。
さらに『ベートーヴェン・ベスト30(3枚組)』、『モーツァルト・ベスト30(2枚組)』、『クラシック・ベスト30(2枚組)』のベスト盤3タイトルも発売!

ベートーヴェン: 室内楽作品集(2枚組)
様々なアーティスト

ベートーヴェンがウィーンで生活していた時代は、ナポレオン軍がウィーンとハプスブルク帝国に侵攻し、故郷ボンに対して司教支配を終わらせるなど波乱に満ちたものでした。この戦いの影響は、当時のベートーヴェン作品にも反映されており、いくつかの行進曲として結実しています。その頃のベートーヴェンは管楽器に関心を抱いていたため、数多くの管楽器のための作品も書かれています。
中でも4本のトロンボーンのために書かれた「3つのエクアーレ」はあまり演奏されることがありませんが、1827年のベートーヴェンの葬儀で演奏された曲として知られています。また当時流行していた「オートマタ(音楽人形、音楽時計)」のためにも何曲かが書かれており、
このアルバムではオルガンで演奏されています。「ピアノと管楽器のための五重奏曲 Op.16」はベートーヴェン自身の編曲によるピアノ四重奏版を収録。他にも珍しい舞曲などが盛りだくさんの選曲です。
(ナクソス・ジャパン)

ヴァレリー・ガヴリーリン(1939-1999): ロシアのノート、バレエ音楽「アニュータ」
ユーリ・セーロフ(指揮)、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、ミラ(リュドミラ)・シキルティル(メゾ・ソプラノ)

ヴァレリー・ガヴリーリンは20世紀後半のロシアにおける最も重要な作曲家の一人です。ロシア北部のヴォログダに生まれ、幼い頃、第二次世界大戦で父を失い、母は投獄されるという厳しい環境で育った彼ですが、音楽の才能を認められレニングラード音楽院に入学、クラリネット、ピアノ、作曲を学びました。卒業後はレニングラードに居を構え、レンフィルム・スタジオとレニングラード劇場のために多くの曲を書く傍ら、教師として、また出版者の編集者として広く活躍。1967年にはソビエト連邦国家賞を授与されました。
彼の作品はどれも美しい旋律を持ち、時にはポップスのような親しみやすさも見せています。「ロシアのノート」は彼の知り合いの少年が亡くなったという知らせを受けて書かれた"愛と死の歌"。テキストを巧妙に用い、伝統的なメロディを効果的に織り交ぜています。オーケストラ版を作成したレゼトディノフは、ガヴリーリンのオーケストレーションを研究し、作曲家が成し得なかった色彩的な響きを作品に与えています。バレエ音楽「アニュータ」はテレビ放送用のフィルムに合わせて書かれた作品。全曲は20曲以上ありますが、その中から10曲を選び、ユーリ・セーロフが演奏しています。
(ナクソス・ジャパン)

レオナルド・バラダ(1933-):カプリチョス第6番, 第7番、二重協奏曲
イヴァン・イヴァノフ (クラリネット)、他

バルセロナ出身の作曲家レオナルド・バラダ。彼の創造的なスタイルは「音楽における“ダリのシュールレアリズム”」と名付けられています。彼の代表作のひとつである「カプリチョス」は様々な様式によって書かれた自由奔放な作品集。タイトルはスペインの偉大な画家、ゴヤのエッチング集「ロス・カプリチョス」に由来しており、スペインの民族意識が強く反映されながらも、現代的な要素も併せ持つアヴァンギャルドな作品群です。
クラリネット奏者のイヴァン・イヴァノフはバラダのカプリチョスを特別な作品として認識しており、クラリネットが多用された「第6番」と「第7番」を自身で演奏することを試みました。NAXOSにはすでにこの作品の録音があり、(8.579036)聴き比べるのも面白いことでしょう。オーボエ・パートをフルートに置き換えた二重協奏曲では、斬新な響きとメキシコの舞曲が溶け合う、ユニークな音の交錯が楽しめます。
(ナクソス・ジャパン)

ヨーゼフ・クリスティアン・ヴィリバルト・ミヒル(1754-1816):ファゴットと弦楽のための四重奏曲第1番-第6番
ベン・ホードリー(ファゴット)、ホール弦楽三重奏団

ミヒルは音楽一家に生まれ、若い頃から優れた音楽家として活躍、とりわけ宗教曲と歌劇で大成功を収めた作曲家です。彼は1771年から1778年までミュンヘンの聖ミカエル・イエズス教会のコントラバス奏者を務め、その後教区の音楽家に就任。この頃ミュンヘンを訪れた「音楽紀行」で知られるイギリスの音楽学者チャールズ・バーニーがミヒルの作品を「これまで彼以上の天才を聴いたことがない」と大絶賛したという記録が残っています。
彼はファゴットの音色を愛していたようで、数多くのファゴットを含む作品が遺されており、どれも洗練された美しさをもっています。このアルバムに収録された四重奏曲もレオポルド・モーツァルトの作品を思わせる活力に溢れています。
(ナクソス・ジャパン)

[国内盤既発]
ショパン(1810-1849):スケルツォ、即興曲
藤田真央(ピアノ)

2019年に開催された“第16回チャイコフスキー国際コンクール”ピアノ部門で第2位に入賞し、大人気を獲得したピアニスト、藤田真央がコンクールの4ヵ月前に録音したオール・ショパン・アルバムです。傑出したテクニックはもちろん、粒だった音色の美しさと生き生きとした音楽性が彼の大きな魅力。ここでも即興曲の滑らかな美しさからスケルツォが持つ切れ味の鋭さまで、ショパンの持つ様々な顔を豊かに伝えます。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年03月11日 00:00