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DGから高音質LPシリアル番号入り限定盤『オリジナル・ソース・シリーズ』第1回~クライバー、カラヤン、アマデウスSQ、アバド

《オリジナル・ソース・シリーズ》第1弾発売4タイトル

『未来のレトロ』ドイツ・グラモフォンからオーディオ・ファンのための新しいLPシリーズ始動!

エミール・ベルリナー・スタジオスが、最先端のピュア・アナログ技術を駆使して、オリジナルの1/2インチ4トラック・テープから伝説的な名盤をリマスター
《オリジナル・ソース・シリーズ》第1弾発売 4タイトル


ドイツ・グラモフォンから、名盤をLPで復刻する新シリーズ『オリジナル・ソース・シリーズ』(The Original Source)発売決定。ベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオスが1970年代の4トラックの1/2インチ・マスターから、独自の最先端かつ100%ピュアなアナログ技術を駆使してミキシング&カッティングし、最高音質を実現。
オプティマル社製180g重量ヴァージン・ヴィニール盤。オリジナル・アートワーク&ライナーノーツ、スリーブ内に追加写真や録音資料を掲載。豪華ゲートフォールド仕様。シリアルナンバー入り限定盤。
●オリジナル4トラック1/2インチ・マスター・テープから直接ピュア・アナログ・ミックス&カット
●エミール・ベルリナー・スタジオスにてライナー・マイヤールがミックス、シドニー・C・マイアーによるカッティング
エミール・ベルリナー・スタジオスのレコーディング・プロデューサー兼マネージング・ディレクター、ライナー・マイヤールによる『オリジナル・ソース・シリーズ』の解説
古い宝物の再発見には、時に長い年月がかかります。2023年、ドイツ・グラモフォン社創立125周年記念として発売される「オリジナル・ソース・シリーズ」は、1970年代の伝説的録音を、ステレオ1/4インチ・テープのコピーではなく、4トラック1/2インチのマスターから初めて直接カットして発売します。その結果、クオリティは限界まで高められ、リスナーはかつてないほどこれらのレパートリーを楽しむことができるでしょう。
この特別なシリーズの背景をよりよく理解するために、DGの録音技術開発について目を向ける価値はあります。1970年には早くも4チャンネル・サラウンドの録音が始められました。録音方式は左、右、フロント、そしてリアのチャンネルの4トラック・アナログテープです。録音が終わるとこれらの4トラック・テープはハノーファーのDGのスタジオで編集されました。録音テイクはハサミでカットされ、粘着テープでつなぎ合わされました。しかしながら、この時代、4チャンネル方式の再生に対応した民生用フォーマットはなく、DGは将来を見据えて録音制作していたのです。DGはもちろんこれらの録音を普通のステレオLPでリリースしましたが、そのためにエンジニアたちは4トラックのマスターテープからステレオのダウンミックスを作成する必要がありました。DGはこのコピーのコピーを作って世界各地の工場に送り、現地プレスで世界中に流通させたのです。
テープのコピーはオリジナル・マスターテープほど良い音は出せません。そこで、2トラックのコピーの代わりに、オリジナルの4トラック・マスターをラッカー盤カッティングに使用し、最高クオリティの製品を生産するアイデアが生まれました。当時の専門家チームと、彼らのアナログ録音技術のおかげで、センセーショナルなサウンドを実現しています。
この新シリーズのために、2つの技術的側面を考慮しなければなりませんでした。先ず、4トラック・テープは通常の2トラック・テープの2倍の幅があるため、特別なテープ・マシンを必要としたこと。それはディスク・カッティング旋盤がディスクに完璧な溝をカットすることを可能にするためのプレビュー信号を送ることができるものでなければなりません。我々のテープ・マシンは、この目的のために改造されたもので、おそらく現在、世界で唯一のものでしょう。次に、フロントとリアのチャンネルをリアルタイムでステレオにミックスする必要があります。全く新しい特注のミキシング・デスクが必要不可欠でした。エミール・ベルリナー・スタジオスはパッシブ・ミキサーを設計し、それは信号にどんなノイズも加えることのない最高品質のレンダリングを実現しました。
「オリジナル・ソース・シリーズ」とはつまり、テープ・コピーを使わず、信号経路に不要なデバイスを使わず、もちろんデジタル・サウンド処理もしないピュアLPです。これはオリジナル・マスターからカッターヘッドまでの最短の方法です。
オリジナル・リリース盤と比較すると、音の優位性は際立っています。よりクリア、より精細、より周波数レスポンスがよく、同時にノイズ、歪み、圧縮が少なくなっています。。。どうぞ、お楽しみください!
(ユニバーサルミュージック/IMS)

ドイツ・グラモフォンの新しいアナログLP「オリジナル・ソース・シリーズ」をお勧めします!

