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英国の古楽器アンサンブル、フロリレジウムがハイドンの“交響曲 第6番「朝」、第7番「昼」、第8番「晩」”を録音!

フロリレジウム

当時想定された編成でこそ映える、ハイドン初期交響曲の室内楽的魅力

小編成の室内楽編成を軸に、時には合唱を交えた大規模編成の作品も演目に選びながら、17~18世紀の楽団規模に合わせ弦楽合奏の員数を絞った緊密なアンサンブルで、バロックや古典派の音楽本来の姿を問い続けてきた英国の古楽器アンサンブル、フロリレジウム。
ハイドン作品ではウィスペルウェイとのチェロ協奏曲の録音(CCS7395)がある他、後期のロンドン交響曲を当時の室内楽編曲版で演奏もしています(第104番はチェロ協奏曲のアルバムに併録、他に第93・94・101番も室内楽版で録音〔CCSSA19603〕)が、今回は当初から小編成のオーケストラでの演奏を念頭に置いて作曲された初期の3連作「朝・昼・晩」が選ばれました。
エステルハージ侯爵家に雇われて間もない若きハイドンが主君の余興のために書いたこれら3曲は、侯爵家に雇われていたヴァイオリンのトマジーニやチェロのクラフトなど名手たちの腕前が際立つよう、随所に各楽器のソロが盛り込まれている点が魅力の一つ。
作曲当時の侯爵家でこれらの交響曲を披露した宮廷楽団の規模通り(チェンバロ抜き・弦は3/3/2/2/1)で、室内楽とオーケストラの区別も明確ではなかった18世紀半ばの音作り本来の面白さに迫り、フロリレジウムの持ち味が最大限に活かされた出色の好演に仕上がっています。
あらゆる細部に深い音楽知が潜む後年の大作群への第一歩が早くも詰まった初期の傑作を、作曲家の真意に迫った解釈で味わえる絶好の1枚と言えましょう。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
1-4. 交響曲 第6番 ニ長調「朝」Hob. I: 6
5-8. 交響曲 第7番 ハ長調「昼」Hob. I: 7
9-12. 交響曲 第8番 ト長調「晩」Hob. I: 8

【演奏】
フロリレジウム(古楽器使用)
コンサートマスター: アガタ・ダラスカイテ(ヴァイオリン)
アシュリー・ソロモン(指揮・フルート)

【録音】
2021年11月、セント・ジョーンズ教会、アッパー・ノーウッド、ロンドン

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年09月22日 00:00