タワークラシカル「2016輸入盤TOP40」＆「国内・話題盤10選」＆「タワーレコード企画盤TOP20」

今年も様々なCDが発売されましたが、お買い逃しはございませんでしょうか？ 2016年タワー・オンライン、クラシカルで売れた輸入盤のTOP40と、話題となった国内・話題盤10タイトル＆関連アイテム、そして、タワーレコード企画盤TOP20を一挙大公開します！

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クラシック輸入盤TOP40！

2016年も若手からベテランまで女性奏者の活躍が目覚ましい1年でした。第2位に輝いたコパチンスカヤをはじめ、チョン・キョンファ、ブニアティシヴィリ、グリモーにアリス＝紗良・オット…。個性あふれる演奏家がこれからのクラシック界を牽引していく力強さを感じる1年でした。そして惜しくも亡くなられた2人の偉大な指揮者アーノンクールとブーレーズの素晴らしい録音もチャート・イン。新旧の名演が揃いました。

＜第1位！＞
アーノンクール（指揮）
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ベートーヴェン：交響曲第5番「運命」、第4番

2016年3月5日に亡くなった巨匠指揮者アーノンクールの「ラスト・レコーディング」。手兵ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとの最初で最後の感動的なベートーヴェン。出版譜や原典資料を丹念に研究し作り上げられた独自の演奏譜を使用し、最後まで真摯に音楽へと向き合った至高の名演です。胸に刻みたい感動的な演奏です。！

＜第2位＞
コパチンスカヤ（ヴァイオリン）、
クルレンツィス（指揮）ムジカエテルナ
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、
ストラヴィンスキー:結婚

賛否両論。それは時代が変化を遂げる瞬間でしょうか。クルレンツィスとコパチンスカヤという奇才が生み出した奇跡は、まさに鮮烈の極み。刺激的で、聴く人へ問う独創的な解釈。曲に没入しつつ、内なる情熱を沸き立たせています。鬼気迫る演奏に魅了されてなりません！

＜第3位＞
朝比奈隆（指揮）
大阪フィルハーモニー交響楽団
ブルックナー：交響曲第7番（ハース版）

朝比奈隆の名盤復活。ブルックナーの眠る聖地ザンクト・フローリアン修道院での伝説的ライヴです。新マスタリングで秘蔵のオリジナルマスターテープから初の完全収録。

＜第4位＞
チョン・キョンファ（ヴァイオリン）
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲

チョン・キョンファが15年ぶりにスタジオ録音に復帰し、第1弾としてJ.S.バッハの“無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ”全曲を録音。正攻法の演奏で、深遠なるこの作品を艶やかに、多彩な音色を繊細に心地よい緊張感と共に聴く事が出来ます。

＜第5位＞
カティア・ブニアティシヴィリ（ピアノ）
カレイドスコープ

グルジア出身の人気ピアニスト、ブニアティシヴィリ。すべて管弦楽版も存在するピアノ曲3曲を収録。驚愕のインパクト！カティアはカラフルに彩った表現で素晴らしい万華鏡のような世界を描いています。濃厚な難曲に正面から対峙し、「凄い演奏」が生まれた！

＜第6位＞
アーノンクール（指揮）
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、他
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス

＜第7位＞
フルトヴェングラー（指揮）ウィーン・フィル、他
ベートーヴェン:交響曲全集(2010年リマスター)

＜第8位＞
エレーヌ・グリモー（ピアノ）
ウォーター

＜第9位＞
アリス＝紗良・オット（ピアノ）
ワンダーランド

＜第10位＞
パーヴォ・ヤルヴィ（指揮）
フランクフルト放送交響楽団
ニールセン:交響曲全集

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クラシック国内・話題盤10選！

放送50周年を記念し、オリジナル・スコア世界初録音を行い、根強い人気と懐かしさでベストセラーとなった「サンダーバード音楽集」。究極の歌声を持つサラ・ブライトマンとサラ・オレインの二人の歌姫や諏訪内晶子と村治佳織という二人の久しぶりの新譜にファンならずとも心が躍り、TVドラマと共に話題になったピアニスト＆作曲家の清塚信也、そして惜しくも亡くなった冨田勲氏の再評価として数々の過去作品も注目された1年でした。

