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目黒蓮(Snow Man)主演ドラマ「海のはじまり」にも登場。名作絵本「くまとやまねこ」大重版決定

くまとやまねこ

2008年4月に刊行し、16年間、読み継がれてきた名作絵本「くまとやまねこ」が、7月からこれまでの複数回のメディア露出とその大きな反響を受け、緊急で大部数の重版が決定。9月2日出来の48刷をもって発行累計29万部を超えることとなった。

「くまとやまねこ」は、文 湯本香樹実、絵 酒井駒子という夢のコンビで贈る感動の絵本。「ある朝、くまは ないていました。なかよしのことりが、しんでしまったのです。」という静かな文とモノトーンの絵で始まる。

本書は「第40回講談社出版文化賞絵本賞」、「第1回MOE絵本屋さん大賞」第1位、「この絵本が好き! 2009年版」国内絵本第1位等、これまで数々の賞に輝いた。

目黒蓮(Snow Man)が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「海のはじまり」では、水季と娘の海を繋ぐ大切な絵本として登場。SNSでは多くの反響が寄せられている。また、NHK Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」の「大人の心に響く絵本の魅力」特集(7月26日放映)では、「くまとやまねこ」の読書会の模様が放映された。図書館司書 田中肇は、「くまとやまねこ」との出会いがきっかけで、絵本を通して「死」を見つめる読書会「デスカフェ」を始めたとのこと。大学生から70歳代まで、様々な年齢の参加者が、死について語り合っていた。

誰もが避けられない「別れ」、そして「死」。それは一人一人にとってかけがえのない、ほかの誰とも比べることのできない経験。2008年に刊行してから16年もの間、グリーフ(深い悲しみ)に寄り添う絵本として、本書は子供から大人まで多くの人たちに読み継がれている。またこの本を大切に思う人たちによって、様々な朗読会や読み聞かせが開催され、今も新たな読者へと手渡されている。光溢れるこの絵本を、この機会にぜひチェックしてほしい。

 

▼書籍情報
文:湯本香樹実 / 絵:酒井駒子
「くまとやまねこ」


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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2024年09月03日 17:20