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第19回――四の五の言わずにタイトゥン・アップ!

連載
四の五の言わずにタイトゥン・アップ!
公開
2009/02/26   20:00
ソース
『bounce』 307号(2009/2/25)
テキスト
文/サイトウジュン(YOUR SONG IS GOOD)


ユアソンのサイトウジュンが、大好きな音楽について語りまくる連載の時間だよ!



ただいま作業中! こちらただいま作業中!ということで、友人のサカイ君の証言。〈95年、FRUITYがアクシデントから3人組状態で演奏、BILLY IDOL'S ARMY(笑)と名乗り、ミニットメンのパンク・ファンク・チューン“Search”をいきなりカヴァーしていた〉――そんなこと……あった。

同曲収録の傑作『The Punch line』(SST)はファンキィでトンチに満ち溢れたパンク・ロック。毎日聴いていた。美味しいフレーズは1回だけ! そこに痺れた。97年はダイハードでファスト・ソウルなSCHOOL JACKETS時代

アイズレー・ブラザーズ“Shout”の高速カヴァーがウィキッドな映画のサントラ『Animal House』(MCA)への愛情が暴走した夜、ファースト・カセットでのイントロSEとしてモロ使いを決意。いまだあのノリをめざす。98年はミニットメンを教えてくれたジョウタ君らと始めたザ・ダブル。

ミーターズがポスト・ロックする新感覚ファンクネスが斬新だったファイヴ・スタイル『5ive Style』(Sub Pop)を鬼聴きしながら小池一夫原作「少年の街ZF」を貪り読む。この気分でインスト・ポスト・ハードコアを演奏しまくり、ヴィンテージなマンガを掘るってのが主な活動内容(笑)って、何でこんな細かい昔話してるかというと、YSIGの10年間をブチ込んだDVD「PLAY ALL!!!!!!」を激烈に作業中なんす。この10年、こんな点と点がブッとい線になっていったことを実感。しかし10年って長いね。作業が終わらん! 以上、また会おう。

 

PROFILE/サイトウジュン



YOUR SONG IS GOODのオルガン担当/リーダー。YSIGの考えるパンク・ロックが満載の激!つんのめり盤『THE ACTION』(KAKUBARHYTHM/ユニバーサル)がリリース中。初のDVD「PLAY ALL!!!!!!」を自分でも編集しはじめました(笑)。待たせて御免! 詳細は〈www.kakubarhythm.com/ysigblog/〉で!