デヴィッド・ガーフィールド(Karizma)独占インタビュー&メッセージ動画
カリズマのリーダーであるL.A.フュージョン界の重鎮デヴィッド・ガーフィールドがタワーレコードを緊急訪問!
今回復刻されるカリズマの2作品に関しての心境から最新情報まで語ってくれました!
【メッセージ動画公開中!】デヴィッド・ガーフィールドが、下記インタビューに加えて、日本のファンの皆様に向けてメッセージをくれました!メッセージ動画を見るなら上の画像をクリック!(Windows Media)
【デヴィッド・ガーフィールド独占インタビュー】
早速ですが、カリズマを結成した経緯を教えてください。
「このバンドを結成しようと思い立ったのは17歳の頃かな。当時、ジャズとロックの融合が新たなブームとなっていた頃で、僕は個性的なジャズ・バンドをやりたい、と思ったんだ。それも各プレイヤーの腕を最大限発揮できる、とびっきりカリスマ性のあるバンドをね。その後、一緒に演奏して楽しめるミュージシャンを探し始め、一番最初に組んだのがドラマーのカルロス・ヴェガだった。カルロスと僕が核となってバンドがスタートしたのさ。」
当時、フュージョンはアメリカでも人気のある音楽だったのですか?
「そうだね。僕がバンドを始めたのは1975年だったけれど、それから70年代後半にかけてLA Expressやシーウィンドといったバンドとの交流が盛んだったよ。さらに後になるとラリー・カールトン達もベイクド・ポテトや近隣のクラブで演奏するようになって、シーンはさらに盛り上がったね。」
日本のフュージョン・ファンにとって、ベイクド・ポテトという場所はあの時代を象徴する場所なのですが、あなた方ミュージシャンにとっても特別な思い入れがありますか?
「カリズマがベイクド・ポテトで演奏しはじめたのは1978年頃かな。それから何年も毎週あそこで演奏していたよ。あの場所には本当に思い出がいっぱいあるね…。ジョージ・ベンソンやデヴィッド・サンボーンが飛び入りで演奏してくれた事もあるし、あそこで演奏するのは一種魔法のような魅力があるよ。」
今回、日本でカリズマの2作品が日本で復刻されますが、それについてはどう思われますか。
「この2つの作品は発表してから長い年月がたつけど、皆が今でも熱心に僕達の音楽を求めてくれている事がわかって嬉しいよ!特に今回のこのリイシューはSHM-CDって言うクオリティの良い盤でプレスされるそうだから楽しみだね。そうそう、実はカリズマの新作を出す予定があるんだ。」
ぜひ新作の内容を教えてください!
「3枚組になる予定で、新録曲を中心に、後は今は亡きジェフ・ポーカロがカリズマで演奏した時の音源も入るつもり。70年代から今まで、別々の時期にバンドに参加してきたメンバーがこの作品の中で様々な組み合わせで演奏する、とても興味深い内容だよ。」
あなたが最近関わった作品に、TOTOのマイク・ポーカロのリーダー作(Mike Porcaro『ブラザリー・ラヴ』)がありますが、リリースに至った経緯を教えてください。
「この作品に収録されているのは2002年に行われたジェフ・ポーカロへのトリビュート・ライヴの音源なんだけれど、マイクと僕は当時からCDにするつもりで話を進めていたんだ。でもお互いに忙しくて中々作業を進められなくてね。しかし、その後マイクがALSという難病にかかり、僕はこの仕事へ全身全霊を打ち込んだ。悲しい事にマイクはもうベースを弾く事ができないけれど、このCDには彼の本当に素晴らしい演奏が収められているんだ。」
本日は渋谷店にご来店いただきましたが、印象はいかがでしたか?
「最高だね!欲しいCDがたくさんあって、いっぱいお金を使ってしまったよ(笑)。ジョー・パスのCDはジョージ・ベンソンへのお土産に買ったんだ。あと、特に気に入ったのがタワーレコードのモットー「No Music, No Life.」だね。僕は世界中を旅して演奏をしているけど、どこでも音楽は人々を笑顔にできるんだ。音楽は僕の全てではあるけれど、世界的な不況で、最近では作品一枚作るにも前では考えられなかった苦労もある。でも、僕らミュージシャンはあきらめずに音楽を作り続けなければいけないんだ。音楽が無くなった世界はもう終わりだよ。まさに君達のモットーのようにね。」
本日はありがとうございました!次はぜひカリズマで来日してください!
「もちろんだよ!」
今回、SHM-CDでリイシューされるカリズマの2作品はこちら
2011年4月26日(火) タワレコ先行発売!
~眩しかったあの頃のサウンド~上質な大人音楽を追い求めるミュージック・クルーズ
“URBAN SOUND CRUISE”Supported by “TOWER JAZZ”
シリーズ第1弾は上記作品に加え、フュージョン名作を続々と復刻!
さらにレーベルの垣根を越えたフュージョン珠玉の名曲たちをまとめた、タワレコ・スタッフのセレクトによるフュージョン・コンピ2タイトルが、いずれもタワレコ先行発売で登場!
