青柳いづみこ＆西本夏生による2台・4手！『Caprice - 気まぐれ -』

青柳いづみこと西本夏生―それぞれにフランス音楽とスペイン音楽を専門とする二人のピアニストが2台・4手で贈る、スペインとラテンアメリカにインスパイアされたフランス音楽集。生涯彼の地を訪れることのなかったドビュッシーのスペインへの憧憬を体現する3作品ほか、ラヴェルによる仄暗い舞曲、ブラジル音楽を取り入れたミヨー作のカラフルなバレエ音楽。リズムはラテン、雰囲気はフランス、二人の音楽性に至るまで、「混合」の妙を楽しめる一枚。
（コジマ録音）

【曲目】
[1] M. ラヴェル： ハバネラ 《耳で聴く風景》より（1895）※

[2] C. ドビュッシー： リンダラハ（1901）※

C. ドビュッシー： イベリア 《管弦楽のための映像》より（1908, アンドレ・カプレによる編曲版）※
[3] 1. 街より道より
[4] 2. 夜の香り
[5] 3. 祭りの日の朝

C. ドビュッシー： 白と黒で（1915）※
[6] 1. 興奮して
[7] 2. ゆるやかに暗く
[8] 3. スケルツァンド

[9] D. ミヨー： 屋根の上の牛（1920, ミヨーによる連弾用編曲版）＊

【演奏】
青柳いづみこ＆西本夏生（2台ピアノ※／連弾＊）

【録音】
2021年8月24-26日
品川区立五反田文化センター