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オルソップ&ウィーン放送響によるマーラー編曲版のシューマン:交響曲第1番、第2番が登場!


[Naxos Music 公式チャンネルより]

オルソップ&ウィーン放送響が挑む、マーラー版のシューマン: 交響曲全集、第1弾

ドイツ・ロマン派を代表する作曲家ロベルト・シューマンが完成させた交響曲は4曲ありますが、これらを近代以降のオーケストラで演奏すると、音が濁ったり、バランスが取れなかったりすることが多く、指揮者泣かせの曲と言われてきました。この難題に大胆な回答を出したのが、作曲家にして当代屈指の名指揮者でもあったマーラー。彼の時代のオーケストラで聴き映えがするよう、4曲の交響曲のスコアに数多くの改変やカットを加えました。それらの多くは打楽器や金管の増減などによってマーラーが重要と見なすモチーフを補強し、そうでないと考えた部分を抑えるというものでしたが、今ではシューマン自身の意図した響きではないと批判される傾向があります。
オルソップはマーラーのオーケストレーションを再評価すべく、ウィーン放送響と全4曲を収録。第1弾となるこのアルバムには第1番と第2番が収録されています。

シューマンがたった4日でスケッチを完成させたという第1番。曲に付された副題の「春」は、当時のシューマンが関心を抱いていたドイツの詩人アドルフ・ベルガーの詩から発想したもので、1841年にメンデルスゾーンの指揮するライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団で初演されました。その際、楽器の機能上の制約からファンファーレの音程を変更していますが、マーラーはこれをシューマンが当初考えた通りに戻しています。
第2番は1846年に完成し、同じくメンデルスゾーンとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が初演を行いました。マーラーは楽器編成を変更した他、終楽章のコーダに大幅なカットを施していますが、このオルソップの演奏ではカットは採用していません。
(ナクソス・ジャパン)

輸入盤

 

国内仕様盤

※国内仕様盤には相場ひろ氏による日本語解説が付属します

 

【曲目】
ロベルト・シューマン(1810-1856):
交響曲第1番 変ロ長調 「春」 Op. 38(G. マーラーによる編曲版)
1. I. Andante un poco maestoso - Allegro molto vivace
2. II. Larghetto
3. III. Scherzo: Molto vivace
4. IV. Allegro animato e grazioso

交響曲第2番 ハ長調 Op. 61(G. マーラーによる編曲版)
5. I. Sostenuto assai - Allegro ma non troppo
6. II. Scherzo: Allegro vivace
7. III. Adagio espressivo
8. IV. Allegro molto vivace

【演奏】
マリン・オルソップ(指揮)
ウィーン放送交響楽団

【録音】
2020年2月20-23日
Musikverein Wien and ORF Funkhaus Studio 6(オーストリア)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年09月13日 00:00