<Rough Trade>の逸材、ブリティッシュ・シー・パワー新作
ザ・モーニング・ベンダーズやウォーペイントなど話題性のある新人を送り出し、2010年もシーンに大きな影響を及ぼした英名門レーベル<Rough Trade>。その<Rough Trade>が誇る逸材、ブリティッシュ・シー・パワーの4作目となるオリジナル・アルバムが登場。2年振りとなる本作は、プロデューサーに、前作や2009年作『マン・オブ・アラン(OST)』も担当したグラハム・サットンを迎え、英サセックスとスカイ島にてレコ―ディグ。彼らがもつ驚嘆の念や野望を映すかのように、色彩豊かなサウンドスケープが広がる意欲作。北欧神話もしくはジャマイカのディスコと2通りに読み取れるタイトルやその音楽は、偏狭的な心理状態や制限された視野に対する解毒剤的アルバムだ!
<Rough Trade Records>
名門レーベルがリリースした2010年を代表する作品たち