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フロリレジウムの新録音!『シュポア・コレクション Vol. 2』~18世紀製オリジナル楽器によるフルート作品集


[Channel Classics 公式チャンネルより]

全て18世紀のオリジナル楽器! 6種の楽器から導き出される玄妙な音を生かして

2020年3月にリリースされた先行盤(CCS43020)に続く、フランクフルトの歴史的楽器蒐集家ペーター・シュポアの名高い古楽器コレクションを使った新録音。イタリア、フランス、ドイツの重要作曲家たちがそれぞれ残した重要な作品と同時期、ないし各作曲家と何らかの関係を見出せる楽器を6本厳選し、それらを使い分けてその真相に迫ります。

ソナタを集めていたVol.1に対し、今回は6人の作曲家による協奏曲6曲をチョイス。18世紀の一般的な演奏習慣を踏まえ、名手ボヤン・チチッチをはじめとする弦楽器奏者たちは通奏低音以外1パート1人ずつで、俊才アシュリー・ソロモンの細やかな息遣いや闊達な吹奏を通じて真価を発揮する各銘器の味わいを殺さない、親密にして緊密なアンサンブルは企画の趣旨によく合致していると言ってよいでしょう。

有名なヴィヴァルディ「夜」の緩急あざやかな解釈もさることながら、クヴァンツ作品での艶やかなロココ情緒も、リコーダー作品で有名なウッドコックの協奏曲に聴く歌心の豊かさも、大西洋をまたいで活躍を続ける経験豊かなアシュリー・ソロモンとフロリレジウムなればこその瑞々しさ。

CHANNEL CLASSICSの創設者で名録音技師ジャレッド・サックスによる丁寧なエンジニアリングも彼らの妙技を克明に伝えてくれています。知る人ぞ知るリコーダー奏者ワルター・ファン・ハウヴェ(フランス・ブリュッヘンの高弟にして盟友)がプロデューサーとして名を連ねているのも見逃せません。
(ナクソス・ジャパン)

『シュポア・コレクション Vol. 2』~18世紀製オリジナル楽器によるフルート作品集
【曲目】
1-5. アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):フルート協奏曲 ト短調 「夜」 Op.10-2 RV 439
使用楽器: トリノのパランカ1750年頃製作、黒檀製に象牙製リングと銀製キー

6-8. ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):フルート協奏曲 ハ長調 Op.7-3
使用楽器: パリのビゼ1735年頃製作、ボックスウッド製に象牙製リングと交換品の銀製キー

9-11. カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22/H 426
使用楽器: ポツダム(ベルリン近郊)のキルスト1775年頃製作、黒檀製に象牙製リングと銀製キー

12-14. ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):フルート協奏曲 第182番 ニ長調 「ポツダムのために」 QV5:41
使用楽器: 製作者不詳(おそらくザクセン地方、ドレスデン近郊マイセン)、1790年頃製作、陶器製

15-17. ミシェル・ブラヴェ(1700-1768):フルート協奏曲 イ短調
使用楽器: パリのT.ロー(ロット)1740年頃製作、ボックスウッド製に象牙製リングと装飾入り銀製キー

18-20. ロバート・ウッドコック(1690-1728):協奏曲 第9番 ホ短調
使用楽器: ロンドンのステインズビー2世1740年頃製作、象牙製に銀製リングと銀製キー

※使用楽器は全てキー1個のモデル

【演奏】
フロリレジウム(古楽器使用)
アシュリー・ソロモン(各種フラウト・トラヴェルソ、指揮)
ボヤン・チチッチ、アリス・エヴァンズ(ヴァイオリン)
ジェーン・ロジャーズ(ヴィオラ)
ジェニファー・モーシェス(チェロ)
ロージー・ムーン(コントラバス)
フレッド・ヤコブス(テオルボ)
ジュリアン・パーキンズ(チェンバロ)

【録音】
2022年6月
ミュジークハーフェン、ザールダム(オランダ)

収録時間: 82分

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年02月21日 00:00