こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

注目アイテム詳細

タワーレコード×Sony Classical究極のSACDハイブリッド・コレクション第9弾!ケンペ、ミトロプーロス

究極のSACDハイブリッド・コレクション

ハイブリッドディスク / SACD層は2ch
発売日:2021年12月15日
音匠レーベル使用

発売日前日までポイント10%還元!
究極のクオリティで蘇るアナログ時代の名演。
(1) ミュンヘン・フィル・コンプリート・CBSセッションズ1968/ルドルフ・ケンペ(指揮)ミュンヘン・フィル、ネルソン・フレイレ
(2) R.シュトラウス:アルプス交響曲(1966年録音)/ルドルフ・ケンペ(指揮)ロイヤル・フィル
(3) ニューヨーク・フィル・ステレオ・セッション1957-1958/ディミトリ・ミトロプーロス
いずれも 世界初ハイブリッドディスク化(一部を除く)

~シリーズ・コンセプト~

ソニー・クラシカルおよびRCA Red Sealの歴史的名盤を、タワーレコードとのコラボレーションにより、これまでのリマスターも含め最高のクオリティを追求し、ハイブリッドディスクとして「究極」の形でフィジカル・リイッシューいたします。ソニー・クラシカル秘蔵のオリジナル・マスターに遡り、気鋭のマスタリング・エンジニアのアンドレアス・K・マイヤーをはじめとする経験豊富な名手が、今回の発売のために新規で復刻を手掛けるSA-CDハイブリッドのコレクションです。レーベルには、定評ある「音匠レーベル」を使用し、マスターに刻み込まれた原音質の再現性に万全を期し、解説書には、資料性の高いライナーノーツを掲載することで、それぞれの名盤が背負ってきた栄光の軌跡を現代に鮮烈に蘇らせるのが、当シリーズの狙いです。

 

2020年に生誕110年を迎えたドイツの巨匠ルドルフ・ケンペ(1910-1976)。オーボエ奏者としてオーケストラを内部から知り尽くし、ドレスデンやミュンヘンでのオペラ指揮者を経て、1970年代にはロイヤル・フィル、ミュンヘン・フィル、チューリヒ・トーンハレのポストを兼任し、それぞれに黄金時代をもたらした立役者でもありました。ステレオ時代に活動したケンペは、レコーディングに積極的だった指揮者の一人で、彼が残した主要な録音遺産はタワーレコードのさまざまな企画の中でリイッシューが実現してきましたが、今回は旧CBSとRCAから発売された音源を取り上げます。どちらも生前のケンペのメイン・レーベルではありませんでしたが、それぞれに貴重な録音が残されています。 一方、今年2021年に生誕125年を迎えているのがディミトリ・ミトロプーロス(1896-1960)。ウィーン・フィルのメンバーから畏敬の念を込めて「ギリシャの哲人」と称された巨匠で、指揮棒を持たず、どんな大曲でも暗譜で振ることのできる驚異的な記憶力を備えていました。ブゾーニにピアノを学んだ卓越したピアニストでもあり、多数の作品を残した作曲家でもありました。ミネアポリス交響楽団(現ミネソタ管弦楽団)を世界的なアンサンブルに成長させ、1951年からはニューヨーク・フィルの音楽監督を務め、ブルーノ・ワルターからレナード・バーンスタインへの橋渡しをした人物です。彼の強い磁力を持つ演奏解釈はCD時代に爆発的なフォロワーを生み、多数のライヴ音源が発掘されましたが、正規セッション録音には手つかずの状態が続いていました。今回は、ブルーノ・ワルターのSA-CDハイブリッド化プロジェクトに続く、ソニークラシカルと日本のソニーミュージックトとの共同企画として、2023年4月に予定されている世界初のミトロプーロス全録音ボックス(69枚セット)に先駆けて、日本国内だけでのSA-CDハイブリッド・リリースが実現します。 いずれもソニーミュージックのテープ・アーカイヴに厳重に保管されている門外不出のオリジナル・アナログ・マスターを外部スタジオに持ち出した上で万全の状態で再生しDSDリマスタリングを行なうことで、原音に刻み込まれた圧倒的な輝きがこれまでにないほど鮮明に蘇ります。

