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朴 葵姫(パク・キュヒ)、待望のセカンドアルバム~『ソナタ・ノアール』

朴葵姫

クラシック音楽界の次代を担う『ギターの天使』朴 葵姫(パク・キュヒ)、待望のセカンドアルバムが早くも登場!
韓国仁川で生まれ、横浜にてギターを始めた朴 葵姫は、幼少の頃からその才能を萌芽。06年にウィーン国立音楽大学に留学後、さらにその才能を開花させ、ドイツ・ハインツベルグ国際ギターコンクール第1位及び聴衆賞、ベルギー“ギターの春 2008”コンクール第1位など、数々の主要な国際ギターコンクールで受賞を続けています。
04年に小沢征爾指揮によるオペラ公演に参加、また09年ハクジュホールのギター・フェスティバルに参加するなど、演奏家としてのキャリアも確実に重ねており、11年2月武蔵野市民文化会館でのリサイタルは、NHK「クラシック倶楽部」(BSプレミアム)及びNHK-FMにて放送されました。
10年7月、フォンテックより「Sueno スエーニョ~夢」(FOCD9480)でCDデビュー。レコード芸術〈特選盤〉をはじめ、各音楽誌・新聞などからも好評を得ています。
セカンドアルバムとなる本作は、柔らかなイメージの前作からは一転、天使のようなその姿からは想像もつかないような峻厳な内容を含んでいます。清冽な曲調で人気の高いブローウェルのソナタ、古典と現代が融合をみせるバークリーのソナチネをはじめ、「ベン・ハー」などの映画音楽で知られるロージャのソナタなど、ヨーロッパで若くして数多くの研鑽を積んだ、朴ならではの選曲が光ります。
世界へ羽ばたく才能―新世代のギター・ヒロインが誘う「黒のソナタ」―お聴きください。

『朴葵姫の紡ぎ出す響きは余りにも純粋、聴き手を一気に音楽の核心へと誘うため、特定の楽器を超越してしまっている。いわば「ギターを忘れさせるギタリスト」、あるいは音楽家。凄い才能が現れたものだ。・・・明るい音楽の底からじわじわ、心の暗部=夜の顔がかいま見える時、私たちが感じるのは恐怖よりも畏怖、奥行きを増した人間性への尊敬に違いない。朴葵姫は胸襟を開き、夜の世界へと、確かな一歩を記した。』──池田卓夫氏/ライナーノーツより抜粋

朴葵姫

 

【曲目】
M.リョベート:ソルの主題による変奏曲/レオネーサ/スケルツォ・ワルツ
L.ブローウェル:ソナタ
M.ロージャ:ソナタ
L.バークリー:ソナチネ
【演奏】
朴葵姫(ギター)
【録音】
2011年1月26-28日,8月23日 秩父ミューズパーク音楽堂

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2011年12月22日 16:44

更新: 2011年12月22日 17:00