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フルシャ&バンベルク響『愛と死~ワーグナー、マーラー、R.シュトラウス』~「死」をテーマとしたコンセプト・アルバム

フルシャ

ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団による「死」をテーマにしコンセプトアルバム
愛と死~ワーグナー、マーラー、R.シュトラウス


ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団による最新盤は、「死」をテーマに、19世紀の音楽を一変させたワーグナーと、19世紀末を共に駆け抜けたマーラーとリヒャルト・シュトラウスの作品を取り上げたコンセプトアルバムです。
内容は、ワーグナーの究極の愛と官能のドラマ《トリスタンとイゾルデ》の第3幕の終結部で、剣に倒れたトリスタンの後を追い、自らも命を絶とうというイゾルデによって歌い上げられる<イゾルデの愛の死>。そして交響曲第2番《復活》第1楽章初稿として知られているマーラーの交響詩<葬礼>。
ルキノ・ヴィスコンティ監督の傑作映画「ベニスに死す」のテーマ曲として一躍有名になった交響曲第5番の第4楽章<アダージェット>。
最後には20代の若きシュトラウスの死生観が凝縮された作品といえる交響詩<死と変容(死と浄化)>。
フルシャは、否応なしに向き合わざるをえない「死」ではなく、「生と死」への対峙そこに人生の意味が見いだされるものである、ということを感じさせる作品を集めたといいます。
さらにこれらの作品をまとめて演奏することによって、作曲家同士の対話がこの録音上で生まれ、バンベルク交響楽団のDNAに刻まれた彼らの音楽が、聴くものに問いかけ心を響かせるとも語っています。
(キングインターナショナル)

フルシャ

【曲目】
ワーグナー:
楽劇《トリスタンとイゾルデ》から
1.前奏曲(10'46)
2.愛の死(7'24)

マーラー:
3〈.葬礼〉(23'12)
4.交響曲第5番第4楽章「アダージェット」(9'51)

リヒャルト・シュトラウス:
5.交響詩『死と変容(死と浄化)』(25'28)

【演奏】
バンベルク交響楽団
ヤクブ・フルシャ(指揮)

【録音】
2022年7月&9月
ヨーゼフ・カイルベルト・ザール
コンツェルトハレ・バンベルク

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年01月25日 00:00