ミュンヘン・フィル・コンプリート・CBSセッションズ1968
ルドルフ・ケンペ(指揮)ミュンヘン・フィル、ネルソン・フレイレ

ケンペ

ケンペ&ミュンヘン・フィルによる初録音の全貌。1968年5月、わずか6日間で収録された奇蹟の音楽。

ハイブリッドディスク3枚組|SA‐CD層は2ch
レーベル: Sony Classical
音匠レーベル使用
マルチケース
日本独自企画・完全生産限定
世界初SA-CDハイブリッド化(シューベルトを除く)

[収録曲]
DISC 1
シューベルト
1-4 交響曲 第9(8)番 ハ長調 D 944 「ザ・グレイト」
R.シュトラウス
5 メタモルフォーゼン(23の独奏弦楽器のための習作)  

DISC 2
ドヴォルザーク
1-5 弦楽のためのセレナード ホ長調 作品22
チャイコフスキー
6-8 ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23

DISC 3
グリーグ
1-3 ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
シューマン
4-6 ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
リスト
7 死の舞踏 S 126 / R 457

ネルソン・フレイレ(ピアノ)[DISC 2 6-8, DISC 3]
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ルドルフ・ケンペ

[録音]1968年5月22日~27日、ミュンヘン、ビュルガーブロイケラー
[オリジナル・レコーディング]
[プロデューサー]ハンス・リヒャルト・シュトラッケ
[レコーディング・エンジニア]ヘルムート・コルベ、ウリリヒ・ミュラー

[オリジナル・アナログ・マスター]2トラック・ステレオ

[ライナーノーツ]尾埜善治「ケンペのバトンのもとではみんなしあわせになった」、ジェッド・ディストラー「偉大なピアニスト、ネルソン・フレイレ」、竹下誠治他

R.シュトラウス:アルプス交響曲(1966年録音)
ルドルフ・ケンペ(指揮)ロイヤル・フィル

ケンペ

ケンペの知られざる第1回目の「アルプス交響曲」。伝説のエンジニア、ウィルキンソンが手掛けた名録音。

ハイブリッドディスク1枚組|SA‐CD層は2ch
音匠レーベル使用
レーベル: RCA Red Seal    
日本独自企画・完全生産限定
世界初SA-CDハイブリッド化


[収録曲]
R.シュトラウス
1-22 アルプス交響曲 作品64  

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ルドルフ・ケンペ

[録音]1966年4月27日、ロンドン、キングスウェイ・ホール
[プロデューサー]チャールズ・ゲルハルト
[レコーディング・エンジニア]ケネス・E・ウィルキンソン

[オリジナル・アナログ・マスター]2トラック・ステレオ
[オリジナル・アナログマスターテープからのトランスファー、
DSDリマスタリング(2021年)]アンドレアス・K・マイヤー(マイヤー・メディアLLC/ニューヨーク、スワン・スタジオ)[予定]
[ライナーノーツ]チャールズ・ゲルハルト「ホルン20本、トランペット6本、トロンボーン6本、オルガン、ウィンドマシン、サンダーマシン、ヘッケルホン、130人の演奏者」他

ニューヨーク・フィル・ステレオ・セッション1957-1958
ディミトリ・ミトロプーロス

ミトロプーロス

ワルターとバーンスタインの間を繋ぐニューヨーク・フィルのミッシング・リンク~「ギリシャの哲人」ミトロプーロス生誕125年記念リリース。

ハイブリッドディスク3枚組|SA‐CD層は2ch
音匠レーベル使用
レーベル: Sony Classical
日本独自企画・完全生産限定
世界初SA-CDハイブリッド化


