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【ツイッタープレゼントキャンペーンもあり!】話題のKOJOEによるスペシャルインタビュー

KOJOE

KOJOE:新潟県十日町市に生まれ、転校に転校を経て群馬県高崎市に小学校の時にたどり着く。17歳の時に渡米を決意しNEW YORKへ渡った彼は、そこで本格的にリアルなストリートをラップで表現するようになった。BRONXそしてBROOKLYNのFLATBUSHに住んだ後QUEENSのHOLLISで落ち着く。USアンダーグラウンドを代表する名門ヒップホップ・レーベル、RAWKUS RECORDSが、「RAWKUS 50」と題してアンダーグラウンドの新鋭アーティストを50組選出し、彼らのアルバムをデジタル配信で一挙リリース。そのプロジェクトにたった一人だけ抜擢された日本人でもある。そのKOJOEが日本に帰国し「KOJOE TUESDAYS」と題し2011年3月から7月の4ヶ月間に渡り今までにないハイクオリティーの無料配信キャンペーンを決行しそれから4枚立て続けにMIX TAPEを2011年リリースし続け都内の主要専門店のチャートで全てのリリースでチャートNo.1を獲得!しかもUSでRaekwonそしてKuruptと共演し強豪を退きファーストシングルをUSコンピアルバムで勝ち取るなど話題が尽きない。そんなハードルを上げ続けるこの男の生き様を絶対に見逃すな!

 

KOJOEアルバム発売記念スペシャルインタヴュー!

●『MIXED IDENTITIES 2.0』を作り終えた際の達成感みたいなものはありましたか?

 

実はこのアルバム9割は2010年1月に録り終わっていてその時日本に帰って来てあまり時間が経っていなかったのと日本での音楽活動は殆ど皆無に近かったのもあって達成感と言うより早く名前を売ってアルバムをリリースして結果を残せる状況を作らなきゃいけないといった焦りの方が強かったですね。アルバムの半分はNYに居る頃録った曲をBACHLOGIC君のスタジオで録り直しました。残りは日本で書いた曲です。アルバムを録ったのにも関わらず出せないといった葛藤の中去年3月に「KojoeTuesdays」フリーダウンロードキャンペーンを4ヶ月間行ってかなりの手応えがあったので今年の上半期にアルバムを発売する事に去年決意しました。アルバム作り終えた達成感よりこれからの使命感の方が強いです。このアルバムからどうやって次のチャンスを作って、どうやってニュースを作り続けていくかの事ばかり考えています。(笑) もちろんいい音楽に出し切れる情熱を注いで曲を作る度に毎回もっといいものを作る努力はしています。インディペンデントでやる以上音楽を作るだけでは生きていけないので音に妥協せず稼ぐ方法をいつも考えていますね。売り易い物を作るんではなく秀でた楽曲を作り出来るだけ沢山の人達に届ける工夫を成す事に心がけています。脱線してしまいましたね、(笑) 状況と音楽共に自分が求めてる所までいけてないのでこのアルバムのリリースに対しての達成感は少しありますが全く満足はしていません。

 

●Raekwon、Styles P、Talib Kweliといった海外のアーティストが参加していますがきっかけやいきさつなどお聞かせてください。

 

RaekwonとStyles Pに関してはご存知の方もいるとは思いますが去年USでKuruptのレーベルからリリースされた「The Academy」と言う50人位USのラッパーが参加しているアルバムに自分自身参加した時一緒に曲をやらせてもらいました。そのリミックスが今回のアルバムには収録されています。Raekwonと曲が出来たきっかけは自分の「Samurydas」と言う曲がアルバム曲に選ばれた時、プロデューサーにフューチャリングのアーティストリストを見せてもらってこの曲を押し曲にするからこのリストからアーティストを選んでいいよ的な事を言われたんですがそのリストに載っていないRaekwonとやりたいと言ったら向こうサイドも曲気に入っちゃって気付いたらRaekwonとKuruptが両方フューチャリングされてました。(笑) Talib kweliは元々Jean Graeのマネージャーが自分のマネージャーでNYに住んでいるので何曲か送ったら「No Idea」気に入ってくれて速攻Recしてくれました。

 

●歌詞には英語と日本語が交じりますが、意識していることなどありますか?