★グレッグ・マティソン・プロジェクト『Baked Potato Super Live!』
遂にオリジナル・ジャケットで復刻!フュージョン/ロック/AORファン、その全てをノックアウトしたライヴ・アルバム!1981年12月中旬、L.A.の有名なクラブ“The Baked Potato”で繰り広げられた、グレッグ・マティソン、スティーヴ・ルカサー、ロバート“ポップス”ポップウェル、ジェフ・ポーカロによる熱いプレイは、翌1982年、当時のCBSソニーからレコード化され、瞬く間にベスト・セラーを記録。炸裂するスティーヴ・ルカサーのギター、弾けまくるジェフ・ポーカロのドラムス、そしてグレッグ・マティソンのハモンドとロバート・ポップス・ポップウェルのグルーヴィーなベース、そのどれもがワン&オンリーな輝きを放ち、まさに、音楽のマジックとして多くのファンの感動を呼んだ名作!1999年にクール・サウンドがCDで再発、それから12年…、遂に待望のオリジナル・ジャケットでの復刻が実現!ブックレットの内容も一新しています。
●オリジナル・ジャケット・デザインの紙ジャケ仕様
●最新リマスター
●高音質盤HQCD仕様
★バーナビー・フィンチ『デジタル・マッドネス』
ベイクド・ポテト・レーベルの第3弾作品としてリリースされた、キーボーディスト、バーナビー・フィンチの1986年作。ヴィニー・カリウタ、ニール・スチューベンハウスら強力メンバーが名を連ね、ゲストには、リー・リトナーとジョージ・ベンソンが参加するLAフュージョンの傑作!長きに渡り廃盤で入手困難となっておりましたが、ここに復刻となりました!
●最新リマスター
●高音質盤SHM-CD仕様
★『GUITAR WORKSHOP in L.A.』『GUITAR WORKSHOP in HAWAII』
『in L.A.』は、1988年のオリジナル・リリース。スティーリー・ダンやドゥービー・ブラザーズのメンバーだったジェフ・バクスターに、バジー・フェイトン、テディ・カステルッチ、ジェイムス・ハーラーの4人。そして、本作で最も注目を集めているのは、ドラムにジェフ・ポーカロが参加していること。さらに、その他のメンバーも、デヴィッド・ガーフィールドを中心に、カルロス・ヴェガ、レニー・カストロのカリズマ勢や、ブランドン・フィールズ、ラリー・クライマスといったカリズマ周辺のプレイヤーが参加!スポットライトを浴びるのはギタリストながら、バンドの演奏にも耳を傾けたい1980年代後半フュージョン名作の1つ。
『in HAWAII』は、1989年のオリジナル・リリース。ハワイを拠点に活動しているギタリスト、カラパナのD.J.プラット、シーウィンドのバド・ニュアネスに、カポノ・ビーマー、フレッド・シュルーダーの4人をフィーチャー。角松敏生がプロデューサーとして参加している点も見逃せない1枚。
●K2HD最新リマスター
★『URBAN SOUND CRUISE ~BRAZILIAN BREEZE~』
『GROOVE PARTY』『MELLOW GROOVE』『ON FIRE』の企画コンビがおくる、タワレコ・スタッフがセレクトしたブラジリアン・フュージョン・コンピ決定盤。レーベルの垣根を超えた珠玉の名曲たちが1枚に凝縮!ブラジリアン・フュージョン最重要曲、ジョージ・デュークの「Brazilian Love Affair」、デオダートの「Skyscrapers」を始めとして、フリーソウル・ファンにもお馴染みの「Skin Do Le Le」まで多彩な選曲は全音楽ファン必携!
【収録曲】
1. Brazilian Love Affair / George Duke
2. En Estocolmo No Pasa Nada / Torbjorn Langborn and the Feel Life Orchestra
3. Let's Live Forever, Love / Roman Andren
4. Vod Dos Uburus / Toninho Horta
5. Stella By Starlight / Jorge Dalto
6. Trinkets & Things / Ryo Kawasaki
7. Noite Inteira / Spick & Span
8. Skindo-Le-Le / Viva Brazil
9. Preco de cada um / Cravo E Canela
10. Brazilian Dorian Dream / Isabelle Antena
11. Tombo in 7/4 / Airto
12. Skyscrapers / Deodato
13. In Every Way / Reverie
14. It's You / Joyce Cooling
15. Voo Sobre O Horizonte / Azymuth
★『URBAN SOUND CRUISE ~MAIN STREAM~』
『GROOVE PARTY』『MELLOW GROOVE』『ON FIRE』の企画コンビがおくるフュージョン・コンピ!メジャーからインディーまで、ここまで数多くのレーベルの音源が収録されたコンピは後にも先にもあり得ない!ラリー・カールトン、リー・リトナーらの人気チューン、ホルヘ・ダルト、コイノニアらのラテン・フュージョン・チューン、そして何と“神様”ジェフ・ベックのファンキー・フュージョン・チューンまで1枚に収録。これでお値段何と2,100円也!
【収録曲】
1. Rio Funk / Lee Ritenour
2. Rag-Bag / Dave Grusin
3. Hotel Du Globe / Jorge Dalto
4. Rio Samba / Larry Carlton
5. Head For The Backstage Pass / Jeff Beck
6. Grand Prix / Fuse One
7. Keep On Riding / 向井滋春
8. You're My Every Need / John Tropea
9. marcosinho / dave valentin
10. Why Not / French Toast
11. Don't Be Silly / 渡辺香津美
12. Super Groove / Super Funky Sax
13. Chuncho / Koinonia
14. Goe / Greg Mathieson Project