「レコード・コレクターズ 3月号」特集は“シンガー・ソングライター”
1970年代にシンガー・ソングライターと呼ばれたミュージシャンたちの筆頭に目される、ジェイムス・テイラーとキャロル・キングが共演で4月に、ジャクソン・ブラウンも3月には来日しコンサートが行なわれます。1970年にジェイムス・テイラーが「ファイアー・アンド・レイン」をヒットさせたのをきっかけに、この新たなシーンにスポットが当たり、多くのミュージシャンが登場してきました。彼らの音楽的な背景はそれぞれ違っていましたが、アコースティック・ギターやピアノを中心としたこの時代ならではの表現法やメッセージで聴衆との距離を縮め、それまでのロックともまた違った新鮮な音楽を生み出していったのでした。