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長田進

30年(くらい)のキャリアを彩るさまざまなアーティストたちのなかでも、特にお付き合い濃度の高い面々を紹介!

連載
360°
公開
2010/06/25   20:03
更新
2010/06/25   20:04
ソース
bounce 322号 (2010年6月25日発行)
テキスト
ディスクガイド/金子厚武

 

尾崎豊 『放熱への証』 ソニー(1992)

すべての作詞/作曲/アレンジを尾崎自身が手掛けた完全セルフ・プロデュース作であり、また遺作となってしまったアルバムに長田はギタリストとして参加。前年には尾崎からのオファーにより、THE BIRTH TOUR BANDのメンバーとしてライヴ活動も共にしている。

 

GREAT3 『Richmond High』 EMI Music Japan(1995)

このGREAT3のデビュー作で初めてプロデュースを手掛け、ギタリストとしてだけではない今日のプロデューサーとしてのポジションが築かれたと言っても過言ではない。3作目まで参加し、さらにライヴ・メンバーとしても活躍していた。

 

Dr.StrangeLove 『Twin Suns』 ポニーキャニオン(2004)

自身のバンドを作りたいという長田の呼びかけで結成されたDSL。これは古田たかしが脱退し、根岸孝旨との2人組になってから初の作品となる3作目だ。チャド・ブレイクが初めて日本人アーティストの作品でミックスを担当したことも話題に。

 

奥田民生 『E』 ソニー(2002)

DSLのメンバーと2004年までの約10年間に渡りライヴ・メンバーとして活動するなど、民生との関わりは深い。それは長田の新作に民生が1曲提供していることからも窺える。“花になる”も収録されたこのアルバムが現時点でレコーディングに参加した最後の作品。

 

浜田省吾 『My First Love』 ソニー(2005)

ビートルズやボブ・ディランなどを引用し、初恋のお相手=ロックンロールへの愛情を振り撒いた最新作にギターで参加。その後のツアーにも同行し、ハマショーの長年のパートナーであるギタリスト・町支寛二らと共に、ステージを支えている。

 

Cocco 『キラキラ』 スピードスター(2007)

デビュー時から関わってきた根岸孝旨に替わり、本作から長田がプロデュースを担当……という流れはGRAPEVINEとよく似ている。それまでの作品では作詞をCoccoひとりで担当してきたが、本作には長田との共作詞が収録されるなどの変化が見られる。

 

佐野元春 and THE HOBO KING BAND 『THE SUN』 ポリドール(2004)

86年にTHE HEARTLANDの3代目ギタリストとして加入して以来の長い付き合いとなる佐野の通算13作目は、自身で設立したレーベル第1弾作品。ここで長田は“DIG”のみの参加だが、ライヴ・メンバーとしては現在も常連だ。

 

LOVE PSYCHEDELICO 『ABBOT KINNEY』 ビクター(2010)

作品での関わりはまだないものの、GREAT3のメンバーらと共に2人のバックを務めていることでお馴染み。また、LOVE PSYCHEDELICO+堀江博久+Dr.StrangeLove=Strange Love Psychedelicoとしての活動でも知られる。

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