豪華アンサンブル・メンバーが奏でる若きメンデルスゾーンのニ短調作品群。
わずか12~15歳で弦楽のための交響曲を13曲書くなど、モーツァルトを凌ぐほどの早熟の天才であったメンデルスゾーンが10代前半に書いた作品には、不思議とニ短調の名曲が多い。本ディスクには、メニューインが1951年に発見したニ短調のヴァイオリン協奏曲や、ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲など、すでに揺るぎない作曲語法を確立しつつあった若き日のメンデルスゾーンの稀有の才能を示す作品群を、ピリオド楽器の名手たちによる豪華アンサンブルで収録。