インタビュー到着!噂のR&B歌姫、カルメン・ライアナ
あのデスチャのプロデューサーが贈るパーフェクト・ディーヴァ!
HIP HOP TV JAPAN RECORDS待望の第1弾リリース!カルメン・ライアナの日本デビュー盤。インディーにもかかわらず、シングル「Taking Applications」が全米R&Bシングル・チャートでナンバーワンを記録して全米で話題沸騰!
クリアーで圧倒的なインパクトを持つヴォーカル、そして多彩な表現力はマチガイなくメアリーJ.、そしてケリー・ヒルソン辺りに匹敵する実力。アルバムの殆どをプロデュースしているのは、デスチャ、B2K、ロイド等々、数えだしたらキリがない程の名曲を生んできた大御所プロデューサー、ウイリー・モーリス。 更に本アルバムで特筆すべき点は、日本のネクスト・シーンを担う若手リミキサー達による、多数のリミックス音源が散りばめられていること。同じ曲でも全く違って聴こえたり、思わず「これ、どっちがオリジナル!?」と言いたくなってしまう位、完成度の高いリミックスワークが堪能できる。日本とUSのミュージック・シーンがまた一歩近くなった、新しいコラボがここに実現。これぞ正にアーバンR&B/POPシーンをロックする、パーフェクト・アルバム!!
SPECIAL INTERVIEW!!!!!
■まず出身地を教えて下さい。
ジョージアの小さな町、コーデルで生まれ育ったわ。
■最近はどんな音楽を聴いているのですか?
最近は、ボブ・マーリー、 マイケル・ジャクソン、ローリン・ヒルかしら。ラジオもよく聴いているわ。ロックからポップまでいろんなジャンルの音楽を聴いているわ。
■子供のころからシンガーになりたいって思っていたのですか?
ええ、でも子供のころはステージ恐怖症だったわ(笑)あと美術の先生にもなりたいと思っていたの、絵を書くのが得意だったから。
■お気に入りのシンガーや影響を受けたアーティストがいたら教えて下さい。
子供のころは、ホイットニー・ヒューストンが大好きだったわ。他には、シャーデー、ジャネット・ジャクソン、アニタ・ベイカー、マドンナ、マーヴィン・ゲイ、 チャカ・カーンとか… ヴァイブスを感じたアーティストを聞く感じで、とくにプロデューサーは意識しなったわ。
■いつごろからR&Bやソウルを聴くようになったのですか?
いつかは覚えていないけど、いつの間にか夢中になっていたわ。
■いつごろから歌い始めたのですか?また作曲やプロデュースについては?
お母さんからは、私が6カ月ときから歌い始めたと聞かされているけど、本当かしらね(笑)作曲も子供のころから始めたの、でもひどかったのを覚えているわ(笑)学生のころは、ラッパーとコラボしたり。自分で考えなきゃいけないから強制的に追い込まれたことがとても練習になったわ。プロデュースについてだけど、どんなサウンドにしたらよいかとか、自分のアイディアに自信が持てるようになった、5・6年前かしら。
■シンガーとして正式にデビューする前は何をしていましたか?
普通に会社員をしていたの、でも嫌いだったわ(笑)
■アルバム『Who I Am』についてご自身ではどう思いますか?アルバムのコンセプトを教えて下さい。
すばらしいわ!私は日本が大好きだし、日本盤がリリースされてとてもうれしいわ!
アルバム『Who I Am』は、私自身をいろんな側面から紹介したものかしら。
■アルバム・タイトルに込められた意味を教えて下さい。
タイトルは、アルバムにも収録されている曲名と同じなんだけど、わたしのありままのスタイルを伝えているわ。私がどのように育ってきたか、今の状況、これからどこへ向かっていくのか、そんなメッセージがこめられているわ。
■いつも作曲はどのように進めるのですか?メロディーが最初?歌詞?ビート?
メロディーがいつも最初かしら。もし私自身が自分のメロディーに魅了されれば、
他のリスナーも魔法にかかると思うわ(笑)ギターを弾きながら作曲したり、ときどきトラックを携帯電話に入れて、それにメロディーを書いたり、いろいろだわ。
リリックは、生活の中から浮かんでくるわ。
■いつもどんな時、どんな風に曲のアイデアが浮かんでくるのですか?
