レコード・コレクターズ 4月号の特集はジミ・ヘンドリクス
1966年に3人組ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンスとしてデビュー、70年9月に急逝するまで、ジミが生前に残したオリジナル・アルバムは4枚だけでした。しかし、そのあり余る才能と旺盛な制作意欲で録音した膨大なマテリアルは、70~80年代はややラフな形で、97年以降は遺族が運営するエクスペリエンス・ヘンドリクスにより慎重に整理され、段階的にアルバム化されてきました。そんなジミのカタログ配給権がソニーに移行、そのリリース第1弾として、69年2月~70年5月のもの中心の珠玉の未発表スタジオ録音からなる強力作が登場します。それが彼の新作『ヴァリーズ・オブ・ネプチューン』なのです。