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THE 1975、ジャパン・ツアー「THE 1975 AT THEIR VERY BEST JAPAN 2023」初日の東京公演のライヴ・レポート到着

THE 1975
Photo by Jordan Curtis Hughes

昨年2022年の「SUMMER SONIC」ではついに初のヘッドライナーへと昇り詰め、その勢いのまま10月にライヴ終盤には5枚目となるアルバム『Being Funny In A Foreign Language』をリリースしたTHE 1975。同作は、本国イギリスでは5作連続となる1位を獲得。ここ数年はフェスティバルでの来日が多かったため、単独公演は2016年のEX THEATER ROPPONGI以来で、東京、横浜、名古屋、大阪と回るツアーは全公演ソールド・アウト(一部追加席の販売あり)し、バンド過去最大規模のジャパン・ツアーとなる。

そんなジャパン・ツアー初日は、4月24日に東京ガーデンシアターで開催された。開演時間とほぼ同時に暗転し、Elvis Presleyの“Love Me Tender”が流れるなか、ステージ背後の巨大なスクリーンに遠目に映るのはMatthew Healy(Vo/Gt)。画面には「Atpoaim」の文字が大映しになるが、これは「A Theatrical Performance Of An Intimate Moment(=親密な瞬間の劇場的なパフォーマンス)」の頭文字を取ったもので、最近バンドが公開しているショート・フィルムの名前でもある。その映像からMatthewが消えてしばらくすると、Matthewがふらりとステージ袖から姿を現し、そのあまりに自然な姿にどよめく会場に向かってキーボードだけをバックに“Oh Caroline”を歌い始めるところからショーはスタート。そして“Be My Mistake”の弾き語りを披露してなんとも自然な流れでステージ袖に向かってメンバーを呼び込むと他メンバー3人とサポート・メンバーが入ってバンドでのパフォーマンスが始まった。椅子とギター・スタンドしかなかったMatthewの周りにもラグやソファー、テーブル、ライトなどが持ち込まれ、彼のリビング・ルームができあがるという素晴らしいオープニングの演出も見どころであった。

バンドがステージに上がってからはサポート4人とバンド4人のアンサンブルが有機的に絡み合い、各アルバムから名曲が披露されていく。序盤で披露された“Looking For Somebody (To Love)”や“Me & You Together Song”の軽快さや解放感は、会場に幸福感をもたらしていた。

Matthewは数曲ごとにファンとコミュニケーションを取り、日本に来られたことや日本の大きな会場でプレイできることへの感謝を伝え、ライヴ終盤には、Matthewがギター1本でアルバム『Notes On A Conditional Form』の最後に収録された“Guys”の一節を歌った。この曲はMatthewが3人の他のメンバーへの感謝と愛情を綴った曲で、ここで披露されたのは同曲の「初めて僕らが日本に行った時/人生で起きた最高の出来事だった」という部分で、会場のファンたちは歓喜に沸いた。

最新作『Being Funny In A Foreign Language』の収録曲11曲から5曲もの曲が披露され、それ以外はこれまでのキャリア総括的な選曲となったセットリストであった。バンド史上最大規模のジャパン・ツアーはこのあとも、4月27日に神奈川、4月29日に名古屋、4月30日に大阪と続いていく。

THE 1975

THE 1975

THE 1975

THE 1975

THE 1975
Photo by Jordan Curtis Hughes

 

▼ライヴ情報
「THE 1975 AT THEIR VERY BEST JAPAN 2023」
4月27日(木)神奈川 ぴあアリーナMM
4月29日(土・祝)Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場) ホールA
4月30日(日)大阪城ホール

 

▼リリース情報
THE 1975
来日記念盤
『Being Funny In A Foreign Language』(邦題:外国語での言葉遊び)
NOW ON SALE


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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2023年04月26日 18:50