ギュンター・ロストがスゴイ!オルガンによるショパン:24の前奏曲が登場
ショパン(1810-1849)の24の前奏曲は、12音の全ての調性(12の長調と短調)を使って書かれています。これはJ.S.バッハの平均律に源を発し、ショパンの後もショスタコーヴィチやスクリャビンなどに伝統は受け継がれていきます。全ての調性を使うというこの試みはピアニストだけでなく、他の楽器の奏者にも大層魅力的であるようで、今までにも様々な楽器、演奏家によって、このショパンの名曲は演奏され続けています。今回オルガンを演奏しているギュンター・ロストは、この曲を録音するにあたって、驚くべきことに、ショパンのピアノ譜に全く変更を加えることなく全曲を弾き切りました。ショパンの繊細な表現はピアノでないと無理だと思う方は、ぜひこれを聴いてみてください。世界最大のロマンティック・オルガンの七色の響きを最高の状態でお届けいたします。SACDハイブリッド仕様による高音質盤によるリリースです。
【曲目】ショパン:24の前奏曲 Op.28(オルガン編)
【演奏】
ギュンター・ロスト(オルガン)
【録音】
2010年11月10-13日 ケヴェラー Stiftsbasilika
Recording Producer & Editing: Christoph Martin Frommen
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