心あるロックを届けてくれるノア・アンド・ザ・ホエール新作
チャーリー・フィンク率いるノア・アンド・ザ・ホエールの1年半ぶり3枚目のアルバムが登場。2008年にアルバム『Peaceful, the World Lays Me Down』でデビュー、2009年に『The First Days of Spring』を発表、そして3作目となる本作はこれまでのテイストとは異なったもので、好奇心と活気にあふれ、ロマンスも感じられる心がわくわくするよな春らしい作品。もちろんこれまでの作品からも、フィンクのソングライティングは彼の世代を代表するほどの評価を得ているが、本作ではストーリーテラーとしての才能も開花。若さと年をとっていくこと、楽観主義であると同時に逃げてしまったり、失敗とプライドなどを物語りにしており、誰もが考えさせられるストーリーとなっている。
ヒア・ウィ・ゴー・マジックのジェニファー・ターナー、伝説のゴスペル・グループ=ウォーター・シスターズ、ザ・ブラック・クロウズのアダム・マグダゴールなども参加。