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【ライヴ映像】
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2012 1.21 SWEET LITTLE FLAMES TOUR at Ebisu Liquidroom


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2012年1月21日に行われたライヴ「SWEET LITTLE FLAMES TOUR at Ebisu Liquidroom」の模様を伝える熱い写真を掲載!ライヴの熱気が伝わってくるはず!!

※画像をクリックすると大きな画像を見ることが出来ます。

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photo by yuji honda


■SA presents “BIG TOP”
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●BIG TOPとはSA

「その当時の音楽シーン、特にロックの中で言われている“ジャンル”というものに対して、俺は違和感とか疑問を感じていて。
 勝手な持論なんだけど、ロックというものは最終的には全てロックンロールに帰結するって思ってるんだよ。で、そもそもロックンロールのスタートは、白人音楽のカントリー&ウェスタンと黒人音楽のリズム&ブルーズが融合したものなわけでさ、その時点で、ジャンルを分けるっていう考え方にはどこか違和感を感じてた。特にパンクっていうことでいえば、凝り固まった人間が多いなっていうのは感じてたし、2002年当時、SAが正式にバンドになりましたってときにね、俺らもSAを観たことないヤツらに観せたいって思ったし、SAを好きなヤツらにも“こういういい音楽もあるんだぜ?”っていう、もう少し音楽をグローバルに考えようよっていうことを発信したかった。それで、一般的に異ジャンルと言われる人たちとの対バンを考えた。それがスタートだったよね。それこそ当時、バンドになったSAが最初に掲げたスローガンである“否定をするな、受け入れろ”ってことだよ。

 俺だって、パンクばっかり聴いてるわけじゃないし、ビートルズやらいろんな音楽を聴いて来てるわけでさ。パンクスである前に、ロック好き、音楽好きっていうのが先に立ってる。もちろんいい音楽っていうのは一概には言えないよ? だからこそ否定をせず一回受け入れてみる、受け入れてみて自分の中で趣味に合う合わない、そこはジャッジすればいい。それをまず最初に提示してあげることが必要かなと。そう考えたときに、自ずとこういうイベントをやろう、俺らがやらなきゃダメだ、っていう使命感があったね」

 

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●BIG TOPの歴史

「一番最初は2002年秋だね。Oi-SKALLMATESと、もう解散しちゃったけどインビジブルマンズデスベッドと。オイスカはOi! PUNKの要素もあるし我々と近いところではあるんだけど、そこにインビジブルマンズデスベッドを入れたのは面白かったよね。あとWORD、彼らはBOCK DROP BOMBのヴォーカル(小島真史)がやってたバンドだし、PEALOUTにも出てもらった。まさしく異なるフィールドのバンドだけど、根底にはパンク・スピリッツであったりロックがあったよ。その当時は、SAとこのバンドをブツけたら面白れぇんじゃねぇか?っていう、それだけで良かったんだよね。それがどう転んでもいいんだよ。受け入れられなかった、それはひとつの結果だし、それは間違いではないし、ダメではないんだ。10人が10人、100人が100人とも好きな音楽っていうのは、やっぱ気持ち悪いよ。何でもかんでも面白かった、最高でしたっていうのは違うなって思ってる。でもそこに何か化学反応が起きないかな?っていう、そういうアクションは起こさなきゃいけないっていうのはあったね。対ミュージシャンに対しての意志表示もあったと思うけど、それがお客さんにも伝わればいいなって思ってた。

 でも面白いもんで、始めてから1年ちょっとでイベントは止まっちゃうんだけど、それからしばらくの間、またやってくれって言われ続けたんだよね。もちろんお客さんにはSAしか観たくないってヤツもいっぱいいたけど、ライブハウスで働いてる奴とか、ライブハウスにいつも通ってるような奴は、パンクだから観に行くとか、そういう見方はしてないんだよな。いい音楽だから観たい、カッコいいから観たいとか、そういう単純なものでいいのかなって。そこを拒否したり遠ざけてるのは、実はやり手側だったりもするんだよな」


