こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

注目アイテム詳細

〈タワレコ限定・高音質〉スクロヴァチェフスキ&読響/ブルックナー:交響曲集 グリモー/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(SACDハイブリッド)

スクロヴァチェフスキとグリモー

タワーレコード・オリジナル企画盤  日本コロムビア x TOWER RECORDS
タワーレコード SACD化プロジェクト最新作 The Valued Collection Platinum
「DENON原盤 ハイブリッドSACDシリーズ」
最新作 名盤2タイトル 限定盤

ORTマスタリングSACDシリーズ第9回(通算第11弾)
<生誕100周年>スクロヴァチェフスキのブルックナーとグリモーの協奏曲録音 DENON原盤 名盤2作

ORTマスタリング(グリモーのみ。スクロヴァチェフスキはハイレゾ・マスタリング)でハイレゾ音源として鮮やかに蘇った不滅の名演!原音に忠実に、CD層含め完全新規でマスタリング。一部世界初SACD化

・スクロヴァチェフスキ&読響/ブルックナー:交響曲第0,5,7-9番(5枚組)
・グリモー(P)/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、ラヴェル:ピアノ協奏曲
2023年にORTマスタリング(グリモーのみ該当)を行いSACD化
各税込 9,350円(5枚組)、2,640円 SACDハイブリッド盤


2023年11月22日(水) 発売予定
マスタリング・エンジニア:毛利 篤 氏(日本コロムビア)
初出時のオリジナル・ジャケット・デザイン使用
企画・販売:TOWER RECORDS
発売:日本コロムビア株式会社

 

 新規のSACD化企画としてスタートしました2022年4月発売のスウィトナー&SKBによるベートーヴェン:交響曲全集以降、これまで10企画分を復刻してきました(うち2つはSUPURAPHON原盤)。今回の通算の最新11弾では、従来のDENON原盤によるデジタル録音復刻であるORTマスタリング音源と、当企画初めてのハイレゾ・マスタリング音源の2点を取り上げます。スクロヴァチェフスキは生誕100年(2023年)の記念の年であり、来年のブルックナー・イヤーを見据え、読売日本交響楽団とのブルックナー5曲を集成しました。グリモーはORT復刻の若き日の協奏曲音源です。いずれもこの機会に多くのリスナーに聴いていただきたい演奏ですので、最新復刻による効果を今回も堪能ください。
当時の日本コロムビア他で収録された各デジタル音源の名盤が、この度SACDとして新規で復活します。従来、この時期の音源を再生するにはCDスペックが相応しい、もしくは十分であるという意見がほとんどでしたが、日本コロムビアが開発した"ORTマスタリング"技術を用い、高音質音源として発売することにいたしました(今回はグリモー盤のみ)。SACDとしては初期デジタル音源を復刻する手法は大分前からありましたが、当社では例外を除いてこれまでリリースを行ってきませんでしたが、最新のマスタリング技術向上に伴い、この機会に、ハイレゾ音源としては"失われた時代"とも言える名盤の数々を今後も取り上げていきたいと考えています。"ORTマスタリング"により、楽音本来の豊かな音色やなめらかさ、そしてホールの響き感などが復活、原音に忠実に、名演奏、名録音の魅力をお届けします。尚、CD層も今回の最新マスタリングを反映しています。"ORTマスタリング"の詳細は後述しておりますので、参照ください。

<制作に関しまして>~「ORTマスタリング」を採用したSACDハイブリッド化企画
 これまでタワーレコードによるSACD企画は、アナログで収録されたアナログ・マスターテープを使用して最新でハイレゾ化を行ったマスターを元に復刻してきました。例え過去にSACD化されたことがある音源でも、マスタリング含む工程を最新で行うことにより、従来を超える音質や鮮度を獲得してきたことはご存知の通りです。

