CPO レーベル~2024年11月発売新譜情報(8タイトル)
今回は《オペレッタ》の大家レハールのもう一つの世界。管弦楽曲、ピアノ曲、歌曲を集めた6枚組BOXに、ボロヴィチ&ケルンWDR響によるグラジナ・バツェヴィチの交響的作品集第3集、バッハの評伝の著者として知られるフォルケルのピアノ協奏曲集、チプリアーニ・ポッターの交響曲集第2集など、世界初録音を含むCD8タイトルがリリースされます
ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊 『モーツァルト:歌劇《ポントの王ミトリダーテ》』 ベルリン国立歌劇場2022年上演、演出は宮城聰
ベルリン国立歌劇場によるモーツァルトの初期の傑作《ポントの王ミトリダーテ》の新演出が映像としてリリースされます。演奏は、マルク・ミンコフスキ率いるルーヴル宮音楽隊に、そしてタイトルロールのサモア出身のテーノル歌手ペネ・パティをはじめとした豪華歌手陣。さらに2007年4月からSPACの芸術総監督を務める演出家、宮城聰と日本制作チームによる上演です。ベルリン国立歌劇場が日本人演出家を招くのは同歌劇場280年の歴史上初めてのこと。日本語字幕付き
ステンハンマル弦楽四重奏団 カレヴィ・アホ: 弦楽四重奏曲第1~3番 SACDハイブリッド 2024年11月下旬発売
フィンランドの作曲家カレヴィ・アホ。多作家と知られ、あらゆるジャンルの作品を作曲しております。弦楽四重奏曲第1番は1967年、18歳の昨。第2番はシベリウス・アカデミーでラウタヴァーラに師事した2年目の1970年に作曲。第3番はその翌年の作。この作品は大成功を収め、アホの室内楽のなかで最も頻繁に演奏されています
ジェームズ・エーネス ガードナー&ベルゲン・フィル『シベリウス: ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集』SACDハイブリッド 2024年10月24日発売
CHANDOSレーベルを中心に数多くの作品を録音しているカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネスによるシベリウスのヴァイオリン協奏曲と小品集
ロマン・シモヴィチ(vn)ラトル、エドゥセイ&LSO『ローザ、バルトーク: ヴァイオリン協奏曲集』SACDハイブリッド 11月下旬発売
ロンドン交響楽団のコンサートマスターを長きにわたって務めている実力派、シモヴィッチをソロに迎えたヴァイオリン協奏曲集の登場。ローザとバルトークという、どちらも高いテンションと技術、そして高度な音楽性が要求される難曲です
飯森範親&日本センチュリー交響楽団『ハイドン:交響曲集 Vol.25』SACDハイブリッド 2024年10月23日発売
日本センチュリー交響楽団が首席指揮者の飯森範親と共にスタートした「ハイドンマラソン」は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。交響曲第57番ニ長調H、第44番ホ短調“悲しみ”、第72番ニ長調を収録。2020年10月23日(第72番)、2022年9月18日(第44番、第57番)の録音
『ベスト・クラシック100極』(100タイトル)~初プライスダウンを含む極め付きの名盤を厳選リリース!
2大クラシック・レーベル、ソニー・クラシカルとRCAレッド・シールの歴史的名盤から最新の話題盤まで網羅した初プライスダウンを含む極め付きの名盤100タイトルを、オリジナル・マスターからのDSDマスタリングもしくは24ビット・マスタリング(一部除く)、音匠仕様レーベルコート採用、高品質CD「極 HiFiCD」としてリリースいたします
小澤征爾『ベルリン・フィルと小澤征爾』(6CD+Blu-ray Disc) 2024年11月上旬発売~CD収録音源はすべて初出!
ベルリン・フィル・レコーディングスから、小澤征爾の追悼ボックスがリリースされます。1979~1996年、ベルリン・フィルハーモニーでのライヴ録音。CD収録音源はすべて初出。ブックレットには小澤征良氏、村上春樹氏の二大エッセイを掲載!CD1-6に収録されているすべての音源をハイレゾ(24bit/48kHz)で聴くことのできるダウンロード・コードを封入
シュ・シャオメイ 『J.S.バッハ:イギリス組曲』 2枚組 活動休止を経て、一連のバッハ録音の完結編!