 

あります。戦争に負けたこの国自体どこに行ってもアルファベットとカタカナ英語、西洋の文化に囲まれています。英語のテストなら100点取れる人達も沢山居ますが、実践で使える人達がいません。自分みたいに勉強が出来なくてもやれば喋れる様になると言う事を分かって欲しいです。英語は言葉じゃありません。体から漲る自信で話すんです。英語はこれから生き残るのに必要不可欠になっていきます。自分自身NYで日本語とフローで勝負してきました。音として認められはしましたが、HIPHOPは元々言葉が分かってなんぼです。特にUSではそうです。いくら聞こえは良くても言ってる内容が分からなければ聴いてくれないのが事実です。まず最初に自分等の世代が英語でUSと勝負し向こうの言葉で渡り合える事を証明する絶対的な必要性があります。そこで初めて向こうの業界とリスナーに日本人によるいい音楽の存在を証明し、日本語によるラップも認められる道を見出せるスタート地点に立てます。ブラックミュージックをやってる以上リズム感、フロー、内容、ソウルそして英語を最低限マスターする事が自分達の世代の責任になってきます。ハードルは高いですがしょうがない現実です。ここのハードルを超えない限り音楽を通しての世界との意思疎通は出来ません。だと言って日本語もないがしろに出来ないし日本人であるアイデンティティーを持ち続けなければいけない。気が遠くなるけど妥協は絶対に出来ません。話は長くなりましたが言葉は刀で英語が今この世で一番切れる刀なので手に入れればどの国の人間とも立ち会い勝負が出来ます。考えるだけでワクワクしないですか?(笑)

 

●今作を踏まえて、この先のヴィジョンはどのようなものでしょうか?

 

これからも精進しソウルをを磨いて世界を唸らす楽曲やプロジェクトを生み出していきたいです。日本やUSだけに限らず世界中のアーティストと音楽を作って日本と黒人コミュニティーを本当の意味で繋げる役目に少しでも貢献出来たらいいなと思います。

 

●KOJOEが信じている音と言葉とは?

 

ON(音)Recordsとブラックミュージックで信じている言葉はこれから歌い続けてくのでひと言も見逃さないで聞いて下さい。

 

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KOJOEMixed Identities 2.0は2009年に日本に帰国しましたが、半分以上その前に住んでいたNYで作った曲が多くてアルバムの内容は割合で言うと英語の方が多いので日本語訳ももちろん付けています。自分に起きた経験談を元に書いているので是非歌詞を読みながら聞いてほしいです。ファーストシングルでリリースした"Get Famous"、"Life"と"Far East Dreamin"に関しては自分でビートをプロデュースしているので是非聞いて欲しいですね。日本とUS関係なく日本人として活動しているので是非サポート宜しくお願いします。いい音楽が言語や企業の政治を越えて最後には勝つ事を証明してみせます。

 ▼1stフルアルバムからの第1弾シングル!“Get Famous”

 

KOJOE:『日本人アーティストおすすめ5選』&『影響を受けたアルバム5選』

 ▼日本人アーティストおすすめ5選

長渕剛『BEST~風~』
どんなラップよりもこのアルバムを聴きました。NYに居た時もラップの詞を書くのに大活躍してくれた一作です。一番好きなのは「ガンジス」で特に描写的な詞にとことんやられました。行った事もないガンジス川や国の情景が合ってるか間違ってるかは別としてくっきりと映像として浮かんだ事が今でも詞を書く時の見本とさせてもらっています。(笑) 男気ALL DAY!!