 しかしながら、1970年代後半から徐々にスタンダードとなったデジタル録音時期、特に巨匠と呼ばれた指揮者や演奏者がまだ多く存在していた最盛期にも多くの名盤が存在します。特に晩年の最高のパフォーマンス時期に収録された盤が、ちょうどデジタル録音の最初期に当たっていたというケースが多いことに(音質的に)愕然とする方も多いのではないでしょうか。録音史的には最盛期とも言えるこの時期の録音スペックは、現在では物足りない(捉えきれていない)のではという指摘があることは確かです。その時期の音源を再生するにはCDスペックが相応しい、もしくは十分であると考える方も少なくありません。

 一方、ハイスペックで聴くことができないその"失われた時代"の音質を何とかして向上できないか、という試みもこれまでマスタリングや物理的なプレス過程等では多く行われてきました。しかし、元々収録されたスペックや録音状態からアナログ音源を最新で復刻した時と比較すると、アナログ録音の最新復刻のような劇的な改善とまでは至らないと言えます。

そのような中、2015年に主に配信用として日本コロムビアさんが“画期的なハイレゾ・アップコンバート技術"の実用化を行っていたことがわかりました。CDへの応用はほぼない状況でしたが、2020年の当社の企画盤でスプラフォン原盤のノイマン/マーラー:交響曲全集(TWSA1070)をSACDで復刻するにあたり、どうしても3曲あるデジタル録音も入れた全集にするべく、テストケースとして「ORTマスタリング」を採用しました。その結果は良好で検証も行った結果、元の録音状態にもちろん左右されるものの、概ねハイレゾに耐えうる可能性があることを確認できました。その後、この技術を使った新規企画の音源を模索し、さらなる検証とテストを行った結果、正式に「ORTマスタリング」を採用したSACDハイブリッド化企画をスタートすることにしました。

 この技術的内容に関しては他のページに後述してありますが、効果は予想以上でした。「ORTマスタリング」を行ったデジタル初期音源は、個々の音質差以上に音場間の向上や音離れが良くなり、解像度が高まりました。また、ステージが従来より近く感じられ緊密感も増しています。SACD層に限らずCD層でも「ORTマスタリング」を反映させていますので、その効果を確認できると思います。程度は元の録音状態によることや、最も成功したアナログ録音の最新復刻時のような劇的な変化とまでは言えないものの、従来の復刻に勝るとも劣らない音質を獲得できることを確信し、本格的に企画を進行して行くことにした次第です。

 これにより初期デジタル録音をより良い音でお届けできることになりました。"失われた時代"の名盤を失われた音楽に決してさせない、むしろ音楽的に恵まれた時代の音源を積極的に復刻するひとつの重要な方法として今後も様々なチャレンジを図りつつ、豊かな時代の素晴らしい音源をリスナーの元へお届けして行く所存です。

ORT

<“ORT Mastering" に関しまして>
<ORT Mastering とは>
日本コロムビア・スタジオ技術部が開発した「倍音再構築技術:ORT」とMaster Sonic 64bit Processing技術による高精細な演算処理を用いたマスタリング手法です。日本コロムビアでは1972年に世界初の実用PCM録音機を開発、デジタル録音の先駆者として、数多くの名演奏を録音、高い評価を博しました。これら過去の音源を、現在のハイビット・ハイサンプリング環境で再生するための一手法としてORTが開発されました。
“ORT Mastering"では、ORTの技術を駆使するマスタリング・エンジニアによって、楽音本来の豊かな音色やなめらかさ、そしてホールの響き感などが復活、原音に忠実に、名演奏、名録音の魅力をお届け致します。
<倍音再構築技術:ORT>
日本コロムビアで開発した、倍音再構築技術(Overtone Reconstruction Technology:ORT)のことです。アナログ/デジタル変換時に失われてしまった楽音の高域成分を、低域部分の倍音を利用して予測、再構築します。
<ORT Mastering の特徴>
・マスタリング・エンジニアによる繊細な倍音復元
・広いダイナミックレンジと周波数帯域を活かす高品質マスタリング
 詳細はこちらをご参照ください。⇒https://columbia.jp/ortmastering/
(ORTマスタリングは日本コロムビアの登録商標です)
*尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