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●BIG TOPの再開

「あれから10年くらい経ってるわけだけど、俺らのスタンスはあまり変わらず、いろんなアーティスト、いろんなミュージシャンといっぱいやって来た。そんな中で、“俺らはパンクだからコイツらにはウケないだろうな”っていうような音楽はやって来てないからさ、今回からまた始めるに際しては、もう少し、当時イベントを始めた頃よりも明確なもんがあってできると思う。もっと音楽のキャパを広げるとか、何かが生まれるとか、そこに対する期待と自信はあるな。

 あとやっぱり、BIG TOPは濃いものでありたいんだよね。フェスとかだと、20~30バンドが出てる中で、時間も短いし、どうしてもカタログ的になってしまう。だから演るほうも、“はい、盛り上がる曲全部ヤル!”みたいなね。盛り上げたもん勝ちみたいなところがあると思う。BIG TOPはせいぜい3バンド、そのバンドは全部対等であるべきだし、よりバンドの濃さや深さが観せられればいいなぁって思ってる。裏の部分とか核の部分もね。SAがやるイベントだからヘタなことはできないなっていう、出演者がそういう気持ちになるようなイベントになれればいいなって思う。音楽で本気の喧嘩したいんだよね、それって大事だと思うよ。だからこそ観る側も、何かを持って帰ろうって思えると思うんだよね。

 だからブッキングも、ただ人気あるから呼びましょうってことはないよね。それをやれるバンド、本当にいいなと思うバンドと演りたいからね。怒髪天は180度違うように見えて、実は360度、1周回って同じ匂いを持ってるバンドだと思ってる。ロックンロールというものに対して、年齢的にも同じところからスタートしてると思うから、勝負し甲斐があるよね。ボヘミアンズは若いんだけど、彼らが持つ匂いと、彼らが“ロック”というものに見てるキラキラ度、美学はたぶん近いんだろうなって思えるバンド。イベントに来たヤツらが実際に観て、どう捉えるかが楽しみなバンドだよね。俺も変態的なバンドは好きだし、どういう変態に変わるかが楽しみだね。

 カッコいいねぇ~!っていうものはジャンルじゃないと思うんだよ。愛だの恋だの歌ってるヤツでも若いヤツでも、カッコいいヤツはいるし、別に精神世界ばっかりを歌ってるヤツがカッコいいわけじゃない。カッコ良さにはいろんな種類があると思うし、そういうところを観たいし、観せてもらいたい。それも音楽の楽しさだからね」


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SA●Archive of BIG TOP

SA presents BIG TOP Vol.1
2002.11.11 at Shinjuku Loft
w/Oi-SKALL MATES, インビシブルマンズデスベッド

SA presents BIG TOP in Sendai
2002.11.19 at Sendai Enn
w/D.I.C, UNDER BRED TYKE

SA presents BIG TOP in Osaka
2003.1.12 at Shinsaibashi Muse Hall
w/小島

SA presents BIG TOP in Nagoya
2003.1.14 at Nagoya Club Quattro
w/小島

SA presents BIG TOP Vol.5
2003.1.16 at Shimokitazawa Shelter
w/The STRUMMERS

SA presents BIG TOP Vol.6
2003.2.11 at Shimokitazawa Shelter
w/PEALOUT

SA presents BIG TOP Vol.7
2003.7.2 at Shinjuku Loft
w/Oi-SKALL MATES, ASSFORT, ROBIN, GROUND ZERO(from USA)

SA presents BIG TOP Vol.8
2003.8.11 at Shimokitazawa Shelter
w/WORD

SA presents BIG TOP Vol.9
2004.1.24 at Shinsaibashi Club Quattro
w/PET, THE VICKERS

SA presents BIG TOP Vol.10
2004.1.30 at Nagoya Club Quattro
w/PET, THE VICKERS

SA presents BIG TOP Vol.11
2004.2.1 at Shinjuku Loft
w/PET, THE VICKERS

 

★最新アルバム『SWEET LITTLE FLAMES』絶賛発売!

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タグ : TOWERMOV

掲載: 2012年02月17日 17:14

更新: 2012年02月17日 19:03