ロベルト・ガット、エマヌエーレ・チーズィ他 伊ジャズ注目アルバムが入荷
Roberto Gatto And Lysergic Band『ピュア・イマジネーション』
イタリアのファースト・コール・ドラマー!欧米のトップ・アーティストとの共演でも知られ、前世紀のウェストコースト・ジャズを現代に再現した、シェリー・マンへのオマージュ作品『リメンバリング・シェリー』も好評だった欧州ジャズ界の重鎮ドラマー、ロベルト・ガットの新プロジェクトは、まさにオールスターと呼べる8人の俊英によって編成されたコンテンポラリー・オクテット。完成された楽曲/アレンジに、各々のインプロヴィゼーションがたくましく伸びやかに響きわたる!イタリアン・ジャズの“現在”リアルに伝える“アルボーレ・ジャズ”からのリリース。
【パーソネル】
ROBERTO GATTO (ds)
GIOVANNI FALZONE (tp)
GAETANO PARTIPILO (as)
MAX IONATA (ts、ss)
ROBERTO ROSSI (tb)
BATTISTA LENA (el.g)
ALESSANDRO LANZONI (p)
DARIO DEIDDA (cb, el.b)
Emanuele Cisi Quartet『ホームカミング』
仏、伊、蘭をベースに1990年代以降の伊・欧州ジャズ・シーンを牽引したベテラン4人がここに再会!眠れる獅子ルイージ・ボナフェーデ(p)、唯一無二のウォーキングを誇るロザーリオ・ボナッコールソ(b)、仏のエスプリに包まれたフランチェスコ・ソッジュ(ds)のサポートを得て、エマヌエーレ・チーズィ(ts、ss)の独自の詩的世界が繰り広げられる!欧州ジャズ注目作品!イタリアン・ジャズの“現在”リアルに伝える“アルボーレ・ジャズ”からのリリース。
【パーソネル】
EMANUELE CISI (ts, ss)
LUIGI BONAFEDE (p)
ROSARIO BONACCORSO (b)
FRANCESCO SOTGIU (ds)
イタリア&オランダ大注目の輸入盤ピアノ3作品
Eugenio Macchia『Living in a Movie』
イタリア“Auand Records”から、気鋭のイタリア若手ピアニストを発掘紹介する、年間に僅かなタイトルしかリリースしないと言い切る頼もしいコンセプトのピアノ・トリオ・ファンを裏切らない厳選シリーズ“ピアノ・シリーズ”3000番台を“albore jazz”が直輸入!「何もないところからいかにして興味深いメロディを引き出すか、そしてそれが現代の作曲家にとっていかに大きな課題であるか。本作には、この言葉を出発点としながら2008年以降に書き起こした楽曲が収められている。デビュー作にしてメロディを賛歌する試みであると言うことに憚りはない。5年間活動を共にするジャンリーヴィオ(ds)に加え、本作に欠かせないサウンドと色彩を与えるのはフーリオ・ディ・カストリ(b)である。(エウジェーニオ・マッキア:ライナー・ノーツより)」無名の新人にして、そのステージにはジョー・ロヴァーノやマルサリス兄弟までもが駆けつけるという、NYのアンダーグラウンドでも要注目のエウジェーニオ・マッキア。まだまだ荒削りながらも若々しく力強いスウィングを踏み、ときにエレガンスの片鱗すら覗かせながら緩急の利いたプレイを展開する。エンジニアを担当するのは、ECM緒作で知られるステーファノ・アメーリオ。
Kekko Fornarelli『Room of Mirrors』
同じく“ピアノ・シリーズ”3000番台より。「自叙的なコンセプトを持つ本作は、ミュージシャンとして、また今日に生きる一人の人間として日々感じること~考察、感情、記憶、思いつきなどに対するシンプルな疑問に端を発している。必然的に音楽はヴィジュアルを伴うアプローチ、つまり実世界とまったく同じ世界、同じ精神の状態、同じ思索を、あらためてイメージし、視覚化し、それを再び生きることを強要された自分を感じるものだった。(ケッコ・フォルナレッリ:ライナー・ノーツより抜粋)」
Wolfgang Maiwald Trio『Two Faces』
200枚限定自主制作CDを“albore jazz”が独占直輸入!オランダより届いたハイレベルな美メロ/コンテンポラリー・ピアノ・トリオ・アルバム。ドイツ生まれで、チック・コリア、ハービー・ハンコック、ブラッド・メルドーに感化され、オランダ・アムステルダムで活動。e.s.t.譲りのミニマルに削ぎ落とされたメロディ主体の音運びに、程よくコンテンポラリーなリズム・アプローチを取り入れた、優しくも洗練されたヨーロピアン・ジャズの今日的美学を伝える好盤!(2010年作品)