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ジャックス『ジャックスの世界』|【日本のロック名盤】60年代

1968年激動の時代に生まれた日本語ロック真のオリジネイター!!


はっぴいえんどと並んで現在では日本語によるロックの祖として音楽史に揺るぎない地位を確立するが、1960年代後半の短い活動期間、正に知る人ぞ知るバンドであった。
遠藤ミチロウが度々ジャックスの自身への影響を語ったことも契機となり再評価の波が訪れるが、放送禁止用語が歌詞に入っていた事もありこの作品が発表当時以来完全な形として世に再度問われたのは解散より20年を経てからであった。
冒頭フリーフォームなドラムにギターが空間を切り裂く様に叫ぶ。
"マリアンヌ"の尋常ならざる音像は今の耳でも衝撃的だ。
中心人物の早川義夫はヴォーカルスタイル、歌詞、楽曲どこを取っても唯一無二としか言えない世界を生み出している。若者の心の葛藤を実直な詞によって時に叫ぶ様に歌われるが、多くの人が抱える普遍的な心情と、あらゆる影響から解き放たれた音楽性を湛えたジャックスはどれだけ時が流れ様とも聴き継がれていくに違いない。

タグ : 日本のロック名盤 60年代 [anoto]

掲載: 2022年05月24日 12:00