ただ、そのときに感じていることだったり、生活のハプニングだったりからアイディアが浮かんでくるわ。
■制作をしている時に特に留意している点があったら教えて下さい。
どう感じるかだと思うわ。制作する最初の段階で、曲の詳細を決めたり、それに集中することはないわ。映画『燃えよドラゴン』で「考えるな、感じるんだ!それは月を指さすようなものだ」ってブルース・リーも言っているわよ(笑)詳細を決めてから曲を考えてしまうと、完璧であろうとしすぎて曲にならないわ。まずメロディーが鍵で、自然に歌詞はついてくるわ。
■将来コラボレイトしてみたいアーティストはいますか?またその理由も教えて下さい。
アリシア・キーズ、ジャネル・モネイ、レニー・クラヴィッツとコラボしてみたいわ!
みんな個性があってすばらしいアーティストだわ。
■このアルバムに参加しているプロデューサーを紹介してもらえますか?
ウィリー・モーリスが、大部分のアルバムを手がけているわ。彼とは、ソングライティングで何年も仕事をしているけど、彼の才能には驚かされるわ!彼は、ディスティニーズ・チャイルドとかたくさんのメジャーアーティストを手がけているわ。とても仲もいいわよ。彼は他のアーティストと違うことにチャレンジすることを恐れないし、いろんなタイプのサウンドを制作する能力もあるすばらしいプロデューサーだと思う。
■アルバム中で自分自身をもっとも反映している曲はなんですか?
「Who I Am」かしら、私がアーティストしてのキャリアをはじめたころの感情を歌っているから。
■アルバム中で一番気に入っている曲を教えて下さい。
まちがいなく「Anything」。この曲が私のNO.1かも。
■今回のアルバム制作を通して一番の収穫は何ですか?
アーティストとしてのクリエイティブ面とか、自分自身を高めることができたと思うわ。
■アーティストとして常に心がけていることがあったら教えて下さい。
成長すること。いつも成長しなければならないと思うけど、自然体でいればそれほど難しいことではないと思うわ。
■将来はどんなアーティスト/シンガーになりたいですか?
オールラウンドなクリエイターでありたいわ。私は牡羊座なので、逆境も打ち破ってチャレンジしたいわ。
■最近のUSのR&Bシーンでお勧めのアーティストがいたら教えてください。
最近は、ジャネル・モネイが大好き。
■最近のUSのR&Bのシーンについてはどう感じていますか?
恐れないで、もっと独創的である必要性があると思うわ。
■最近のUSのR&Bやヒップホップのシーンの良い点と悪い点を挙げて下さい。
それについては、あまり考えたことはないわ。私は他のアーティストの音楽を聴くことが大好きで、歌詞、ボーカル、クリエイティブな面でいつも刺激を受けているわ。
■2009年に東京・名古屋・大阪をツアーしたと聞いてますが、日本とアメリカに違いを感じますか?
私にとってとても大きな出来事だったのが、日本のリスナーが私をとても受け入れてくれたこと。それは、私の音楽を聴いたことがなかった人も。私が覚えているは、私のパフォーマンスに対して、みんなエナジーをもってライブをサポートしてくれたこと。日本のたくさんの人に私のライブも気に入ってもらいわ。
■日本の印象について聞かせてください。
すばらしい国で、とても美しいと思うわ。日本のアニメも見るけど、それが誕生した国を見れてうれしく思ったわ。私はベジタリアンなので食事に苦労したけど、それ以外はすべてすばらしかったわ。
■日本のアーティストとコラボレーションしてみたいと思いますか?
もちろんよ、私はいつも音楽を制作することにオープンだから。
■日本のファンにメッセージをお願いします。
みんな愛しているわ、サポートしてくれて本当にありがとう!日本でのパフォーマンスやキャリアが、私をよりいいアーティストになることを後押ししてくれています。次回、来日するときはライヴにも遊びに来てください!