＜第1位！＞
広上淳一(指揮)
東京ガーデン・オーケストラ
サンダーバード 音楽集 〜オリジナル・スコアによる

1965年制作のスーパー・マリオネーションSF番組「サンダーバード」はリアルな情景描写とスーパー・メカのかっこ良さ、そしてバリー・グレイによる素晴らしいテーマ曲が世界中を熱狂させました。当時のオリジナル譜面が10年ぶりに見つかり、その楽譜を用いて日本で世界初録音。サンダーバードのファンでもある広上淳一の熱意のこもった演奏で鮮明に蘇り、放送で使用されたオリジナル・ カウントダウン・ボイスも収録した感動のアルバムです。

＜第2位＞
サラ・ブライトマン
GALA - ザ・コレクション

全世界を魅了する歌姫サラ・ブライトマンの感動的な名曲の数々を集めたベスト・コレクション！名曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」はもちろん、日本未発表音源3曲収録！

＜第3位＞
Various Artists
ナチュラル・ヒーリング〜四季のクラシックと、日本の自然音

 四季にまつわる“クラシックの名曲”の数々を「春」「夏」「秋」「冬」のイメージに分けて選曲した癒しのアルバム。さらにオリジナルの“日本の自然音”を収録(11種)。ヴィヴァルディの「四季」全曲収録！タワー・オリジナル企画盤。

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タワーレコード企画盤TOP20！

2016年のタワー企画盤の特徴は、TOP20のうちSACDハイブリッド盤が12点を占めていることです。往年の名盤をマスターテープから新規で復刻したことも理由に上げられると思いますが、高音質盤に対する期待を感じさせる結果となりました。もちろん、通常のCD盤も多くランクインしており、今年没後20年という節目を迎えた武満徹作品が2点、そして、今年亡くなったマリナーの最新復刻盤も好評をいただきました。来年も独自企画盤にご期待ください。

＜第1位！＞
セル（指揮）
クリーヴランド管弦楽団、他
ベートーヴェン:交響曲全集
（2016年DSDリマスター）

セル&クリーヴランド管のコンビでは最重要の位置を占めるベートーヴェンの交響曲全集をSACDハイブリッド盤で新規復刻。門外不出の3チャンネル・オリジナル・アナログ・マスターを万全の状態で再生し、今回の発売のために新たに2チャンネルへのリミックスとDSDリマスタリングを行なうことで、原音に刻み込まれた圧倒的な輝きが鮮明に蘇りました。国内盤CDとしては今回が初の全集ボックス化。

＜第2位＞
アルゲリッチ（ピアノ）コンドラシン（指揮）
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイロイト放送交響楽団
リムスキー＝コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

コンドラシンの数少ないPHILIPS正規のアナログ録音2種を初SACD化！圧倒的な名演とアルゲリッチとの一期一会の熱演を、最良の音質で再現しました。本国のオリジナル・アナログ・マ
スター・テープより高品位でデジタル化した音源を使用。

＜第3位＞
セル(指揮)、
クリーヴランド管弦楽団
ベートーヴェン:序曲集

究極のクオリティで蘇るセル&クリーヴランド黄金時代の名演！第1位の交響曲全集と同様のコンセプトで制作。これまでのリマスターも含め最高のクオリティを追求し、ハイブリッドディスクとして「究極」の形で復刻を行いました。

＜第4位＞
ザンデルリンク（指揮）
シュターツカペレ・ドレスデン
ブラームス:交響曲全集、悲劇的序曲、ハイドンの主題による変奏曲

＜第5位＞
小澤征爾（指揮）、サイトウ・キネン・オーケストラ、ボストン交響楽団、他
武満徹の軌跡〜名作セレクション1957-1995

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