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サンパウロ響の協奏曲録音 2タイトル~メネセスのドヴォルザーク:チェロ協奏曲、ザノンのハイミ:ギター協奏曲

メネセス
アントニオ・メネセス

南米随一の世界的オケ、サンパウロ響の協奏曲録音。1枚目はアントニオ・メネセス独奏のドヴォルザークのチェロ協奏曲とクラウディオ・クルス独奏のブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番という名曲カップリング。2枚目は半世紀以上のキャリアを誇るブラジルを代表するシンガー・ソングライター、ピアニスト、作曲家のフランシス・ハイミ(1939-)とブラジルのジャズシーンを牽引してきたマエストロ、ネルソン・アイレス(1947-)がそれぞれ作曲した協奏曲アルバムです。
(タワーレコード)

 

メネセス

ネシリング×サンパウロ響の熱量高き渾身の演奏!
メネセスのドヴォコンと名手クルスのブルッフ!

ジョン・ネシリングがサンパウロ交響楽団の音楽監督を務めていた2008年の協奏曲録音。アントニオ・メネセス独奏のドヴォルザークのチェロ協奏曲とクラウディオ・クルス独奏のブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番という名曲カップリングです!
メネセスは1957年ブラジル、レシフェ生まれ。10歳のときにリオデジャネイロ市立劇場交響楽団の首席ホルン奏者であった父のすすめでチェロをはじめ、14歳のときにはリオデジャネイロの交響楽団に入団した逸材。16歳のときに南米演奏ツアー中のアントニオ・ヤニグロと出会いドイツへの留学を決意しました。1977年ミュンヘン国際音楽コンクール、1982年チャイコフスキー国際コンクールで優勝しその名が世界的に知られるようになり以後第一線で活躍しています。協奏曲の録音が少ないだけに当アルバムのリリースは大歓迎と申せましょう。
一方、父がヴァイオリニストだったクルスはヴァイオリニストとしてプロ・デビュー。南北のアメリカで活躍し、その後1991年にベルリン室内管弦楽団のソリストとしてヨーロッパデビューを果たしました。近年は指揮者としてのキャリアを主軸とし、新日本フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団など国内オーケストラも振っています。クルスが奏でるヴァイオリンといえばなんといっても艶やかな美音が魅力。ブルッフを情感豊かに演奏しております。
協奏曲の演奏にも定評のあるネシリングがソリストを引き立てながらドラマティックなオーケストラ・サウンドを作り上げています!
(キングインターナショナル)

【曲目】
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
(2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26

【演奏】
(1)アントニオ・メネセス(チェロ)
(2)クラウディオ・クルス(ヴァイオリン)

ジョン・ネシリング(指揮)
サンパウロ交響楽団

コンサートマスター:
(1)クラウディオ・クルス
(2)エマニュエル・バルディーニ

【録音】
(1)2008年6月
(2)2008年10月
文化芸術劇場(サンパウロ)

ネシリング

これはすごい!
ブラジルの熱き魂炸裂のハイミのギター協奏曲とアイレスのパーカッション協奏曲!

半世紀以上のキャリアを誇るブラジルを代表するシンガー・ソングライター、ピアニスト、作曲家のフランシス・ハイミ(1939-)とブラジルのジャズシーンを牽引してきたマエストロ、ネルソン・アイレス(1947-)がそれぞれ作曲した協奏曲アルバムの登場!
熱心なブラジル音楽ファンの間で評価され続けている巨匠ハイミ。「モディーニャ」「イベリア」「ポンテイオ」からなる3楽章構成のギター協奏曲は無窮動のギターのアルペジオが非常に心地よい作品。各楽章がドラマティックに展開し音響効果抜群のオーケストラとの掛け合いがクセになります。
一方、アイレスのパーカッション協奏曲は万華鏡のごとく変容するヴィブラフォンにブラジルならではのリズミカルなドラムス、そしてアイレスらしいビックバンドを思わせる、ミステリアスな雰囲気を持った興味深い作品。3つのパートをヴィブラフォン、ティンパニのカデンツァでつなぎ切れ目なく演奏されます。ブラジルの熱き魂炸裂の注目アルバム登場です!
(キングインターナショナル)

【演奏】
(1)
ファビオ・ザノン(ギター)
アロンドラ・デ・ラ・パーラ(指揮)
サンパウロ交響楽団
(2)
エリザベス・デル・グランデ
リカルド・ボローニャ
リカルド・リギーニ
アルフレド・リマ
アルマンド・ヤマダ
エドゥアルド・ヒアネセッラ(パーカッション)
ジョン・ネシリング(指揮)
サンパウロ交響楽団

【録音】
(2)2008年12月
(2)2009年11月
文化芸術劇場(サンパウロ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年04月20日 00:00