6年間の活動休止を経て、ピアニスト、シュ・シャオメイがJ.S.バッハのイギリス組曲を録音。このプロジェクトは、シュ・シャオメイの一連のバッハ録音の完結編というだけでなく、何年にもわたり綿密な準備とシュ・シャオメイがじっくりと音楽と向き合った渾身の録音であり、彼女のキャリアのひとつのマイルストーンになる録音といえるでしょう。CDとLPで発売
ズービン・メータ&ロサンゼルス・フィル ブルックナー:交響曲第4番“ロマンティック” SACDシングルレイヤー 2024年11月27日発売
1936年インド生まれのメータは、1959年にウィーン・フィルで指揮デビューし、1962年からロサンゼルス・フィルの音楽監督となりました。また、その間に、多くの録音をDECCAと行い、このブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》の録音により、ロサンゼルス・フィルは世界的に有名になったと言われています
ゲオルグ・ショルティ&シカゴ交響楽団 ワーグナー:歌劇“さまよえるオランダ人” SACDシングルレイヤー 2024年11月27日発売
シカゴ響の響きと作品の持ち味がうまく適合した、1976年5月、ケネス・ウィルキンスン&ジェイムズ・ロックのエンジニアリングによるメディナ・テンプルでの優秀録音。当時、ゼンタ役で名を馳せていたジャニス・マーティンをはじめ、ノーマン・ベイリーやルネ・コロなどオーケストラのみならず、水準の高い歌手陣の名演も堪能できます
ヨーゼフ・カイルベルト ワーグナー: “ニーベルングの指環” 1953年バイロイト音楽祭ライヴ 12枚組 2024年11月下旬発売
この年初めて3つのヴォータンすべてを歌ったホッター、バイロイトでは初めてブリュンヒルデを歌ったメードルなど歌唱陣がすばらしく、ヴィントガッセンはジークフリートを歌った最初の年でありながら既にエネルギーに満ちあふれた歌を披露しています。カイルベルトの巧みなコントロールとあいまってバイロイトの『指環』録音中でも人気の高い名演
アニタ・チェルケッティ ヴェルディ・ライヴ集 1954-1960 14枚組 2024年10月下旬発売~伝説のヴェルディ歌手の至芸を堪能
イタリアの名ソプラノ、アニタ・チェルクェッティ(1931.3.4-2014.10.11)が歌うヴェルディのオペラ7作品をまとめた14枚組ボックス。20歳でアイーダを歌いオペラ界にデビューした彼女は、30歳で引退するまでの短い期間、世界の名だたるオペラハウスで活躍しその存在感を魅せつけました。スタジオ録音はデッカに2枚あるのみで、当時の歌唱の凄さを伝えるライヴ録音の数々は貴重な記録とされています
ヘルマン・アーベントロート・コレクターズ・エディション~レジェンダリー・エテルナ・レコーディングス 15枚組 2024年10月下旬発売
アーベントロートの歴史的録音がコレクターズ・エディションとして待望のBOX化!!旧東独エテルナ社の音源を引き継いだBerlin Classicsのアーカイブに所蔵されたオリジナル・アナログ・テープからの最新マスタリング盤としてよみがえることとなりました。マスタリング・エンジニアは欧州で今もっとも信頼のあるクリストフ・スティッケル氏が担当
ジョシュア・ベル~デッカ録音全集<限定盤> 14枚組 2024年11月下旬発売
ブラームス、シューマン、チャイコフスキー、ヴィエニャフスキ、サン=サーンス(第3番)、モーツァルト(第3番と第5番)、バーバー、ウォルトンの協奏曲、ラロの『スペイン交響曲』、フランスの作曲家による協奏的作品、さらにジャン=イヴ・ティボーデ、オッリ・ムストネン、スティーヴン・イッサーリスとの室内楽作品が収録されています。2枚のアンコール集のCDも含まれます
イルムガルト・ゼーフリート・エディション<限定盤> 20枚組 2024年11月下旬発売~往年の名ソプラノのDG録音集成!
ドイツ出身、ウィーンで活躍したリリック・ソプラノ、イルムガルト・ゼーフリート(1919-1988)によるドイツ・グラモフォンのリサイタル録音がまとめて発売されます。CD20枚組ボックス・セット。セットの中心はシューベルト、シューマン、ブラームス、そしてヴォルフによるロマン派の歌曲を集めたアルバムです
ホルヘ・ボレット デッカ録音全集<限定盤> 26枚組 2024年11月中旬発売
最後の"偉大なロマン派"の一人と称えられたピアニスト、ホルヘ・ボレットが1977年から1990年にかけてデッカに行ったすべての録音が初めてまとめて発売されます。CD26枚組ボックス・セット。限定盤
『チャールズ・アイヴズ - アルバム・アンソロジー 1945~1976』22枚組 2024年10月18日発売~アイヴズ生誕150周年第2弾!!
アナログ時代にコロンビアおよびRCAから発売されたアイヴズ録音が網羅された画期的なCD22枚組ボックスが登場!アメリカの2大メジャー・レコード会社がアイヴズ音楽普及への貢献を記録した、パイオニア的な名演ぞろい。演奏者はバーンスタイン、ストコフスキー、オーマンディ、ジュリアード弦楽四重奏団、クリーヴランド弦楽四重奏団など
マイケル・ティルソン・トーマス『コンプリート・コロンビア/CBS/RCAレコーディングズ』CD80枚組 2024年12月6日発売~MTT80歳記念!
名指揮者、マイケル・ティルソン・トーマス(MTT)が1973年から2005年にかけてCBS、ソニー・クラシカル、RCA Red Sealで録音したすべての作品が収録されています。各ディスク:アメリカ初出LPの紙ジャケットに封入(ジャケットは表裏とも初出LPのデザインを再現、ブックレットはハードカバーCDサイズ・224ページ(予定)、厚紙製クラムシェルボックスに封入
デュメストル&ル・ポエム・アルモニーク 『モンテヴェルディ:もう一つの「聖母マリアの夕べの祈り」』 2枚組
晩課の祈祷文を用い、新旧の技法を網羅的に駆使してまとめた『聖母マリアの夕べの祈り(晩課)』はモンテヴェルディの代表作の一つ。本盤はそれとは異なる作品集です。モンテヴェルディが晩年にまとめた『宗教的・倫理的な森』と歿後出版された曲集から、当時の音楽礼拝の慣習に従って聖母マリアに捧げる晩課向けの曲を抽出、マドリガーレからの転用編曲やバロック流儀の即興を交え、完全に新しい晩課曲集を構成しています