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Eric Clapton(エリック・クラプトン)|1983年から1998年にReprise Recordsから発表した6枚の名スタジオ・アルバムに加え、この時期のレア音源集を収録した豪華12枚組180グラム重量盤アナログ・ボックス・セット『THE COMPLETE REPRISE STUDIO ALBUMS - VOLUME 1』

Eric Clapton(エリック・クラプトン)

偉大なるギタリスト/ギターの神であり、音楽史における最重要アーティストであり、そしてシーンに多大な影響を与え続ける伝説、エリック・クラプトン。3度のロックの殿堂入りを果たし、18回ものグラミー賞受賞歴を筆頭に世界各国で数々の音楽賞を受賞する彼は、まさに「伝説」の名に相応しい存在感を放ち続けている。

最も成功したアーティストであり、最も影響力を持つアーティストの一人であるエリック・クラプトンは、1983年にリプリーズ・レコードと契約して以降30年の間に数々の作品を世に送り出し、傑作を世に残して来た。今回Reprise時代にリリースした初期の6作品に加え、本ボックス・セット限定となるレア音源ばかりを収録したLPをコンパイルした豪華アナログ・ボックス・セット『THE COMPLETE REPRISE STUDIO ALBUMS - VOLUME 1』が発売されることとなった。

『THE COMPLETE REPRISE STUDIO ALBUMS – VOLUME I』には、『MONEY AND CIGARETTES』(1983)、『BEHIND THE SUN』(1985)、『AUGUST』(1986)、『JOURNEYMAN』(1989)、『FROM THE CRADLE』(1994)、そして『PILGRIM』(1998)、という6つのスタジオ・アルバムの最新リマスター音源を収録した180グラム重量盤アナログが同梱されている。なお、『MONEY AND CIGARETTES』(1983)は1LP、それ以外の作品は2枚組LPとなっており、『BEHIND THE SUN』と『AUGUST』は元々1枚のアナログとして発売されていたが、両アルバムとも、最大限の音質を引き出すために、片面の収録曲数を整えた2枚組3面アナログという形で発売となる。

この6枚のスタジオ・アルバムに加え、本コレクション限定のアルバムとして、『RARITIES (1983-1998)』も同梱されている。本作は、1983年から1998年の間に制作された8曲の楽曲が収録されており、長きに渡りクラプトンと共作、プロデュースを務めてきたサイモン・クライミーによる「Pilgrim」の未発表リミックスをはじめ、1987年のシングル「Behind The Mask」のBサイド曲として収録されていた「White Room」や「Crossroads」のライヴ音源や、1998年にグラミー賞を受賞した楽曲「My Father’s Eyes」のシングルに収録されていた「Theme From A Movie That Never Happened」のオーケストラ・ヴァージョン、現在公開されているアルバート・キングのカバー曲「Born Under A Bad Sign」(グラミー賞受賞アルバム『FROM THE CRADLE』からのアウトテイク)といった、この時期のレア音源が多数収録されている。

本コレクションに収録される楽曲は全て、Gateway Masteringのボブ・ラドウィックがマスタリングを手掛け、Bernie Grundman Masteringのクリス・ベルマンによってアナログ盤のラッカーがカットされた音源となっている。本コレクション『VOLUME I』は、15年の間にクラプトンが大きな成功を収めたスタジオ・アルバムを網羅した作品だ。偉大なるギタリストの8枚目のソロ・スタジオ・アルバムであり、アトランティック・レコードのレジェンドであるトム・ダウドが共同プロデュースを務めた『MONEY AND CIGARETTES』からコレクションは始まる。1983年に発売された同作は、アメリカとイギリスのアルバム・チャートでトップ20位にランクイン、アルバムから「I’ve Got A Rock ’n’ Roll Heart」がヒットした。

次作の『BEHIND THE SUN』でクラプトンは、フィル・コリンズとタッグを組み、アルバムはイギリスのアルバム・チャートで8位を獲得。同作からは「Forever Man」、「She’s Waiting」などの楽曲がヒットし、アメリカではプラチナム・アルバムに認定された。クラプトンは、さらに次作の『AUGUST』もフィル・コリンズと一緒にアルバム制作を行った。同作は、アメリカでゴールド・アルバムに認定、「Miss You」「Tearing Us Apart」(ティナ・ターナーとのデュエット曲)、などのトップ10シングルや、シングル・チャート1位を記録した「It’s In The Way That You Use It (邦題: ギフト)」がアルバムに収録となっている。この楽曲はクラプトンとロビー・ロバートソンの共作によるもので、ダウドと共同プロデュースを行っている。楽曲は、ポール・ニューマンとトム・クルーズが出演した1986年の大ヒット映画『ハスラー2』で使用された。

続く1989年にリリースとなった『JOURNEYMAN』は、イギリスでアルバム・チャート2位を記録し、プラチナム・アルバムを獲得。さらには、カナダでプラチナム・アルバム認定、アルゼンチン、オーストラリア、フランス、日本、オランダ、ニュージーランド、スペイン、スウェーデン、スイスではゴールド・アルバムを獲得し、全世界で大きなヒットを巻き起こした。さらに本国アメリカでは、ダブル・プラチナムを獲得し、収録曲「Pretending」はビルボードのメインストリーム・ロック・チャートで1位を記録し、「Bad Love」はグラミー賞を受賞した。アメリカでは、本作から「Before You Accuse Me」(シングル・チャート9位)、「No Alibis」(シングル・チャート4位)の2曲がトップ10入りを果たした。