[収録曲]
DISC 1
ベルリオーズ
1-5 幻想交響曲 作品14
[録音]1957年2月24日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
ヴォーン・ウィリアムズ
6 トーマス・タリスの主題による幻想曲
[録音]1958年3月3日、ニューヨーク、ブルックリン、ホテル・セント・ジョージ、ボールルーム

DISC 2
チャイコフスキー
1‐4 交響曲 第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」
[録音]1957年11月11日、ニューヨーク、ブルックリン、ホテル・セント・ジョージ、ボールルーム
5 スラヴ行進曲 作品31
[録音]1957年11月11日、ニューヨーク、ブルックリン、ホテル・セント・ジョージ、ボールルーム
6. イタリア奇想曲 作品45
[録音]
1957年4月22日
ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

ムソルグスキー
7. 交響詩「はげ山の一夜」[リムスキー=コルサコフ編]
[録音]
1957年11月11日
ニューヨーク、ブルックリン、ホテル・セント・ジョージ、ボールルーム

DISC 3
プロコフィエフ
バレエ「ロメオとジュリエット」作品64(抜粋)
1 モンタギュー家とキャピュレット家(第2組曲第1曲)
2 少女ジュリエット(第2組曲第2曲)
3 フォークダンス(第1組曲第1曲)
4 仮面舞踏会~ロメオとマーキュシオ(第1組曲第5曲)
5 バルコニーの情景(第1組曲第6曲)
6 タイボルトの死(第1組曲第7曲)
7 別れの前のロメオとジュリエット(第2組曲第5曲)
8 修道僧ローレンス(第2組曲第3曲)
9 ジュリエットの墓の前のロメオ(第2組曲第7曲)
[録音]1957年11月11日、ニューヨーク、ブルックリン、ホテル・セント・ジョージ、ボールルーム
シェーンベルク
10 浄められた夜 作品4[弦楽合奏版]
[録音]1958年3月3日、ニューヨーク、ブルックリン、ホテル・セント・ジョージ、ボールルーム

ニューヨーク・フィルハーモニック
[指揮]ディミトリ・ミトロプーロス

[プロデューサー]デイヴィッド・オッペンハイム(ベルリオーズ)、ハワード・H・スコット(ムソルグスキー、プロコフィエフ)、ジョン・マックルーア(ヴォーン・ウィリアムズ、シェーンベルク)他

[オリジナル・アナログ・マスター]3トラック・マルチおよび2トラック・ステレオ
[オリジナル・アナログマスターテープからのトランスファー、
DSDリマスタリング(2021年)]アンドレアス・K・マイヤー(マイヤー・メディアLLC/ニューヨーク、スワン・スタジオ)
[ライナーノーツ]未定

~リマスタリング・エンジニアのご紹介~
アンドレアス・K・マイヤー(マイヤー・メディアLLC)

アンドレアス・K・マイヤー(マイヤー・メディアLLC)

今回のリマスタリングを手掛けるのは、レコーディング・プロデューサーであり、レコーディングおよびリマスタリング・エンジニアであるアメリカ人のアンドレアス・K・マイヤー。ソニー・ミュージック・スタジオのエンジニアを長年務め、ジョシュア・ベル、ヨーヨー・マ、ニューヨーク・フィルなどのレコーディングに関わりつつ、SPから現代に至るさまざまな録音の復刻に携わってきた。特に近年はグレン・グールドの録音のリマスタリングに深く関わり、日本での「グレン・グールド紙ジャケット・コレクション」(2007年)、「グレン・グールド・リマスタード~ザ・コンプリート・ソニークラシカル・アルバム・コレクション」(2015年)には全面的に関わり、グールド・サウンドの新たなスタンダードを作り上げている。また「ウラディミール・ホロヴィッツ 未発表ライヴ・レコーディング1966-1983」、「グレイト・モーメンツ・アット・カーネギー・ホール」、さまざまなアーティストの「オリジナル・アルバム・コレクション」など、ソニー・クラシカルのさまざまなリイッシュー・プロジェクトの実現にはかかせないエンジニアである。