ドイツ・グラモフォンが最高の状態のマスターから最高品位のLPレコードを制作する「オリジナル・ソース・シリーズ」を立ち上げた。
第1弾は(1)クライバー指揮ウィーン・フィル/ベート-ヴェン:交響曲第7番、(2)カラヤン指揮ベルリン・フィル/マーラー:交響曲第5番、(3)アマデウス四重奏団&ギレリス/シューベルト:ピアノ五重奏曲《ます》、(4)アバド指揮ロンドン交響楽団/ストラヴィンスキー:《春の祭典》の4タイトル(筆者は4のみ未入手)。
とにかく鮮度の高い音だ。筆者はまず(3)に針を降ろして、その生々しさに驚嘆した。これまでに聴いたLP、CDにも増して、アマデウス・メンバーの迸るような弓の走り、コントラバスの鮮烈なリズム、ギレリスの清冽で力強いピアノに息を呑んだ。ここまでくると歴史的名演のナマに立ち会うのと同じ「体験」である。
(1)は、まさにCDのネイキッド・バージョンだ。音に潤いがあり耳に快いのはCDだが、お化粧抜きの今回のLPは音の立ち上がりのスピードが圧巻!名門ウィーン・フィルのメンバーが能力の限界ギリギリまで攻めた演奏をしているのが目に見えるようだ。
(2)は冒頭のトランペット・ソロから音色の輝き、緊張感が凄く、続いて現れるオーケストラの総奏のド迫力、色彩の爆発に圧倒される。カラヤンがこの録音に賭けた本気度が音からひしひしと伝わってくる。CDは豊かさと安定感のある音にマスタリングされていた。
これらは元々1970年代の4チャンネル録音で、これまでのLPやCDは2チャンネルにトラック・ダウンした二世代目のアナログ・マスターを用いていた。今回は世代を遡った4チャンネルのオリジナル・マスターをそのまま使い、高品位のアナログ・プロセスで2チャンネル化し、カッティングしたという。つまり一切デジタルで洗われていない、アナログそのもののサウンドが鳴り響いているのだ。すべての音楽ファンに心からお薦めしたい!(板倉重雄/intoxicate vol.164より)

クライバー

カルロス・クライバー/ベートーヴェン:交響曲 第7番

ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92
[Side A]
1)第1楽章: Poco sostenuto - Vivace
2)第2楽章: Allegretto
[Side B]
1)第3楽章: Presto
2)第4楽章: Allegro con brio
【演奏】
カルロス・クライバー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1975年11月、1976年1月 ウィーン、ムジークフェライン

カラヤン

ヘルベルト・フォン・カラヤン/マーラー:交響曲 第5番(2枚組)

マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調
《LP 1》
[Side A] 第1楽章: Trauermarsch. In gemessenem Schritt. Streng. Wie ein Kondukt.
[Side B] 第2楽章: Sturmisch bewegt. Mit groster Vehemenz.
《LP 2》
[Side A] 第3楽章: Scherzo (Kraftig, nicht zu schnell)
[Side B] 1)第4楽章: Adagietto. Sehr langsam、 2)第5楽章: Rondo-Finale (Allegro)
【演奏】ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1973年2月 ベルリン、イエス・キリスト教会

アマデウス

エミール・ギレリス、ライナー・ツェペリッツ、アマデウス弦楽四重奏団/シューベルト:ピアノ五重奏曲『ます』

シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 D667 『ます』
[Side A]
1)第1楽章: Allegro vivace
2)第2楽章: Andante
[Side B]
1)第3楽章: Scherzo (Presto)
2)第4楽章: Thema -Andantino - Variazioni I-V - Allegretto
3)第5楽章: Finale (Allegro giusto)
【演奏】
エミール・ギレリス(ピアノ)、ライナー・ツェペリッツ(コントラバス)、アマデウス弦楽四重奏団員[ノーバート・ブレイニン(ヴァイオリン)、ピーター・シドロフ(ヴィオラ)、マーティン・ロヴェット(チェロ)]
【録音】
1975年8月、9月 フィンランド、トゥルク、コンサート・ホール

アバド

クラウディオ・アバド/ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』

ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』(1947年版)
[Side A]
1)-6)第1部:大地礼讃
[Side B]
1)-5)第2部:いけにえ
【演奏】
クラウディオ・アバド(指揮)ロンドン交響楽団
【録音】
1975年2月、1976年1月 ロンドン、クロイドン、フェアフィールド・ホールズ

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP

掲載: 2023年03月24日 12:00

更新: 2023年06月15日 17:00