グローファイから派生した新サウンド!バラム・アカブ日本デビュー
現在USを中心に世界同時多発的にシーンを形成するローファイでドリーミーなシンセ/エレクトロ・テイストを取り入れているサウンドは、グローファイ/チルウェイヴ等の新しいジャンルで呼ばれ、インディー・ロック/エレクトロニカ・ファンの間で注目を集めている。
そのシーンから更に進化して注目を集めているのが、ウィッチハウス/ドラッグハウス/ホーンデッドハウス等の名称で呼ばれている新しいサウンド。チルウェイヴ系の特徴であるアニマル・コレクティヴから派生したサイケデリックでドリーミーな感覚に加え、彼等は<HYPERDUB>等のダブステップ的なサウンドも取り入れ、ダークでおどろおどろしいホラー映画のSEの様なサウンドを特徴とし、DJ達も注目している。
その代表的なレーベルとなるのが、バラム・アカブとして活動するNYの大学生、アレック・クーンがスタートさせた<TRI ANGLE>であり、この度日本でも発売されたEP『See Birds』だ。深いリヴァーヴのかかったダビーなチルアウト・トラックである「See Birds」他全5曲を収録した本作は、ウォッシュド・アウト級のシーンを代表する名作となる話題のCD化!
Witch House
ウィッチハウスはCDでのリリースがあまりないので、興味を持ったらまずはコンピでチェックしてみるのがオススメ。2作品ともグローファイ/チルウェイヴを含めた選曲なので、まとめてこの新潮流を聴くことができます。そしてアーティスト・アルバムなら、2010年に大きな話題となったセーラムは必聴!