クラプトンの圧倒的な成功は止まらず、1992年にライヴ・アルバム『UNPLUGGED』をリリース、さらに1994年に『FROM THE CRADLE』を発表した。ブルース・カバー・アルバムの『FROM THE CRADLE』では、ロバート・ジョンソン、ハウリン・ウルフ、マディ・ウォーターズ、フレディ・キングなど、クラプトンに大きな影響を与えたブルースマンたちの楽曲を披露し、アメリカではトリプル・プラチナムを獲得し、ビルボードのアルバム・チャートでは1位を記録した。さらにイギリスでもアルバム・チャートで1位を獲得し、本作はイギリスで唯一のナンバー・ワンを獲得したアルバムとなった。さらに、『FROM THE CRADLE』は、グラミー賞最優秀トラディショナル・ブルース・アルバム賞を受賞。

『VOLUME I』収録のアルバム中で最後にリリースされた『PILGRIM』は、13枚目のソロ・スタジオ・アルバムとして、1998年にグラミー賞を受賞。20カ国以上でアルバム・チャートのトップ10に輝き、アメリカでは4位、イギリスでは3位に輝いている。クラプトンにとっても情熱の深い同作は、「My Father’s Eyes」「Circus」「Born In Time」(ボブ・ディランの楽曲)「Pilgrim」などのシングル・ヒットのおかげで、アメリカでプラチナム・アルバムを獲得している。

Eric Clapton(エリック・クラプトン)

輸入盤12LP

180グラム重量盤


■収録曲
【LP 1 - MONEY AND CIGARETTES】

《SIDE A》
01. Everybody Oughta Make a Change
02. The Shape You're In
03. Ain't Going Down
04. I've Got a Rock 'N' Roll Heart
05. Man Overboard
《SIDE B》
01. Pretty Girl
02. Man in Love
03. Crosscut Saw
04. Slow Down Linda
05. Crazy Country Hop

【LP 2 & 3 - BEHIND THE SUN】
《SIDE A》
01. She's Waiting
02. See What Love Can Do
03. Same Old Blues
《SIDE B》
01. Knock On Wood
02. Something's Happening
03. Forever Man
04. It All Depends
《SIDE C》
01. Tangled in Love
02. Never Make You Cry
03. Just Like a Prisoner
04. Behind the Sun
《SIDE D - Etching Side》

【LP 4 & 5 - AUGUST】
《SIDE A》
01. It's in the Way That You Use It
02. Run
03. Tearing Us Apart
04. Bad Influence
《SIDE B》
01. Walk Away
02. Hung Up On Your Love
03. Take a Chance
04. Hold On
《SIDE C》
01. Miss You
02. Holy Mother
03. Behind the Mask
《SIDE D - Etching Side》

【LP 6 & 7 - JOURNEYMAN】
《SIDE A》
01. Pretending
02. Anything for Your Love
03. Bad Love
《SIDE B》
01. Running On Faith
02. Hard Times
03. Hound Dog
《SIDE C》
01. No Alibis
02. Run So Far
03. Old Love
《SIDE D》
01. Breaking Point
02. Lead Me On
03. Before You Accuse Me

【LP 8 & 9 - FROM THE CRADLE】
《SIDE A》
01. Blues Before Sunrise
02. Third Degree
03. Reconsider Baby
04. Hoochie Coochie Man
《SIDE B》
01. Five Long Years
02. I'm Tore Down
03. How Long Blues
04. Goin' Away Baby
《SIDE C》
01. Blues Leave Me Alone
02. Sinner's Prayer
03. Motherless Child
《SIDE D》
01. Someday After a While
02. Standin' Round Crying
03. Drifftin'
04. Groaning the Blues

【LP 10 & 11 - PILGRIM】
《SIDE A》
01. My Father's Eyes
02. River of Tears
03. Pilgrim
《SIDE B》
01. Broken Hearted
02. One Chance
03. Circus
《SIDE C》
01. Goin' Down Slow
02. Fall Like Rain
03. Born in Time
《SIDE D》
01. Needs His Woman
02. She's Gone
03. You Were There
04. Inside of Me

【LP 12 - RARITIES】
《SIDE A》
01. Stone Free
02. Crossroads (Live)
03. White Room (Live)
04. Theme From A Movie That Never Happened (Orchestral)
《SIDE B》
01. Pilgrim (Remix) *
02. 32-20 Blues (Live)
03. County Jail Blues (Live)
04. Born Under A Bad Sign *

* Previously Unreleased

エリック・クラプトン|1994年11月8日、9日、サンフランシスコのフィルモアで、クラプトンがこよなく愛するブルース楽曲をプレイしたライヴが『ナッシング・バット・ザ・ブルース』としてアルバムと映像で遂にリリース!>>>>

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タグ : [anoto] アナログレコード ロック復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2022年08月19日 13:45