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【第1回】――東京女子流

連載
ZOKKON -candy floss pop suite-
公開
2011/09/30   17:40
更新
2011/09/30   17:40
ソース
bounce335号 (2011年8月25日発行号)
テキスト
インタヴュー・文/ピ〜ス!久保田

歌詞もオトナっぽいし……苦労しました



東京女子流_A



望みは高く、果てしなく! ハイクォリティーな歌とダンス、すなわち音楽の力のみで、群雄割拠のアイドル戦国時代を逞しく生き抜く5人衆、東京女子流のニュー・シングルが到着だ! ファンキーなギター・カッティングとフュージョン・ライクなシンセが印象的な45秒間のイントロだけでもKOされる“Limited addiction”、イマドキのアイドルらしいチアフルな曲調のなかにさりげなくMJへのオマージュも込められた“We Will Win! -ココロのバトンでポ・ポンのポ~ン☆-”――こりゃもうホンキだぜ、ヤバイぐらいに!



──“Limited addiction”をもらった時の第一印象ってどんな感じだった?

山邊未夢「すごくカッコイイ曲だなあって思いました。最初に音を聴かせていただいた時はまだ歌詞がなくて、私たちだけで勝手に詞を作って歌ってたんですけど」

──へぇー! どんな歌詞だったの??

小西彩乃「もうめちゃくちゃ(笑)。好き勝手な言葉を並べて……」

新井ひとみ「エノキ煮込んで……とか(笑)」

──ギャハハハ。それはそうと、この曲はイントロの長さが軽く衝撃的だよね!

中江友梨「それに合わせてもっといろんなダンスをするのかなと思ったら……(笑)」

──でもまあ、毎回ハードルの高い曲に挑戦してるなあ。“Limited addiction”はいままでにないぐらいヴォーカルのパンチ力を必要とする曲だと思うし、歌詞もオトコのコ目線だし。

彩乃「オトコのコっぽくガツーンと歌うところもあるし、逆に優しく歌うところもあって、その差を意識してがんばってみました」

ひとみ「レコーディングの時に、〈サビの部分はもっとパンチを効かせて〉みたいに言われたんですけど、高い音域で強さを込めるのが難しくて」

庄司芽生「パンチを効かせるっていうのがなかなか表現できなかったんです」

友梨「歌詞もオトナっぽいし、気持ちの込め方がわからずに……最初は苦労しました」

──PVもカッコイイね!

友梨「これまで以上に印象の濃いものになってると思うんです。ひとりひとりの寄りのカットも笑ってないし、クールな感じで」

──ちょっとオトナっぽい表情だし。

ひとみ「自分のシーンを観るの、ちょっと恥ずかしかったです(照)」

──あぁちゃんはビショビショにされちゃってるし!

彩乃「頭の上からバシャーッとかけられちゃって」

未夢「私とめいてぃんがかけたんです(笑)」

──めいてぃんはフィルムでグルグル巻き!

芽生「ツラかったです(笑)。何にも見えないから、待っている間に眠くなっちゃって」

未夢「私はバスタブでホントに寝ちゃいました(笑)。下にスポンジがいっぱい敷き詰められてて、すごく気持ち良かったんですよ」

──うん、あれは自宅にも欲しいね……おっと、両A面のもう一曲“We Will Win! -ココロのバトンでポ・ポンのポ〜ン☆-”のことも訊いとかなきゃ!

芽生「〈Say Go! Say Fight!〉って掛け声が途中に入るんですけど、レコーディングの時にひとりでブースに入って歌うのがすごく恥ずかしかったんです。私が歌ってるのを見て、モニタールームでディレクターさんが笑ってるんですよ(笑)」

ひとみ「あっ、真剣に歌ってるぅって、釣られて私たちも(笑)」

──じゃあ、そんな姿を想像しながらお楽しみください!ってことで(笑)。




▼東京女子流のニュー・シングル『Limited addiction/We Will Win! -ココロのバトンでポ・ポンのポ〜ン☆-』(avex trax)。

4種登場しますが、音源がいちばん充実してるのはこの形態Dね!


▼東京女子流の2011年作『鼓動の秘密』(avex trax)。

言うまでもなく傑作です!


▼“We Will Win! -ココロのバトンでポ・ポンのポ〜ン☆-”を作/編曲したSeikou Nagaokaの2009年作『Romantic GOLD』(コロムビア)