ヘリオス名義でも活動するキースによるゴールドムンドの新作
Helios名義でも活動するKeith KeniffによるGoldmund名義での4枚目のアルバム『オール・ウィル・プロスパー』が1年振りにリリース。今作は米国の南北戦争時代の楽曲14曲と、1990年のテレビシリーズ“Civil War”のテーマ曲として使われていた“Ashokan Farewell”をカバーした作品。Keithがいつも研究している南北戦争(1861~1865)の背景からインスピレーションを受け、その時代に作られた楽曲を彼のアレンジで鮮明に蘇らせています。その作業はマサチューセッツにある様々な家の中で5年という年月をかけてレコーディングされ、より音と聴き手の親密性を高める為にKeithが編み出した独自のレコーディング方法を施しています。それはいままでの作品でもみられたペダルを踏む音や、アコースティック・ギターの弦がこすれる音などがより耳の奥に届くような音に仕上がっています。Goldmundにしては珍しくアコースティック・ギターを多用したアレンジと19世紀の流行歌との相性が素晴らしく、彼の作品の中で最も幅広い層に受け継がれる作品となるでしょう。
・Goldmund楽曲を収録した注目コンピ!
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2011年11月09日 13:52