ブルーグラスの次世代型スーパー・グループ、パンチ・ブラザーズ
超絶マンドリン・プレイヤー、クリス・シーリーが率いるブルーグラス界の次世代型スーパー・グループ、パンチ・ブラザーズのニュー・アルバム『Who's Feeling Young Now?』!
2006年、ニッケル・クリークのメンバーだったクリス・シーリーが、4人の技巧派ミュージシャン、ゲイブ・ウィッチャー(フィドル)、ノーム・ピクルニー(バンジョー)、ポール・コート(ベース)、クリス“クリッター”エルドリッジ(ギター)と結成したパンチ・ブラザーズ。
Nonesuchと契約した彼らは、2008年にデビュー・アルバム『Punch』をリリース。それ以来、インディー・ロック、フォーク、ジャズ、ブルーグラス、そしてクラシックなど様々な音楽的影響と高度な演奏力に裏打ちされたユニークなサウンドでブルーグラス愛好家からインディー・ロック・ファン、音楽通まで幅広い層のリスナーを魅了してきた。
2010年発売のグラミー・ノミネート作『Antifogmatic』に続く本作は、プロデューサーに、グラミー賞の受賞経験を持つジャクワイア・キング(Kings Of Leon、Tom Waits、Modest Mouse等を手掛けた)を迎え、レコーディングはR.E.M.『Collapse Into Now』等がレコーディングされたナッシュヴィルにある“Blackbird Studio”で3週間ちょっとという短期間で行われた。
伝統的なストリング・バンドの様式をとりながらも、奏でる音はジャンルを縦横無尽に駆け回る先鋭的なアコースティック・ロック。アルバム収録曲のほとんどはバンドによるものだが、「Hundred Dollars」と「New York City」の2曲の歌詞は彼らの友人、ジョシュ・リッターが手掛けている。さらにアルバムには、レディオヘッドの「Kid A」、そしてスウェーデンのグループ、ヴェ-センの「Flippen」の異色ともいえるカヴァー・バージョンが収録されている。
以前よりもバンドとしての自分たちに、そしてヴォーカルも担当するクリスはシンガーとしての自分に慣れてきたという彼ら、ますますラディカルになった彼らの音世界に注目です!
【収録曲】
1. Movement and Location
2. This Girl
3. No Concern of Yours
4. Who's Feeling Young Now?
5. Clara
6. Flippen
7. Patchwork Girlfriend
8. Hundred Dollars
9. Soon or Never
10. New York City
11. Kid A
12. Don't Get Married Without Me