【千円生活】エイジアン・ダブ・ファウンデイション セレクション

メンバーチェンジを重ねながらも決してブレない姿勢を貫き、変わりゆく時代の現実を見据えながら、力強いメッセージを伝えているADF。サウンド・ウェポンとも呼べる強力なトラックばかりを収録したニュー・アルバム、『A History Of Now』をリリースしたばかりの彼らに、タワレコ人気企画「輸入盤千円生活」の中からオススメ盤をセレクションしてもらいました。

来日公演
2011年3月4日渋谷O-EAST
2011年3月5日名古屋クラブクアトロ
2011年3月6日心斎橋クラブクアトロ

 

『A History Of Now』

ロンドンを拠点に活動するストリングス・トリオのCHI2やヒューマン・ビートボックスとフルート演奏を同時に行うネイサン“フルートボックス”リーらがゲスト参加したニュー･アルバム。ADFの持ち味であるパンキッシュなドラムンベースやバングラ・ダブが全開のナンバーはもちろん、これまでにない瞑想的なフィーリングの楽曲なども収められており、いつも以上に幅の広いサウンドを展開。ジャンルの壁を破壊する！日本盤のみボーナス・トラック収録。

 

エイジアン・ダブ・ファウンデイションが選ぶ「輸入盤千円生活」

Eminem 『The Slim Shady LP』

素晴らしいアルバム。ファットなビートとタイトなリズムがいいね。エミネムがラップをより幅広いオーディエンスに浸透させた先駆者的アルバムだと思う。

 

Super Cat 『Don Dada』

すごくインスピレーションを与えてくれるアルバム！ヴォーカルのメロディが素晴らしい。すごく共感するんだ。若い頃を思い出させてくれる。スーパー・キャットの影響は今のレゲエ・アーティストの多くに見られるんだ。

 

N.E.R.D 『Seeing Sounds』

ソウル、ファンク、そしてラップの完璧なコンビネーション。すごく良く作り上げられたオリジナル性を持ったアルバムだ。

 

Damian Marley 『Half Way Tree』

レゲエとヒップホップ見事にミックスしたお気に入りのアルバムの一つ。初めて買ったジュニア・ゴングのレコードさ。すごく刺激的なアルバムなんだ。

 

Ravi Shankar 『The Sounds Of India』

ボリウッド以外に、俺の出身国と俺をつないでくれるもの。南アジアの幅広い音楽を伝える素晴らしい例だと思う。

 

Aswad 『Live And Direct』

特別なアルバム。ルーツのスタイルにコンシャスなリリック。これを聴いて興奮した日をよく覚えているよ。

 

Public Enemy 『Power To The People』

なんてアルバムなんだ！パワフルでモチベーションを上げてくれる素晴らしいリリック。もしスピーカーから形になって出てきて自分の意識にダイレクトに訴えかける音楽があるとすれば、このアルバムがそうだね。

 

The Fugees 『The Score』

Ready or not!! 素晴らしいアルバムだね。ローリン・ヒルのヴォーカルが素晴らしいし、インスピレーションを与えてくれる。

 

Michael Jackson 『Bad』

このアルバムが好きなのは、子供の頃にマイケル（RIP）のまねをして学校でダンスしていた楽しい記憶を思い出させてくれるから。間違いなく最高の才能。様々なジャンルのモダン・ミュージックを形作ったアルバムだと思う。

 

 

Cypress Hill 『Cypress Hill』

このアルバムも、ラテンの要素が入ったファットなヒップホップを初めて聴いたときを思い出させてくれるんだ！

 

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