バボラークによる“モーツァルト&ハイドン 協奏曲&交響曲”シリーズ第2弾
モーツァルト&ハイドン 協奏曲&交響曲シリーズ Vol.2
バボラークの最新アルバムは、前作に続きホルン奏者としてモーツァルトとハイドンの協奏曲を吹きぶりで収録し、更に指揮者として自身が結成させたオーケストラ“チェコ・シンフォニエッタ”と交響曲の演奏のアルバムVol.2です。協奏曲本編の見事な完成度とともにバボラークのオリジナルによるカデンツァは、自由な発想力と驚愕のテクニックに感嘆させられます。交響曲では特徴である対位法の起承転結が目にみえるほどに美しく構成された演奏を繰り広げられます。まさにそれは、温かい血の通った音楽、古き良きチェコの伝統と革新を感じさせます。
【曲目】
モーツァルト:ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K417
モーツァルト:交響曲 第38番 ニ長調 K504「プラハ」
ハイドン:ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 Hob.VIId-3
【演奏】
ラデク・バボラーク(ホルン&指揮)
チェコ・シンフォニエッタ
【録音】
2011年12月(協奏曲)、2012年2月(交響曲)
プラハ,ドモヴィナ・スタジオ