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小川典子が弾く注目の現代作曲家、デュビュニョン: ピアノ協奏曲“クラヴィアリアーナ”(SACDハイブリッド)

デュビュニョン: ピアノ協奏曲

超絶技巧が光る小川典子の大熱演も注目!!
ツェートマイアー率いるヴィンタートゥーア・ムジークコレギウムがデュビュニョンのピアノ協奏曲「クラヴィアリアーナ」と2つの室内交響曲を録音!


SACDハイブリッド盤。1968年、ローザンヌ生まれの作曲家リシャール・デュビュニョンによる2つの室内交響曲とピアノ協奏曲「クラヴィアリアーナ(Klavieriana)」を収録したアルバムの登場。演奏はトーマス・ツェートマイアー率いるヴィンタートゥーア・ムジークコレギウム、ピアノ独奏は世界的ピアニスト小川典子です。
現在最も注目を集めている現代作曲家デュビュニョンは、パリ音楽院とロンドンの王立音楽院で作曲を学び修士号を取得。その後2002年にはパリの美術アカデミーよりピエール・カルダン賞、2014年にはスイスのヴォードワ文化財団賞を受賞。その活躍が評価され2015年にはSACEMグランプリを受賞しています。ニューヨーク・タイムズ紙が「遊び心のある現代的感覚に牽引されている」と評するなど、その音楽は現代作曲家の作品の中でも異彩を放ちます。これまでに80を超える作品を発表し、ゴーティエ・カピュソン、ジャニーヌ・ヤンセン、レオニダス・カヴァコス、ジュリアン・ラクリン、ラベック姉妹、ジャン=イヴ・ティボーデなどのソリスト、パーヴォ・ヤルヴィ、ケント・ナガノ、アントニオ・パッパーノ、エサ=ペッカ・サロネンなどの指揮者によって演奏されてきました。
デュビュニョンの代表作といえば「神秘交響曲」(2001-07)、「ヘルヴェティア交響曲」(2013-19)など、大規模で豊かなオーケストレーションで知られますが、当アルバムではそれらにくらべれば小規模ながら独特の響きと色彩感が際立つ作品でまさに唯一無二。ここに収められた作品でもドイツ音楽の複雑な構造ながらバルトークやメシアンを連想させる独特な手法で書かれております。
「室内交響曲」といえばシェーンベルク、フランツ・シュレーカー、ミヨーがこのジャンルに取り組みましたが、デュビュニョンもその存在を意識しながらもカラフルなオーケストレーションで仕上げました。第1番は1楽章構成、第2番は4楽章構成の作品です。
注目は小川典子独奏の「クラヴィアリアーナ(Klavieriana)」です!シューマンの「クライスレリアーナ」を想起させるこの作品は3楽章構成のピアノ協奏曲で超絶技巧作品。ピアノのパーカッシヴな性質を織り交ぜながらもリストを思わせるようなテクニックが散りばめられた第1楽章、叙情的で色彩豊かなピアノとその鏡のような役割で登場するチェレスタが魅力の第2楽章、1970年代のファンクを彷彿とさせるリズムに乗って、遊び心のあるバーレスク的なテーマが展開される第3楽章と、実に個性的なピアノ協奏曲です。世界初演は2016年2月26日、小川典子ピアノ独奏、ファビアン・ガベル指揮、BBC交響楽団により行われました。その小川典子が2019年9月にツェートマイアー率いるヴィンタートゥーア・ムジークコレギウムとともに渾身の演奏を披露してくれました。様々な顔を見せてくれる唯一無二のピアノ協奏曲、ご期待ください!
(キングインターナショナル)

『デュビュニョン: ピアノ協奏曲「クラヴィアリアーナ」&室内交響曲第1&2番』
【曲目】
リシャール・デュビュニョン(1968-):
(1)室内交響曲第1番 Op.63(2013)
(2)ピアノ協奏曲「クラヴィアリアーナ(Klavieriana)」
~ピアノ、オーケストラとオブリガート・チェレスタ付きのための Op.70(2015)
(3)室内交響曲第2番 Op.77(2017)

【演奏】
(2)小川典子(ピアノ/スタインウェイD)、ラファエル・リュッティ(チェレスタ)
トーマス・ツェートマイアー(指揮)
ヴィンタートゥーア・ムジークコレギウム、ロベルト・ゴンザレス=モンハス(コンサートマスター)

【録音】
2019年9月
シュタットハウス、ヴィンタートゥール(スイス)
プロデューサー:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production)

輸入盤(SACDハイブリッド)

 

国内仕様盤(SACDハイブリッド)

[国内仕様盤は日本語帯・解説付]

 

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2021年03月11日 18:00