スクロヴァチェフスキ

ブルックナー:交響曲集(第0番・第5番・第7番・第8番・第9番)ライヴ(2023年マスタリング) (SACDハイブリッド)
/スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ/読売日本交響楽団

[TWSA1156/60 (5SACDハイブリッド) 9,350円(税込)]

〔スクロヴァチェフスキ生誕100年記念〕聴衆に圧倒的な感動を与えたマエストロと読売日本交響楽団による名演。全5曲のライヴ録音が最新リマスタリングで蘇る!第5番は今回が初SACD化

※ 世界初SACD化(1)。ステレオ録音。限定盤
※ 初セット化
※ 日本コロムビア所有のオリジナル・マスターより2023 年にハイレゾ・マスタリングを行いSACD化
※ マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン採用(他のジャケット・デザインも解説書等に一部採用)
※ 解説:広瀬大介氏、鈴木淳史氏、平林直哉氏の初出時原稿を掲載。解説書合計22ページ
※ マルチケース仕様。盤印刷面:緑色仕様
※ 一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。

【収録曲】アントン・ブルックナー:交響曲集(第0番・第5番・第7番・第8番・第9番)
<DISC1>
1. 交響曲第5番 変ロ長調
<DISC2>
2. 交響曲第7番 ホ長調
<DISC3>
3. 交響曲第8番 ハ短調 第1-3楽章
<DISC4>
3. 交響曲第8番 ハ短調 第4楽章
4. 交響曲第0番 ニ短調
<DISC5>
5. 交響曲第9番 ニ短調
【演奏】
読売日本交響楽団
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
【録音】
2008年4月18日 サントリーホール(96kHz/24bit デジタル録音) (1)
2010年10月16日 サントリーホール(96kHz/24bit デジタル録音) (2)
2016年1月21日 東京芸術劇場(96kHz/32bit デジタル録音) (3)
2014年10月8日、東京芸術劇場(96kHz/32bit デジタル録音) (4)
2009年9月23日 東京芸術劇場(96kHz/24bit デジタル録音) (5)  以上、ライヴ録音
【Original Recordings】
Producers: Takashi Baba(No.0, No.7, No.9), Nobuo Nakazato (No.5, No.9), Yuki Yokota (No.8)
Recording Director: Hiroshi Kunisaki (No.8)
Balance engineer and editing: Toshiyasu Shiozawa
Assistant engineers: Maki Onodera (No.0, No.5, No.7, No.9), Shin-ichi Kawakami (No.8)
Photo: © Yomiuri Nippon Symphony Orchestra (Photo: Toshiyuki Urano)
【原盤】
日本コロムビア

グリモー

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、ラヴェル:ピアノ協奏曲(2023年ORTマスタリング) (SACDハイブリッド)
エレーヌ・グリモー、ヘスス・ロペス=コボス/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

[TWSA1161 (1SACDハイブリッド) 2,640円(税込)]

〔ラフマニノフ生誕150年記念〕深い考察と豊かな詩情を兼ね備えた若きグリモーの名盤。ORTマスタリングを用いたハイレゾ化による初SACD化。最新マスタリングを施した名演奏が最新で蘇る!

※ 世界初SACD化。ステレオ録音。限定盤
※ 日本コロムビア所有のオリジナル・マスターより2023年にORTマスタリングを行いSACD化
※ マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン採用
※ 解説:百瀬喬氏他の初出時原稿を掲載。解説書合計10ページ
※ ジュエルケース仕様。盤印刷面:緑色仕様
※ 一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。

【収録曲】
1. セルゲイ・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
2. モーリス・ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
【演奏】
エレーヌ・グリモー(ピアノ)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ヘスス・ロペス=コボス(指揮)
【録音】
1992年6月16、17日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
【Original Recordings】
Producer & Tape Editor: Holger Urbach
Balance Engineer: Gen-ichi Kitami
Cover Photo ©Dennis J. Reichert
【原盤】
日本コロムビア