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全曲世界初録音!ARCアンサンブルによる『ミュージック・イン・エグザイル~亡命者たちの音楽』第6弾!アルベルト・ヘムシ:室内楽作品集

アルベルト・ヘムシ:室内楽作品集

ARCアンサンブルによる『ミュージック・イン・エグザイル・シリーズ』!《セファルディ民謡集》で知られるアルベルト・ヘムシ!

カナダにおける最も優れた文化大使であるARCアンサンブル(Artists of The Royal Conservatory)が注力する『ミュージック・イン・エグザイル~亡命者たちの音楽』シリーズの最新巻は、セファルディムの伝統音楽を集め保存したことで有名なアナトリア(現トルコ)の作曲家、アルベルト・ヘムシ(1898-1975)の室内楽作品集。ARCアンサンブルは20世紀の全体主義体制下で抑圧され、その後も疎外され続けてきた音楽の研究と復興に力を注いでおり、シリーズではこれまでに「ベン=ハイム(CHAN 10769)」、「フィテルベルク(CHAN10877)」、「シモン・ラクス(CHAN 10983)」、「カウフマン(CHAN20170)」、「クレバノフ(CHAN 20231)」の計5巻がリリースされています。

アルベルト・ヘムシは1898年、アナトリア(現在のトルコ)のトゥルグトルに生まれ、イタリアで学んだセファルディム(スペイン系ユダヤ人)の作曲家。アナトリアには2000年以上前からユダヤ人が住んでいましたが、1492年のユダヤ人追放令により、スペインやポルトガルからセファルディムがやってきて、その人口は大幅に増加しました。その後、オスマン帝国の崩壊、ナチズムの台頭、イスラエルの建国、アラブ諸国での反ユダヤ主義の台頭により、人口が激減。ミラノの音楽院で修行したヘムシは、アナトリアに戻り、セファルディの伝統音楽をできるだけ多く集め、記譜することを決意しました。彼はバルトークやコダーイ、ヴォーン・ウィリアムズのような多くの作曲家同様、伝統的な旋律とそれを支える様々な演奏スタイルや慣習が、いかに自身の音楽にインスピレーションを与えてくれるかを理解していたのです。
(東京エムプラス)

『ミュージック・イン・エグザイル~亡命者たちの音楽 Vol.6~アルベルト・ヘムシ:室内楽作品集』
【曲目】
アルベルト・ヘムシ(1898-1975):室内楽作品集
ギリシャの婚礼の踊り Op.37 bis(チェロとピアノのための)
3つの古風な旋律 Op.30(セファルディ民謡集より、弦楽四重奏のための)
ピルプール・ソナタ Op.27(ヴァイオリンとピアノのための)
五重奏曲 ト長調 Op.28(ヴィオラと弦楽四重奏のための)
瞑想曲 Op.16(アルメニアの様式で、チェロとピアノのための)

※全曲世界初録音

【演奏】
ARCアンサンブル

【録音】
2021年12月&2022年2月、トロント王立音楽院ほか(カナダ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年08月26日 00:00