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インタビュー

渡辺俊美(Redevelopment)

生活の中でほんとうに面白いと思える
アーティストだけをセレクトした、ひとつの提案

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 TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美が動いた。

「Redevelopment(再開発)」と名づけられたこの企画は、単なる新人バンドのサンプラーではない。渡辺俊美自身が、自分自身の日常生活の中でほんとうに面白いと思えたアーティストだけをセレクト、彼の音楽に対する視点・姿勢に裏打ちされた、ひとつのプレゼンテーションといえるものだ。


キーワードとして彼が口にするのは「ジャズ」。しかし、それは「いわゆるジャズ」を模倣するようなものではなく、渡辺俊美が考える現在のジャズのかたちである。様式ではなく、束縛されない自由な音楽の豊かさそのものであり、したがってそれは、ヒップホップもハウスミュージックも通過した向こう側にある新しい表現と言える。サンプリング、リミックスの手法を消化した上で、彼らはいま、マニュアルの演奏を志向しているケースが多い。

2001年11月21日にリリースされたコンピレーション・アルバム『Redevelopment』にはそのような音楽が7アーティスト分、全12曲収められている。

さらに、2001年12月27日には「Redevelopment & CLASS6@新宿LIQUID ROOM」と題されたイベントが控えている。このイベントは単なるライブ・コンサートではなく、会場内でグッズや食事の模擬店まで提供してしまおうという楽しげな試みになっている。

こうした新しい「音楽運動」の背景にあるマインドについて、セレクトされた各アーティストの魅力について、渡辺俊美本人の口から語ってもらうことにしよう。

カテゴリ : インタヴュー

掲載: 2002年05月30日 13:00

更新: 2003年03月07日 19:32

文/bounce.com編集部