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リチャード・ティーの貴重な1992年新宿での来日ライヴ音源が発見

リチャード・ティー

 1992年に発表したリチャード・ティーのリーダー・アルバム『リアル・タイム』のCD発売記念コンサートが1992年10月28日、新宿の「インディゴ・ブルー」(新宿のルミネに期間限定でオープンしていたジャズ・クラブ)で開かれた。その時のライヴの模様を記録していたテープが発見された!翌年に惜しまれつつ世を去った、ティーの最後のライブ音源。

 このライヴに参集したRichard Tee Committeeのメンバーは、ニューヨークのジャズ・シーンでは知らぬ者のいない強者揃い。ドラムスにスティーヴ・ガッド、ギターにジョン・トロペイ、ベースにウィル・リー、サックスにロニー・キューバー、そして、パーカッションにはラルフ・マクドナルドといった面々。他の追随を許さないグルーヴ感溢れる演奏はまさにワン・アンド・オンリー。

 人気フュージョン・バンド=スタッフの主要メンバーとして、時のニューヨーク・フュージョン・シーンを語るときに欠かすことの出来ないミュージシャンであり、ポール・サイモン、ジェームス・テイラーらポップス界のスーパースターたちからも絶大の信頼を得ていたリチャード・ティー。このライヴには、折から来日中のロバータ・フラックがわざわざ会場まで足を運んだ存在。彼女もまたティーの音楽に絶大な信頼を寄せていた一人でした。

 さらに、スペシャル・ゲストとしてティー=ガッドのコンビと長いこと制作を共にしていた伊藤君子が飛び入り参加、「明日に架ける橋」を熱唱しているのも、この作品の価値を更に高めている。

【収録曲】
1. ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド
2. ザ・ウェイ
3. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
4. ストローキン
5. イン・リアル・タイム
6. 愛を贈れば
7. チェンジズ
8. イッツ・タイム
9. A列車で行こう
10. 明日に架ける橋(歌:伊藤君子)

【パーソネル】
Richard Tee (p、keys)
Steve Gadd (ds)
Ralph MacDonald (perc)
John Tropea (g)
Will Lee (b)
Ronnie Cuber (bs)
伊藤君子 (vo only on track-10)

スタッフの名作たちが紙ジャケSHM-CDで限定復刻!

 

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カテゴリ : 予約 | タグ : ジャズ復刻&発掘 フュージョン リイシュー

掲載: 2012年02月08日 19:32

更新: 2012年02月08日 19:32