 

ブッダブランド『黒船』 (※申し訳ございません現在お取り扱いしておりません。)
これは言わずと知れたクラシックですね。雰囲気とフローに完璧持ってかれました。説明のしようがないぐらいやられました。正直歌詞は当時意味が分からなかったですがそれどころじゃなくとにかく遅れは取るまいと必死こいて人間発電所練習しちゃいました。当時ヒップホップを聞き始めたリスナーの登竜門的な一枚だったんじゃないかな。
 

 

Mr.Children『BOLERO』
元々歌は結構好きだったのでこの辺は色々思い出がありますね。カラオケでes~Theme of es~歌っては女の子を口説いてるつもりになっていました。(笑) 歌詞も好きでしたね。歌謡曲もいいものはいい!

 

道(Tao)『Lost Identity』
日本帰って来てから一番やられたアーティストの一人。一緒に去年Raekwonと出した"Samurydas Kojoe ft. Raekwon & Kuruptのリミックス「侍野郎」を出したんですが、その時のフューチャリングでも参加していますが熱い男です。2010年にドロップされたこの1枚は某サイトでなんと10000円のプレミアプライスで売っている幻の作品。(笑) 今の日本に絶対必要な1枚です。

 

UA『11』
普通にリスペクトする日本アーティストの一人。今聞いても彼女の作品は安心して聞けるし音やスタイルが早過ぎて今聞いても丁度いいと思うぐらい個性と味がある1枚。NYに居る頃よく日本のアーティストで誰がいいって聞かれるとUAと長渕のアルバム聞かせてました。笑 リアルにUAと曲がやりたいです。

 ▼影響を受けたアルバム5選 

 

Donny Hathaway『ソングス・フォー・ユー LIVE! 』
Queensに住んでる頃に元上さんの親父さんのレコードコレクションの中で出会った一枚。人生の岐路に立たされた時に見つけたのでタイミングと内容があまりにも自分に話しかけられてる様な感覚に陥りました。この一枚に人生救われたと言っても過言ではありません。この人なしではスティービーもいません!この世のアーティストで1番好きです。

 

Nas『LostTape』 (※申し訳ございません現在お取り扱いしておりません。)
まだウォークマンを使ってる頃にNYのFatBeatsの近くにあったCD屋さんでカセットで買いました。(笑) テープが伸びるまで聞きましたね。捨て曲が1曲も無く、リリックが半端ないですね。"Drunk by myself"を聞きながら自分も酔っぱらいながら糞な人生を考え直して朝起きて"Durag"を聞きながらDuragを頭に付けてストリートを駆け抜けて"Purple Haze"を聞きながら。。。。とにかくこの1枚で英語をかなり学ばさせてもらいました。絶対買わないと駄目な1枚!!Queens!!
 

 

Musiq Soulchild『Aijuswanaseing』
R&Bの中で一番やられました。彼のリフやランに歌詞、全て言う事はないです。自分が歌いたくなった理由の一人でもあります。この1枚は未だにいつも聞いていて全く古さを感じさせないし飽きません。これから歌を歌いたい人はMusiqを練習すべき。

 

Jill Scott『Who is Jill Scott』(※申し訳ございません現在お取り扱いしておりません。)
彼女の最高傑作のこの1枚にはやられたと同時に聞く度にNYの映像やその時の生活がくっきりと頭に浮かびます。彼女は歌もうまいですが、とにかく歌詞が半端じゃないです。自分が住んでたハリスクイーンズにもこんな感じで歌えて強気の近所のおねぇチャンがよく居ました。(笑) この1枚もマスト!!インテリなのに色気があり過ぎるこれを聞いて子作りに励んで下さい!

 

Mobb Deep『The Infamous』
これは絶対に外せない1枚。元々クイーンズに住んでいたので地元レップ!聞く度に暴れたくなります。クイーンズの悪のヒーロー的な存在。今のジェネレーションのソフトなラップ聞いて育ってる諸君!絶対聞かなければラップは語れません!

 

▼KOJOE参加作品もあわせてチェック!

 

 

カテゴリ : キャンペーン

掲載: 2012年03月15日 11:34

更新: 2012年04月10日 09:25